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2017年4月13日 (木)

りゅうおうのおしごと! 5 / 御伽噺のその後に

GA文庫 白鳥士郎 / さがら総 著

あとがきによると最終巻?じゃあ個別エントリにしておこう。というつもりなんだけど、7月に6巻の発売予定あるみたいなんだけど。

1巻2巻3巻4巻

名人との対局。主人公が主人公であるために、あいでさえ入り込む隙がないのはいいけど、名人もちょっと薄味かも。最低限のことはしてるけど、もうちょっと2人の世界を作り上げられたんじゃなかろうか。ほとんどクズ1人の世界だった。完全に一人称な小説ならそれでこそなんだけど、この作品も他のラノベよろしく結構あっちこっち飛ぶからねえ。

といいつつも、前半はしっかりラノベ。雛鶴旅館はじめ家族たちの暴走っぷりだとか、脇役たちの使い方もとてもラノベらしく白鳥士郎らしく。
そして後半の本編。千日手と打ち歩詰めが重なった場合どうなるのか、ってまあ普通知らないわな。そういう、題材に関して切り込んでいく側面も、白鳥士郎作品の面白いところ。というよりも企画力とか構成力とか表現力とか文章力ではなく、いつも言ってるように、作品に取り組む姿勢がこの作者の最大の魅力であり。その姿勢を持ち続けてくれる限りきっとファンは付いていくことでしょう。

4戦目の覚醒からクズ竜王は本当に先の世界に行ったんでしょう。その先のドラマも多分面白くなるとは思うけど、早々に締めてくれていいんですよ。次の作品がまた一段上の面白さになるはず。次回作も楽しみですから。

おまけの小冊子は読まなくてよし。不快になるだけ。数年後に同人誌でやりました、なら構わないけど、最終巻の付録がこれ?いい加減にしろ。余韻が台無しだわ。
さがら総の評価ずっとだだ下がりだったけど、これで最底辺まで行き着いた。これを通した編集も問題。わざわざ原作レイプして、それを喜んでるのは内輪だけって感覚は微塵もないんだろうか。内輪のつもりで楽しむ外野はさておくとして。
絵だけ堪能して、小話は読んではいけない。こういうものも楽しめる懐の広さとかそういう問題ではなく、美意識がなさすぎる。売れればよかろう?えぇ、そうですね。

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