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2020年1月31日 (金)

今月のまとめ(R2/1)

令和2年、今年は読書以上に映画を増やさないといけないのではなかろうか。どうせゲームは変わらないと思うし。もうあれだな、囲碁将棋と一緒。

ゲームの王国 上 / 下
ハヤカワ文庫JA 小川哲著
初読時。2年ぶりに読む。上巻のサスペンス感と、下巻の編み込み。とても心を揺さぶられる。本当にまあ面白い作品だこと。でもリアルではラディ―こそが最終的な勝利者か。このくらいしぶとくないとやっぱり生き残れない世界。カンボジア怖い。そんな臨場感。
いつも言ってるけど、あとがきで書かれてること、それは正解なんですよ。アマチュアでいい。一読者としては、作品を作りたい人作っている人をこそ応援したいのであって、作家になりたい作家でいたい人なんかどうでもいいのだ。大事なのは作者ではなく作品。

バタフライは笑わない
文芸社文庫NEO 北川ミチル著
このレーベルの第二回小説大賞受賞作。
水泳やってた中学の友人たちに裏切られて黒い感情に憑りつかれてたところ、小学校の同級生と出会って新世界に踏み出す青春物。大枠はまあよし。でも2人はいいけど雪くらいはまとめてほしかったし、もうちょっと水泳に真面目に向き合ってほしいよ。さいばんちょーも使い捨てじゃん。何か中途半端な終わり方。2巻出て女子プロレス編とか始まるんだろうか。

ビデオショップ・カリフォルニア
幻冬舎文庫 木下半太著
バカな主人公が一歩先に踏み出す話。主人公以外もバカだらけだけど、どうやらそういう作風らしい。作者の出身も関係してるかも。自分みたいのからしたらこれも異世界。バタフライから続けて読んで軸足がとても似てた感じだけど、作風は別物で、これはこれで楽しめた。

異世界誕生2007
講談社ラノベ文庫 伊藤ヒロ著
前巻
面白いかどうかでいえば多分つまらない。いいことも書いてるなーとも思うけど、そうじゃなくて。とても空気読める内容になってるのだけど、そうじゃなくて。笑わせてくれ。

不思議の国の少女たち / トランクの中に行った双子 / 砂糖の空から落ちてきた少女
創元推理文庫 ショーニン・マグワイア著 原島文世訳
2017年のヒューゴー賞とネビュラ賞とローカス賞の中長編部門受賞作。のわりに、ぜんぜん売ってなかったと思う。がんばれ創元社。
不思議なお話。1巻は特に抽象的、2巻が一番ロジカルかな、3巻はナンセンスサイド。アリスやオズのその先へ。好きな人は好きなファンタジーではないかな。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
GA文庫 佐伯さん著
今どきのラノベを手に取ることは減ってるのだけど、気付いたら積まれてた。現実逃避したい人にどうぞ。
多分、このタイトルで気を引こうという売り出し方を選ばれてるのだろうけど、もっと意外性を感じられそうなタイトル付けてほしいなと思いました。別にダメ人間にされてるわけでもないし。むしろまっとうになってるじゃん。2巻出します的引きで終わってるけど、絶対買わないと思う。

霜のなかの顔
ハヤカワ文庫FT ジョン・ベレアーズ著 浅羽莢子訳
衝撃の定価340円。昭和の物価。表紙が米田氏だ。
とても不思議。面白い作品は眠気も忘れて一気読みさせられるのが普通で、この作品は読んでて眠くなるから普通ならつまらないと切り捨ててよさそうなのだけど、でも何かそう簡単に割り切らせない何かがある。気の狂ったじいさんがおかしな行動して、兄弟弟子との対決を制して?解決したかと思いきややっぱり解決せずに終わっててその後投げっぱなしみたいな内容なので、どう考えてもつまらないはずなのだけど、多分自分の基本レベルが足りなくて面白さを理解しきれてない感が強くてそう思うんだろうかなと。読み手の知識と想像力に拠るところが大きいのでしょう。

10冊。厳密には8冊。
今月のチョイスはトランクの双子かな。要するに3冊読まないといけないやつ。1巻の下地だから仕方ない。
出版社にはもっと仕事をしてもらいたい。読者を育てるという重要な仕事を。

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