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2018年7月31日 (火)

今月のまとめ(H30/7)

そろそろ2度と読むことのないいらない本を売りに行きたい。5年前くらいに200冊まとめて売ったきり。少なくとも300冊くらいは売れるはず。問題は整理できてないこと。どうしよ。

恥知らずのパープルヘイズ-ジョジョの奇妙な冒険より-
集英社文庫 上遠野浩平著
文庫化されたので、買ったはいいけど、やっぱり1年積んでいたという。
基本、1部派の原理主義者だけど、5部はまあ上から数えた方が早いくらいなので、まだ読む気になり。
フーゴ視点で5部後日譚。フーゴ視点だけど動かしてるのはジョルノで、ジョルノからすればもう全部分かっててフーゴを再仕官させるために、過去清算のお膳立てしてやったんだみたいな感じの。
ジャンプ作品映画によくある、原作で印象的なセリフやシーンを入れておけば喜ぶんだろお前ら、みたいな要素もあるにはあるけど、ジャンプ映画のそれほどには強引すぎもせず、それなりに自然な形で差し挟まってるのは作家力故か。
あんまり好きな売り方じゃないので、売れるんだろうし、そういうのも必要でしょう。乙一のもいつか読むかもね。

兼業作家、八乙女累は充実している
メディアワークス文庫 夏海公司著
SEと同じ世界で、まったく別のお話、みたい。JT&Wとか出てくるから、本編は終わってるにせよ、どこかでつなげてくるかもしれない。
やりがいに比重置かれてるけど、人生ってバランスだよねと思ってる自分には、あんまり刺さらない作品でした。工兵もそうだったけど、手段を目的にしちゃうのは面白くない人生ですよ。コメディだったSEはそこまで気にならなかったけど、こっちはそういう意味でちょっと浮付いてるかなあ。そもそも作品を作りたい人と、作家になりたい(でいたい)人とは別の人種だし。応援するのは前者、後者はクズ認定してますからね、自分。

空色の小鳥
祥伝社文庫 大崎梢著
帯で大体想像の付く話。大まかには、子供の頃引き取られたお屋敷への苦い思い出に、手駒手に入れてリベンジ考えたけど、作戦実行の中で主人公が成長していく過程が描かれていて、結果リベンジもならなかったけど、現実を受け入れられるようになっていてすっきり、みたいな感じ。
元々我慢強い主人公だけど、周辺を固めるキャラもうまく配置されていて、お屋敷関係者以外は特に虫唾も走らず。思うのだけど、そういう上流の方々はそのくらい切実に地位と財産に対して、フィクションはそうとしてもリアルの人もああなんでしょうかね。
解説が字の海。文字数大幅にオーバーするほど書いて、詰めるだけ詰めたけどまだ削り足りない、みたいな空気が伝わってくる文章です。もっとすっきり書いてくださいな。

ウェイプスウィード ヨルの惑星
ハヤカワ文庫JA 瀬尾つかさ著
木星圏から地球にきた研究者が現地人の少女とBMG。だけどBMGっぽい要素はない。SF仕立てだけど、あんまりSF的土台も微妙な感じ。電脳化されてるコロニー人がクローン技術を背景に命をわりと軽く見てるあたりとかごく一部を除いて、背景の説得力は希薄なのでもうちょっと厚めにほしい。ので、SFというよりは、展開とドラマかな。ヨルがエルグレナとくっついてミュータント狩りされるみたいな方向の。
続編ありそうな途切れ方(終わり方とは言わない)なのだけど、どうなんだろ。

4冊。今月は空色の小鳥1択。この作者の他作品もそのうち読んでみたいところ。

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