月まとめ

2018年7月31日 (火)

今月のまとめ(H30/7)

そろそろ2度と読むことのないいらない本を売りに行きたい。5年前くらいに200冊まとめて売ったきり。少なくとも300冊くらいは売れるはず。問題は整理できてないこと。どうしよ。

恥知らずのパープルヘイズ-ジョジョの奇妙な冒険より-
集英社文庫 上遠野浩平著
文庫化されたので、買ったはいいけど、やっぱり1年積んでいたという。
基本、1部派の原理主義者だけど、5部はまあ上から数えた方が早いくらいなので、まだ読む気になり。
フーゴ視点で5部後日譚。フーゴ視点だけど動かしてるのはジョルノで、ジョルノからすればもう全部分かっててフーゴを再仕官させるために、過去清算のお膳立てしてやったんだみたいな感じの。
ジャンプ作品映画によくある、原作で印象的なセリフやシーンを入れておけば喜ぶんだろお前ら、みたいな要素もあるにはあるけど、ジャンプ映画のそれほどには強引すぎもせず、それなりに自然な形で差し挟まってるのは作家力故か。
あんまり好きな売り方じゃないので、売れるんだろうし、そういうのも必要でしょう。乙一のもいつか読むかもね。

兼業作家、八乙女累は充実している
メディアワークス文庫 夏海公司著
SEと同じ世界で、まったく別のお話、みたい。JT&Wとか出てくるから、本編は終わってるにせよ、どこかでつなげてくるかもしれない。
やりがいに比重置かれてるけど、人生ってバランスだよねと思ってる自分には、あんまり刺さらない作品でした。工兵もそうだったけど、手段を目的にしちゃうのは面白くない人生ですよ。コメディだったSEはそこまで気にならなかったけど、こっちはそういう意味でちょっと浮付いてるかなあ。そもそも作品を作りたい人と、作家になりたい(でいたい)人とは別の人種だし。応援するのは前者、後者はクズ認定してますからね、自分。

空色の小鳥
祥伝社文庫 大崎梢著
帯で大体想像の付く話。大まかには、子供の頃引き取られたお屋敷への苦い思い出に、手駒手に入れてリベンジ考えたけど、作戦実行の中で主人公が成長していく過程が描かれていて、結果リベンジもならなかったけど、現実を受け入れられるようになっていてすっきり、みたいな感じ。
元々我慢強い主人公だけど、周辺を固めるキャラもうまく配置されていて、お屋敷関係者以外は特に虫唾も走らず。思うのだけど、そういう上流の方々はそのくらい切実に地位と財産に対して、フィクションはそうとしてもリアルの人もああなんでしょうかね。
解説が字の海。文字数大幅にオーバーするほど書いて、詰めるだけ詰めたけどまだ削り足りない、みたいな空気が伝わってくる文章です。もっとすっきり書いてくださいな。

ウェイプスウィード ヨルの惑星
ハヤカワ文庫JA 瀬尾つかさ著
木星圏から地球にきた研究者が現地人の少女とBMG。だけどBMGっぽい要素はない。SF仕立てだけど、あんまりSF的土台も微妙な感じ。電脳化されてるコロニー人がクローン技術を背景に命をわりと軽く見てるあたりとかごく一部を除いて、背景の説得力は希薄なのでもうちょっと厚めにほしい。ので、SFというよりは、展開とドラマかな。ヨルがエルグレナとくっついてミュータント狩りされるみたいな方向の。
続編ありそうな途切れ方(終わり方とは言わない)なのだけど、どうなんだろ。

4冊。今月は空色の小鳥1択。この作者の他作品もそのうち読んでみたいところ。

2018年6月30日 (土)

今月のまとめ(H30/6)

はやり目になって、モニタ見てられなかったので、6月分書く気にもなれず、大分良くなってきてようやく。

メカ・サムライ・エンパイア 上 / 下
ハヤカワ文庫SF ピーター・トライアス著 中原尚哉訳
前作
USJから引き続き。久地樂とグリゼルダはいいキャラ。前作もそのくらいパンチがあればよかったのに。ていうか、神経直つなぎするにしても四肢切断までは必要なくね。技術の過渡期ってことなんかなあ。でもだからこそグリゼルダが魅力なのだけど。そういう背景まで含めてSF要素。前作はそういう部分に特化してたけど、今作はエンタメ度アップしてて、そのあたりが自分的には好きです。
ナチスとの対決になりそうな次回作も楽しみ。このエンタメ感からすると、最後に勝つのはアメリカってことになるのかなあ。

幕末姫─葵の章─
集英社みらい文庫 藤咲あゆな著
前作
どうしても慶喜が軸になるよなあ。な時代。嫁たちから歴史を見たらちょっと違うかもよみたいな無理筋シリーズなので、戦国でも幕末でもまあ同じように楽しめばいいのでは。相対的に慶喜の株を下げつつ家茂や家定の株は上がるかもしれないけど、でも和宮はやっぱり評価上がらないよ。
思ったんだけど、日野富子とかこうやって1冊書いてみたらちょっと面白いんじゃね。

スーパーカブ 3
スニーカー文庫 トネ・コーケン著
前巻
女子らしさ皆無。それがいい。ラノベだからって媚びる必要なし。まあJKの時点で媚びてないわけでもないだろうけど。
新キャラ慧海がちょっと薄い感じなのが残念だけど、カブで富士山に至るまでの日々や人脈とか意思とかそんなあたりを淡々と。その後の故障対応にしたって、積み重ねがあれば乗り越えられるよカブはすごいんだよ本田宗一郎最高藤沢武夫最高、ってそんな根っこが見える作品。
一般小説に近いけど、一般小説なら恋愛からめそうなところ恋愛からめてないので読みやすいです。

猫が足りない
双葉文庫 沢村凜著
猫を追いかけて周囲に迷惑をかける人妻をなだめるべく動く無職男子が事件に巻き込まれたりする1冊。色々あって、スポーツジムに就職できてよかったね。で。

大正箱娘 怪人カシオペイヤ
講談社タイガ 紅玉いづき著
前巻
何で2巻買ったんだろう。1巻そんなに好きでもなかったと思うんだけど。うららは気になるけど、それ以外特に魅力ないんだよなあ。
そもそもミミズク読んでない自分は多分入口に立ってない。3巻が最終巻なら読むかも。まだ続くようならもう買わない。

6厚は6冊。SF熱が多少増えつつある2018年。MSEでいいんじゃないかな。

2018年5月31日 (木)

今月のまとめ(H30/5)

5月は今まで以上にもっと時間作れなくなるような事件があったのだけど、先月以上に読めてるし、デレステもSSSになれてる(予定)し、といって仕事ぬるかったわけでもないし、思ったより時間作れてるかも。但し、尖ることは無理。バランスよく時間を割り振れば色々できるかなといったところ。

はなとゆめ
角川文庫 冲方丁著
実は冲方丁初読。清少納言のチラシの裏をカタチに。でもこれ読んでもやっぱり清少納言の評価が変わったりとかないよね。中宮定子の株が上がったくらい。概ね昔からの印象そのままです。
とはいえ、清少納言の狂言回しぷりが軽妙で、冲方やっぱり売れっ子だけあるなと思ったのでした。いつかマルドゥックも読めればな。

ストライク・ザ・ブラッド 18 真説・ヴァルキュリアの王国 / APPEND1 人形師の遺産 / APPEND2 彩昂祭の昼と夜
電撃文庫 三雲岳人著
前巻
結構溜めてしまったのでまとめて。飽きてるけど、でもラ・フォリア出てくれたらそれだけで楽しいですよ。理想の嫁に近い。もう少し弱みもあると完璧なんだけど。
モグワイもついにグレムリン化か、みたいな見せ方もあったりしたけど、それはまだだったらしい。まあいいから早くまとめられてほしいものです。

青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない
電撃文庫 鴨志田一著
6巻。分かりづらいけど、これが8巻。どうやら7巻を読み忘れてたぽい。買ってるのか買ってないのか。
7巻読んでないと8巻が分からないことがあるような流れではなかったけど、この作品の着地点が見えないのは相変わらず。文章力だけで読ませてくれるのはありがたいけど、いつまで続くのって気分で読まされることの苦痛。やっぱりラノベなんて読むもんじゃないのかも。もちろん作品はつまらなくないですよ。気分がつまらないだけで。
読み終えたところで、愛の葉Girlsの大本萌景さんのニュースが目に入って、微妙に被ってね?とか思ったり。ウマ娘の放送に合わせて同名馬の訃報があったりしたこととか、世界のリンクを微妙に感じる今日この頃。※もちろん気のせいです。

戦国姫─松姫の物語─
集英社みらい文庫 藤咲あゆな著
前巻
読書の合間のワンクッション。何かを求めて読んだわけでもなく。とりあえず最近信忠は美化されすぎじゃないですかね。
もう1冊新刊も出てるので、それもそのうち読みます。

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上 / 下
ハヤカワ文庫SF ピーター・トライアス著 中原尚哉訳
前から読みたいような面倒なような感じでたゆたっていたところ、パシリムアップライジングを観た流れで読む踏ん切りがついたというか。
しかし魅力あるキャラ少ないな。若名将軍とクレアくらいしか気になるキャラいなかった。どっちもすぐ死ぬし。まあほとんど死ぬんだけど。そんな本編はおまけ。大事なのはラスト、と。
近況あとがきとは一線を画すフィリップ・K・ディックまとめはとてもよかったです。ラストを描いてからそこに本編を付け加えたというその流れも。そのラストのために仕事できてますよ。よくできてます。
引き続きMSE読んでます。

8冊。清少納言が一番時間かかった。USJは思ったよりサクサク。
お薦めできるような1冊は特になし。でもまあ冲方は深みがあった。理想の物書きの1人じゃないかな。

2018年4月30日 (月)

今月のまとめ(H30/4)

4月は台湾がすべて。行く前も帰ってからも。本なんか読む時間あるわけもなし。

スーパーカブ 2
スニーカー文庫 トネ・コーケン著
前巻
レーベルはラノベだけど、ラノベしてないところが好みだったか、2巻も積みはしながらも読む気になるくらい。バイクとは生き様。その硬派さが魅力かなと。3巻も買って読む予定。

雨の降る日は学校へ行かない
集英社文庫 相沢沙呼著
はるかぜちゃんの解説が最悪。これ以上ないくらいのチラシの裏。なければいい余韻のまま読了できたのに。

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘I」
TOブックス 香月美夜著
読書好きって好奇心ありきだと思うのだけど、その段階を経ずに本本言ってるから、背景を薄っぺらく感じるという、典型的な設定上滑り。何かあっても、それは母に巻き込まれた影響で、本人から出てくるものでなし。まったく魅力を感じない主人公。
まあ異世界で目を付けられてこれから色々やってくよ、という承認欲求的な異世界転生お約束展開の先を楽しみにする人は多いのでしょう。自分はここで離脱します。

3冊。ホントはもう1冊ストブラ読んでるけど、5月分に計上します。アペンド2冊くっつけて。
この3冊からじゃ、もうカブしかないね。でもおすすめっていうポジションではない。

2018年3月31日 (土)

今月のまとめ(H30/3)

SSSのためにラノベ率上げておきました。そもそも冊数少ないけど。

薬屋のひとりごと 7
ヒーロー文庫 日向夏著
前巻
久しぶりに面白い巻だった。医官付き官女として宮殿戻り。新しい同僚が普通なら避けそうなところ、猫はまあ心が広いことで。
基本的には新キャラ紹介と次の展開への下拵え。巫女はその出汁。よく描けてます。壬氏がんばれ。多分読者はみんな応援してる。

幼女さまとゼロ級守護者さま
GA文庫 すかぢ著
これは擁護できないや。無駄に改行多いのはADVウインドウ表現に寄りすぎだし、そうでなくても理屈先行で、面白さが置いてけぼり。すかぢの人はインプットがんばってるのは分かるけど、アウトプットが形になってないですね。twitter追いかけるだけで、作品は、特に書籍はもう見なくていいや。エロゲは場合によっては触ることもあるかも。今さらそっちに戻るとも思えないけど。

イレーナ、失われた力
ハーパーBOOKS マリア・V・スナイダー著 宮崎真紀訳
前巻
最近の舶来小説で一番お気に入りのシリーズ。とにかく個の独立性が際立ってよく。
今回、ジェンコが主役の一翼を担ってるのがちょっと面白い。かわいい暗殺者もよく動くし絡む。軍曹は影薄かったけど。
ヴァレク側は現況にダブらせるように回想シーンを毎回差し込んでくるのが、今回のテーマっぽいけど、最高司令官がますます超人化してて、とすると前国王もそれはさぞすごかったんだろうな。この程度の描写で終わらせるのもったいないくらい。ヘッダについても今後また書いてほしいかも。
この先、アイリスと対決することになって、シティアが荒れそうな予感。逃げた連中も絡んできそうだし、続刊に期待しましょう。自分に英語版読める能力があればよかったな。

ワンワン物語~金持ちの犬にしてとは言ったが、フェンリルにしろとは言ってねえ!~ 1 / 2
スニーカー文庫 犬魔人著
タイトルから内容に、ここまで差分のないパターンも逆に珍しいのかも。何か1巻読んでる最中に2巻出たのでそのまま流れて読んでしまったけど、冊数嵩増しの意味合いが強いよなあ。もちろんつまんなかったらそんなことするわけないので、ちゃんと楽しんで読めはするのだけど。だからといって人に薦めるかといったらまったくNOだけどな。このジャンルはそういうジャンル。

ラスボスちゃんとの終末的な恋愛事情 2
GA文庫 伊藤ヒロ著
前巻
ずいぶん積んでたけど、この調子だと3巻出ないんだろうな。出てたら追われてこれも読んでたと思うし。理由合って積んでたわけじゃないけど、読まなかった理由もそれとなく。

りゅうおうのおしごと 8
GA文庫 白鳥士郎著
前巻
番外の短編収録しながら供御飯さんのお話。纏めてくれて助かります。そんな付録番外のために別メディアとかもう2度と買いたくないので。
供御飯さんは可愛いんじゃないですかね。でもだからといって、8巻?そんなに?本編差し置いて?と思うくらいにはお腹いっぱいなんですよ。
あと、あとがきで身の回りのこと書く比重がこのところすこぶる高まってるけど、お涙頂戴からのろけに進んで、今はまだ筆者への信頼がそれほど落ちてないから許せてるけど、これ他の作家がやってたらノータイムで投げ捨てるものですよ。身辺のことよりも作品について語ってくださいな。

7冊。薬屋とイレーナが新展開で、これは先が楽しみ。他も続刊読まないとはいわないけど、何を措いても読みたい本ではないわな。

そろそろ紙硝子真実に手を付けたいところ。SFに寄ってUSJとかアルテミスとかに走るのもいいかもしれない。読みたい本はたくさんあるのよ。デレステを押しのけてまで読むほどの時間がないだけで。

2018年2月28日 (水)

今月のまとめ(H30/2)

読書熱上がってます。先月読んだアイドルのおかげ。そういやこれもチェックしておくべきなんだろうね。インタビューまでゲージ振り切ってるよ、この人。ホント、いい意味で瘋。

ぼくたちのリメイク 3 共通ルート終了のお知らせ
MF文庫J 木緒なち著
前巻
つくづくえれっと絵効果の絶大さを感じる。展開がバタエフェっぽくなった。ルート変えて失敗するフラグ。どうせどこかでまた別ルートだろ。こうなると、正直、先を読みたいとまったく思わない。でもえれっと絵があれば多分我慢できる。
1時間かからず読めることが最大の売りだけど、逆に言えば内容が薄いとも。一長一短。

もういない君が猫になって
徳間書店 梅原満知子著
単行本時は、キャットショップあいざわの奇跡。定番のお涙頂戴。3本のお膳立てのままの流れだったらひと山いくらで終えてたろうけど、4本目の本編の転がし方でちょっと評価アップ。カナエさんとの絆こそ主軸と思えば、未来の使い方もやむなしなのか。これは難しいな。といってこの設定じゃ生き残られても困るだろうし。むしろお姉さんもうちょっと厚くフォローしておいて、そこくっつけてカナエさんとこ連れてけ、くらい。
猫懐かれ犬嫌われって設定が最初の説明以降まったく働いてないけど、よかったんだろうか。

終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか? #05
スニーカー文庫 枯野瑛著
前巻
マゴメダリとナイグラートの方を描いてくれると多少落ち着きます。オデットの偽悪スタイルはこの作者のカラーでしょう。もう散々書いてきてるし、今さらいらないと思うのだけど、それでも締めに向かってくれないとどうしようもないし。2シリーズ、いらなかったんじゃないですかね。この作者の魅力を最大限に引き出すなら5冊以内で収めるべき。理想は3冊。そう思ったのでした。

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン XIII / XII
前巻
13巻読んでから12巻読んでないことに気付きました。飽きてる証拠。10冊超えたら仕方ない。
13巻は面白くはなくともつまらなくもなく、楽しみました。マシューとポルミの結婚とかおめでたくもあるし。
それより12巻。これねー、見せ方にも拠るんだけど、1巻でやらなきゃいけないことだと思う。のが最近の自分の考え。SFのつもりだとしたら尚更。
ヤトリの衝撃の反省から今から緩和しとくか、でもないだろうけど、ラストのアナライ博士との最後って哀愁も、イクタ死ぬのね、って。そのひとことはなくてもよかった気もします。それだけ書いて死ぬのが博士じゃ弱いし、匂わせて死なないんじゃそれもどうよってなるし。どう締めてくるのやら。

たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に
祥伝社文庫 佐藤青南著
ミステリというよりモンパニかと思いながら読んでたけど、最終的にミステリで落ち着きました。しかしコーヨー悲しいね。誰も幸せになってないよ。まあ全部峯岸さんの撒いた種なので、とばっちり以外の何者でもないのだけど。
基本的には面白いと思うのだけど、コーヨーの設定に無理を感じてしまうところがちょっと引っ掛かり。度を超す人の好さから、それで2人が救われるのはいいけど、人が好い理由が峯岸さんや奈々ちゃんみたいに背景描かれてないもんだから、すごくバランス悪いという。そのあたりもう少し押さえられていればもっと評価上がったのだけど。惜しい。

ほま高登山部ダイアリー
ガガガ文庫 細音啓著
1年くらい積んでた本。登山物というジャンルが好きなんですよ。だったら積むなよ。
冬馬も縁も、いいこかもしれんけど弱すぎ。変態メガネも設定の濃さの割に弱いし、部長がどうにかって程度。ていうか全部ガブちゃん。いじられるためだけに作られて、どんなにいじられても穢れずに健気に部員をまっとう。どこまでピュアなの。ほのぼの作風でも泣けてくるレベル。
しかし金時山の描写なさすぎやしませんかね。登山を始める準備までが登山です。

魔法少女のスカウトマン
電撃文庫 天羽伊吹清著
まどか、育成計画、ゆゆゆなんか匂わす必要ないのに。それさえ目を瞑れば充分面白いと評価できる。ラノベ仕様に合わせてあってエロギャグ物だけどエロ成分はなし。恥ずかしがる女の子はいじり甲斐ありますね。という柱を中心に話を膨らませて。やっぱり魔法少女はラノベにするのにいい題材だと思います。
直系の先祖は魔法少女大戦だと思うけど、もう少しグリッド狭め。敵も強め。4章立ての構成もしっかりしてるし、キャラの魅力も、背景設定も、よく考えてバランスよく使ってるなと思える出来。ハーレムにするにも無理なく、もちろんハーレムにもなってなくて。というか、色気は皆無なので。これにエロや色気を感じる人は、その人の頭が色ボケしてるからだと思います。あくまでもユーモア。
そういえばデビュー作?のシースルー?あれ、積んでて読んでないんじゃないかなと思います。あの頃は片っ端からラノベ買い漁ってたので、積みもそれはもう半端なく。

中二病だけど恋がしたい! 4
KAエスマ文庫 虎虎著
前巻
オールスター。アニメ主要キャラだけでなく、風鈴ちゃんも虹先輩も夢葉もスポットライト当たってて、非常に満足です。もちろん六花はかわいい。それは間違いなく。でも、年始の劇場版もそうだったけど、前巻から中二病よりもかわいさに軸が移ってしまっているので、これ以上傷口を広げないうちに締めていいと思うんですよ。そんな希望。

この星空には君が足りない! 2
KAエスマ文庫 有丈ほえる著
前巻
宇宙創世のお話しに。星像はそれでもいいけど、神園宇宙の神たちはどうだろうねえ。これ以上設定に無理をさせるのも苦しいかなと。星系作るのはいいよ。星メインだし。それを、ヒトデやイルカ出すのは何なんですかね。神話にしたいのか宇宙の話にしたいのか。
育てたら面白くなりそうな部分も大きくて、もう少しライトノベルならぬライト神話を見守ってあげたい気分はあるけど、いい方向で掘り下げてきてくれるのかなあ。もう少しだけ様子見。

まんざいせんか
KAエスマ文庫 宮来あじ著
冬アニのヴァイオレットエヴァーガーデンからの流れで、京アニ3連読。これ、前に買って積んでたのだけど行方不明になってて、もう1冊買うハメに。ヴァイオレットエヴァーガーデンどころかファントムワールドと同期だもの。そりゃ古いよ行方不明にもなるよ。それでも再購入する気になるのが京アニ効果。買った記憶が間違いということでもなく、京アニ通販履歴に残ってる。なおツルネはどんなに面白かろうとも腐に侵略されるのが分かってるのでスルーです。しょうがない。
遠ざかりたくても、亡くなった父親の影響で漫才に縁があったり、周りに巻き込まれたり。いこっち可愛いから全部許してやれ。話はほとんど父と息子の家族愛な話だったけど。
普通に面白いと思います。脳内で再生されるコントって、理想の形で再生されるからなんだけど。たとえば実写化されると間違いなくクソになるんですよ。アニメでも半分程度。お笑いを題材にした作品はそういうところで、映像化へのハンデがあってなかなかきびしいですね。

殺人特区
ハーパーBOOKS リンゼイ・カミングス著 村井智之訳
箱庭ディストピア物。メドウとゼファーの2方向から話が進むけど、基本的に同一地点時点で、あんまり話の膨らみはなく。母ちゃんも父ちゃんもずいぶん勝手なことで。ていうか、まずキャラに魅力が足りなくないですかね。
続編の致死遺伝子は買わなくていいかなあ。

JKハル足して13冊。今月はどうしよ。スカウトマンとまんざいが好みではあるけど、人に薦めるならまんざいかな。KAエスマ文庫はもう少し入手難度を下げてほしいものです。

少し前からKindleちょっとほしくなってきていて、でも今の職場は電子機器持ち込み不可なので昼休みに読めないんじゃ意味ないやってやっぱり足踏みしているのだけど、それとは別口でデレステの女子寮が限界にきていて、対策としてサブアカ用意してNとRはそっちで賄えばいいんじゃね、そしたら女子寮180枠空くし!って閃いて、それならどうせ動作は大したことない安androidでいいよね、読書もデレステも本格的に使わないならKindleじゃなくFireにすればいいんじゃね、ついでにiPadmini4も16GBじゃ水際すぎてもうProにするしか道がない、ってのが現在の自分の環境です。
でもFireにする意味あるんだろうか。kindleと安android両方買った方がいいんじゃないかとも思うわけです。性能が怪しいのでHD10になりそうだし、できれば10インチにしたくなくて8インチタブレットのままでいたいのにそこでmini4まで10.5Proにしたらますますかさばることになるし。
サイゲが女子寮拡張してくれてデレステの容量抑えてくれたら全部解決するんですよ。どうにかなりませんかね。
読書熱が上がっていようとも、デレステが世界の中心であることは変わらないのでした。

2018年1月31日 (水)

今月のまとめ(H30/1)

ご存じのとおり、すでにラノベに飽きてます。毎月更新してるだけ褒めていい。

この星空には君が足りない 1
KAエスマ文庫 有丈ほえる著
星をモチーフに星座から神話に飛んでラノベへ落とし込み。話の組み立て方とか文章の読みやすさとか、ラノベへの落とし込み以外のすべてが評価できる。アニメになったらくどそう。でも京アニだからなあ。少なくともロボハよりは期待しますけど。でもコッペリアでさえなってないから多分ないかな。VEが映像化されるのは当然ですが。VEは今期の期待。まだ1話も見てないけど。
2巻も買ったのでそのうち読みます。

編集長殺し
ガガガ文庫 川原殴魚著
読んだの3作目かな。作家買いとも表紙買いともいえないけど、両方かもしれない。
ラノベ編集部という次元では編集は美少女という種族が棲んでいるという設定の上で、やってることは人生。いせたべよりは読めた。タイトルは騎士団長だろうけど、あっち読んでないので内容的にオマージュされてるのかは不明。読み捨てなら充分楽しめるんじゃないかな。

女子高生探偵シャーロット・ホームズの冒険 上 / 下
竹書房文庫 ブリタニー・カヴァッラーロ著 入間眞訳
5代下って、モチーフのそれを。ワトスンが狂言回しでホームズを追っていく形もそれっぽく。
でもタイトルみたいに特に女子高生らしさを前面に出してるでもなく、ホームズ家とワトスン家の関係とかそっちのが軸足ぽく。イタリアのラノベと思って読み流すくらいでいいのでは。
続編の~帰還も出てるけど、読まなくていいや。

りゅうおうのおしごと 7
GA文庫 白鳥士郎著
前巻
清滝師匠のお話。老害も茶化せばラノベのネタに。尊厳維持させるために、こうやって周囲から固めていかないといけないんでしょうね。でも、正直、話の本筋じゃないと思うんですよ。将棋に対して真摯な姿勢なのは認めるし、ちゃんと面白く読めるのだけど、さっさと先に進んでください。自分の希望はそれだけです。
あとがきが最近重いです。作品に悪影響出なければよいけれど。

個別の1冊を足して6冊。JKハルも1月に読んだけど、まだ整理できてないので2月に回します。

今月はさすがにアイドルでいいかな。アベレージとしてこのくらいの作品が溢れててほしい。

2017年12月31日 (日)

今月のまとめ(H29/12)

今年も適度に読書ライフ。適度に。

スターウォーズ カタリスト 上 / 下
ヴィレッジブックス ジェームズ・ルシーノ著 来安めぐみ訳
積んでたうちから、ギリギリEP8封切前に読めた。読んでみたらローグワンだった。スターウォーズ3.8かな。ていうか高い。1冊1000円超。でもハードカバーより文庫が好き。これがハードカバーだったらきっと読まない。あー、電子書籍に手を出さない理由はそのあたりにもあるのかも。それでも最近kindleを気にしてはいるけれど。
タイトル的に読むしかないじゃない。SW Catalyst。SWをスイッチと読んでCisco的に。
最初はジンの父ちゃんの話かなと思ったけど、主人公はハズではないかな。自分的にはそんな印象。まあゲイレンとハズとオーソンの3人の話というのが無難。
デススター建造秘話なので、やっぱりローグワン0。でもこれ読んでるとゲイレンのイメージはもっと無骨なおっさんの印象なので、ローグワン見直してみるとこのシュッとしたイケメンは誰よって思えてくる。ドレッセリアンは株上げたね。
まあまあ楽しく読みました。小説として、ではなく世界を広げる意味で。さ、EP8が楽しみだ。(書いた時点ではまだ観てない)

アナログ
新潮社 ビートたけし著
ハードカバー読みづらい。嫌い。たけし作品だったから手を出したけど。
やはり作者の才能はお笑いに特化してるなとつくづく思ったのでした。小説としてみたらひと山いくらだけど、とにかく最後まで飽きさせずにコメディを散りばめてるところや、芸能に関する深みが見て取れる文面はやはり高評価。デザイナーのディテールとお笑いのそれの、落差が激しすぎるほど。
多分映画化するでしょ、そのうち。

ゲームの王国 上 / 下
早川書房 小川哲著
面白い。カンボジアとかよく知らないけど。むしろ知らないからこそフィクション部だけでなくクメールルージュ周辺の知識を拾いながら読み進めていくその手間さえ面白いというか。つくづくハードカバーなのが悔やまれる。読みづらいんだよ。
ムイタックとソリヤの2軸で話が進むけど、とにかく上巻の下準備が地獄絵図で舞台のチョイスに圧されます。正解。
下巻は時代を下って展開されて、ようやくSFらしさが出てきます。特にSFと思って読む必要ないと思うけど、SFなのかなあ、これ。まあ舞台をゲームと見立てて増えた主要人物群がまた忙しくあっちこっちかき回されてるのが、飽きさせずに読ませてくれて、頭の中でつなげるのに苦労するけど、それが面白い部分なのではないかなと。
ラストは次の世代でも繰り返しそうな締め方だけど、もうちょっとソリヤとムイタックが得られるもの多くてもよかったんじゃなかろうか。
そして下巻半分読んだあたりで、もう1セット買ってたことが発覚。友人にプレゼントしたのでした。ハードカバーでさえ1度買ったことを忘れるのか。でもそれなりに面白い作品だったし、まあいいか。

聖刻-BEYOND- 1
朝日文庫 新田祐助
四半世紀前の想い出。多分1092最後まで読んでないはず。それも記憶の彼方。
ビヨンドというからには前日譚だろうと思うのだけど、何か日本的世界だった。そして主人公も少女。学園モノ。ちょっと阿りすぎやしませんか。
まだプロローグさえ終えてない感じ。まあ続きも読んでみようとは思います。それ以上に昔の引っ張り出せたら読みたいけど、発掘が困難すぎて。

今月は6冊。ゲームの王国でいいかな。これでハードカバーのストックはこなしたはず。

今年の合計、90冊。ついに100冊を割るほどに。読めてないように思えるけど、デレステにかけてる時間考えたら、むしろよく読めてると言ってもいいんじゃないか。
その中で選ぶなら、イレーナとか寄生虫とか。5年に1人、には出会えたか。多分出会えてない。また来年に期待しよう。よいお年を。

2017年11月30日 (木)

今月のまとめ(H29/11)

11月もトライアドイベントのために読書停滞。

あのねこのまち あのねこのまち
講談社ラノベ文庫 紫野一歩著
猫又ファンタジー。人情物臭を出しすぎかなあ。もうちょっとゆるく読み捨て物目指した方がよかったと思う。それでも猫ってだけでフミがストライクな人はいるでしょう。でも人情物にも振り切れてないし、分類として結構困る内容。作品の目的地が見えない。
ラストの爪については、むしろ指の骨のが問題になりそうで。足の爪も。ねえ。

三毛猫カフェ トリコロール
スカイハイ文庫 星月渉著
ファンタジーなタイムトラベル物。17歳の間だけ旅をできる血筋。そんな設定。空想の世界。
お母さんとの再会。に、この顛末と組み合わせと設定。どうだろうか。期待せずに読んだので、失望もしてませんけど。挿絵じゃないけど、こういう空想はコミックのが合うでしょう。逆に考えよう。空想コミックのノベライズと思えば。
あと、今川焼き食べたくなります。近所で売ってるの1店舗だけしかないな。

スピンガール!
メディアワークス文庫 神戸遥真著
ポールダンス興味あります。もちろん手に取るよ。が、主人公に魅力ない。それでも成長を期待して。うん、成長してくれた。話聞かない子が話聞くようになったよ。そんな舞は暑苦しいけど、満園ちゃんはよいね。それ以上に咲子となつめ。ただ、絵面的に小説だと弱いので、映画化希望します。シムソンズとかああいうの好きな人にはいけるはず。
ていうか、リアルにポールダンス見に行きたいです。

なれる!SE 16 2年目でわかる?SE入門
バビロンIII -終-

個別2冊で、計5冊。少ない。

ラノベのマイブームって4年くらいだったかな。大量に読めるので、いい作品に出会えることもあるのだけど、打率考えると実際のところ一般小説とさして違いはないのかも。もちろん駄作も多いし毒にも薬にもならない空気も多くて、むしろ粗製濫造感溢れるジャンルとして認識される副作用のが大きく。
今月の1冊?答えるまでもないでしょ。

2017年10月31日 (火)

今月のまとめ(H29/10)

すき家グランドスラムで体調崩した10月。そこまでしても72cmさん入手できず。偏った食事はよろしくないです。

スターティング・オーヴァー
メディアワークス文庫 三秋縋著
先日読んだ寄生虫がよかったので、まとめ買い。順に読んでく。三秋縋月間。
デビュー作。らしく、やはり寄生虫ほどの完成度ではない。けど、あとがきの理念は何となく分からないでもない。でもまだこの作品は経過途中のはず。完成品を読むのもいいけど、その経過を追っていくのはきっと読者としての幸せ。
10年遡って人生やり直しするけど、計画通りというわけにはいかず上手くいかなかったね。1周目の自分の地位は誰かに埋められてて、それを傍から見ることになったらどんな感じよ。ていうSFテイスト作品。設定はSFどころかファンタジーですらなく夢レベル。SFなのはその舞台に対して登場人物がどう考えて動くのかという点。どう考えるというか主人公はあっちの世界にいっちゃってるし、子供期→青年期→ドラマって流れだし、三秋ワールド、毎作品この調子なんですね。でも回収しない過去も結構あって、それなら長編にせず、短編のがいいんじゃないかなと思ったのでした。普通に短編作家のが向いてると思う。

三日間の幸福
メディアワークス文庫 三秋縋著
2作目。せつない系ながらハッピーエンドなおかげで、これが代表作みたいになってるのかな。自分がまとめ買いした時点での刷数の多さはこれが群を抜いていて。
寿命を売る話はタイムみたいでやっぱりSF。あの映画はデータ移行のシステムがあまりに杜撰で、その設定をどうにかしろよみたいな感じでもあったけど、あれも設定よりもサスペンスを表現したかったのだろうから、この際置いときましょう。三秋氏はそれをサスペンスではない形にしたくて、これを書いたんじゃないかなあと思ったのでした。
ミヤギの物語なのはいいけど、それにしてもヒメノの使い捨て感がひどいかなあ。クスノキ視点が長すぎるというか、ヒメノは名前も出なくてよかったんじゃないかと。やっぱり短編のが向いてる作家さんだと思います。
何だかんだで読者の進んでほしい方向に進んでくれる作品だと思うので、だから評価されてるのでしょう。

いたいのいたいの、とんでゆけ
メディアワークス文庫 三秋縋著
3作目。デビュー作とかなり被ってる。他の作品もそうだけど、この主人公は特に感情移入しづらいタイプ。設定上こうなんだよという主張をしてるだけで、そう思考してる様が見えてこない。そのあたりは美大生が奮闘して補うように。もちろんそっちも説得力ないし、例によって途中離脱するけど。
改変は今作ではヒロインの仕事。手紙なくなったのも改変?とちょっと思ったし、瑞穂も同一かと期待したけど、霧子だけだった模様。絶望スイッチが入ることは本作において大事なことらしい。スターティングオーヴァーと比較して目指してるところがやっぱり見えづらい気がします。締めに入ってからの、ルート分岐する前の高校生編回想も、作品の方向性を変えてしまってるように思えます。
さすがに4冊読んで作者の性癖が見透けてきます。自分の嗜好と大幅に食い違ってたらもう読まないところだけど、嗜虐的な方向性は嫌いではないので、そしてこの方向性が受け入れられてるってことは、世の中の人も一皮むけばみな同じってことなんだろうとか、メディワはそういうところ分かってるんだろうなって、角川はやっぱり角川だったと思ったのでした。

君が電話をかけていた場所 / 僕が電話をかけていた場所
メディアワークス文庫 三秋縋著
4作目と5作目とセット。
電話と人魚姫でファンタジー。というか怪談という方が合ってるな。5冊目にして、ようやく腑に落ちた。
人魚で町興ししてる田舎町を舞台ってのは結構きれいにおさまってる感じ。痣と電話からの展開は他作品以上にファンタジー。初鹿野の魅力でそのあたりはねじ伏せて。この子がいてこそ、主人公もよく見えてくるってのがあるので、本作ではキャラ作りは成功してると思われます。でも千草の使い方が残念かなあ。人魚の報われなさ。
あと、この作者、毎度小道具としてタバコを使うのだけど、さすがに中学生が自販機でタバコ購入って、タスポの存在するこのご時世にそんな描写をよくも書こうと思うもんだなと。一応20世紀なので、通せないわけではないけど、それにしても多用しすぎ感。これが昭和に書かれた小説ならまだいいけど、さすがに全作品でこうも小道具としてのタバコの地位を重視されていると、違和感を拭えないのですよ。設定が現代の上にファンタジー乗せてるだけでもすでにハンデ背負ってるんだから、小道具を使うにしてもタバコ以外のものを使うとか、つなぎのシーンでもう少しナチュラルな表現を作ってほしいものです。
ここまで過去作読んでみて、やっぱり説得力の弱さが一番気になったのでした。そんな紆余曲折を経て寄生虫に辿りついたんでしょうね。しっかり前進してるとは思うので、今後の発展に期待するとします。

りゅうおうのおしごと 6
GA文庫 白鳥士郎著
前巻
最近の藤井4段の活躍もあってか、本作もますます低年齢化。小学生棋士まで生み出しそうな勢いだ。字は違うけどそうたくんときたよ。人気にあやかるのも大事。面白いからオマージュも許されるみたいなところもあるけど。
その颯太くんと姉弟子で目指せ奨励会3段リーグと、AI将棋につながる感じの6巻。
そして銀子脱落フラグ。将棋的に。この絶望感は先の展開を期待させる。脱落してもしなくてもどちらにでも分岐できるような書き方になってる安心感。展開としては脱落しないとリアリティなくなるけど、ラノベにそんなの求めるなってのもあるだろうし。
逆に、クズ嫁ダービーは横並び維持。そもそもどうせゴールしないし。ラノベだからそこは期待しない。そういう色恋に関する人間味のなさが様式美とされる業界なので仕方なし。もちろん以前の小冊子みたいなああいうのじゃなくて。この方面では自分は銀子派でいたいです。メインヒロインがしっかりと格を維持してくれてればそっちに流れるけど、不足があると判官贔屓したくなるのが自分の習性。銀子一択でしょ。間違ってもしゃう。あいの魅力は今のままじゃどうしたって足りないよ。
それよりも本因坊秀埋先生みたいのまで出すからこその白鳥士郎。ベッキーよりはいくらかお上品(?)だけど、よくもまあこんな強烈なキャラ出してくるもんだ。まあアニメは6巻までやらんだろ。しかし囲碁サイドでよかったな。将棋サイドだったら感想戦の2人詰んでたぞ。
泣かせにきたのはあとがき。ていうか、5巻終了説もどこへやら。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 下
KAエスマ文庫 暁佳奈著
前巻
1年近く遅れてようやく手を付けられた下巻。まんざいせんか、この星空には君が足りない!、他にもまだまだ積んでるKAエスマ。ロボットハート2巻は読まないけどな。
P220のお手紙。そこに集約。ここで泣くために、他の部分が積み重ねられてる。少佐が生きてたのはやや白ける感じではあるけど、結末をこうしたくて書いたのだろうから、そこは納得しよう。まあ生かすならこう見せるのは失敗とまではいえないし。成功とも言い難くはあるけど。自分なら社長にバトンタッチで組む設定だな、というだけです。
あと、ヴァイオレットが汽車でのバトルであまりに弱すぎやしませんかね。それとも相手が強すぎたのか。かつての戦争時にあちらの国ではそういう存在もいたみたいな表現が各所にちりばめられていてよかったくらいの強者ですよ。でなきゃヴァイオレットのチートが際立って見えない。といったところで、それも枝葉。あくまでもP220の手紙。あれがこの作品のすべて。大賞受賞っていうのは、心への波及力あったればこそなんだろうと。
2018春でしたっけ。アニメ楽しみです。

繰り巫女あやかし夜噺~お憑かれさんです、ごくろうさま~
マイナビ出版ファン文庫 日向夏著
お憑かれ、はよく使われる手法ですね。御九郎様は珍しい。そこは新鮮に。
お蚕様と思わせて話を進めつつ、実は絡新婦だったという展開はよかった。この人やっぱり構成力高いなあ。しいて言えば織姫中心に地元の話ももう少しあったらよかったな。もう少し話を圧縮して一章そんなのがあったら多分理想だった。もちろん続編欲しいなんて言わないし、そもそも教授いなくなってそれやっても多分足りない。
今まで読んだ中では、薬屋>これ>デブ、かなあ。最近、薬屋に飽きつつあるので、1冊完結の新作でも書いてくれると嬉しいのだけど。

青年のための読書クラブ
新潮文庫NEX 桜庭一樹著
安定の三十五賞作家。
聖マリアナ女学園という舞台で創設者からの100年裏史。さすがに組み立てが上手い。題材と書き手と、章またぎのロングパスと、ホントよく書けてるなあと思います。それに、ゴシックよりよっぽどアニメ向きじゃね。
5本立て。話としては知ってても読んだことのない古典ばかりモチーフにされてるので、そういう角度からの興味はあり。緋文字とか読んでみたい。
さらに外伝もあるらしいので、機会があれば読んでみたいかな。

9冊。今月はエヴァーガーデンにしておきたい。一番よかったかというとそういうわけではないのだけど、来年のアニメに期待する意味合いで。そういう理由ならりゅうおうでもいいのだろうけど。

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