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2016年11月30日 (水)

今月のまとめ(H28/11)

もうちょっと読みたかったなあ。先月いい目を見た分、今月は消化不良。ラノベしか読まなかったというのも理由のひとつかもしれない。

魔法少女育成計画 16人の日常 / オフィシャルファンブック
このラノ文庫 遠藤浅蜊著
前巻
アニメのお供的に出た1冊みたいだけど、ほぼepisodesの流れ。3冊目の外伝集と思えばよし。
でもこれを手に取るのはアニメ以前にそもそも読書好きだろうから、アニメ○○話のあとにこの章読めとか言われるまでもなくさっさと本編と合わせて読むか、あるいは本当にアニメだけが好きで買っても読まない系の2種類の客層がターゲットになるのかなと思う次第。アニメのおかげで存在を知って今から読むだとか、育成計画級の作品で、今のアニメラノベ界隈でそこまでアンテナ精度低い人がこれから読みますって、まあないと思うので。色んな伝道師やってきたけど、そういう人ってまず読まないし買ってくれないですよ。だからきっと、あとがきでの心配はまだ生まれていない未来の視聴者・読者に向けてのものです。
ちなみに自分のお気に入りはカラミティメアリの決め台詞とかスイムスイムインタビューとかハードゴアアリスの夢あたり。彼女らは特に心理描写薄かった族だし。一部アニメにも反映されてますね。しかしやはりハードゴアアリスのポジションが好きなんだな、自分。
オフィシャルファンブックはアニメ用というより原作既読派へのおさらい的1冊。アニメから入って現在進行形の人は逆に見ない方がいいくらい。おまけがまた双龍パナースのラーメン話。もういいよ。こういう息抜きあってこそ本編の筆が進むのだろうから、もうしばらくは目を瞑るけど、でもいつまでも許されるものではないのよ。

りゅうおうのおしごと 4
GA文庫 白鳥士郎著
前巻
またハーレム一歩前進。でもこの作品はJS主体であって、こんなJKに居場所はないけど。どっちかといえばJDの方が。でもいくら天衣とやりあったからってあそこまで黒く書かなくていいのに。色目だけで充分。でも彼女も感想戦コーナーのレギュラーにつっこむくらいはしてもいいかもしれない。今の感想戦コーナーは本編に関わり薄くて弱い面もあるし。
次巻が名人との対局で本当の本編始まりそうな感じなので期待。

高度に発達した魔法は神の奇蹟と区別がつかない 2
一迅社文庫 瀬尾つかさ著
前巻
密度高い。読むのに3時間以上かかるラノベはそうそうない。ラノベでSFでファンタジー。瀬尾つかさっぽい。まあ好きといっていい。
ラノベ的には、スピカやナナリーは恵まれてるというか、ケーネも納得ずくでそのポジションなのでいいけど、アリシアはもうちょっと大事にしてあげたいとか何とか。そんなハーレム環境。ついでにドワーフや小人にも好かれろよ。そのくらい振り切らないとストーリーとのギャップが不足と感じます。
伝説や歴史の現場を目前にしたときどう動くかってのはこの手の作品においてすごく大事なはずなのだけど、それを掘り下げに成功してる作品てまあ少ないよね。今は無双物ばかりだし昔だって歴史を変えないよう云々みたいのばかり、わりとマンネリ傾向。ラノベでいえば、カナクとかはいい線いってたけど、もうちょっと色々あってもいいかなーと。
要するに、まあ色んな思考が広がる程度には想像力をかきたてられる作品かなと思うので、多分面白いんですよ、これ。でもまさか2冊で終わってしまうとは。一迅社が講談社傘下になった影響か。ガゼッタ側とかも控えててもっと面白くなりそうだったのに。
瀬尾つかさは約束の箱舟以上の作品が出てこないなあ。他がみんな尻切れトンボなのが悪い。いつか続きを出したいってあとがきにあるけど、それが日の目を迎えることはあるんだろうか。
そういえばハルケスがハスケスってなってるのが2箇所あって、1回ならミスと思えるけど、これはもっとたくさん書き損じがあって校正漏れかなと想像してみたり。
あと、シルおばさんのイラストはもうちょっと豊満でよかったな。感覚的にウエスト80くらいには。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン
KAエスマ文庫 暁佳奈著
賞開設以来初の大賞受賞作だそうな。中二病他よりも期待していいに違いない。と思って読んでみた。うん、よかった。
各章ごとに依頼人の視点から、自動筆記人形と呼ばれる彼女を見る手法。その対象が、凄腕の元軍人が代筆及び配達業、みたいなヴァイオレット。依頼人はヴァイオレットに遍く救われる。出自が野生児というだけでは無理があるし、お話もありがちではあれど、つぼは押さえてるし、何より読んだら幸せになれます。おすすめ。1巻出てからずいぶん経つけど、2巻はアニメ化に合わせるべく準備してるんだろうと逆に期待したくもなり。京アニというリソースの無駄遣いがひどい昨今、こういう弾で勝負してくれることはうれしい限りです。

異世界拷問姫 1 / 2
MF文庫J 綾里けいし著
異世界転生物でした。もちろんオレツエーもまぜて。キャラに勢いはあるけど、色々というか本当に色々薄っぺらくて残念。プロットは支離滅裂だし、キャラにしても櫂人やエリザベートの背負ってるものが設定上で遊んでるだけで、文脈からはそうと見えないんだよなあ。設定なんかないものと思えば、まあそれなりに面白く読めるのだけど。原案に別の人立てたらもしかしたらよかったかもね。展開自体はよいです。
想像力をかきたてられるイラストという点に於いて鵜飼沙樹は最高の一人だなあと。それを空想させる程度の世界があって、だけど。そういう意味ではアニメ向き。グロ多いけど。いあグロいからこそか。

魔王なあの娘と村人A 11 ~魔王さまと俺たちのグラデュエーション~
電撃文庫 ゆうきりん著
前巻
やっと最終巻。11冊もいらんでしょ。3冊くらいで終えてればいい作品だったって言ってもいいんだけど。まあお疲れ様でした、と。

俺、ツインテールになります。 12
ガガガ文庫 水沢夢著
前巻
何も期待せず、惰性で読むモード。

のうりん 13
GA文庫 白鳥士郎著
前巻
林檎いない合間の幕間で1冊、みたいな。ノリはいつもの。つまらないわけじゃなくても先の展開を期待するものでもないので、さすがにこの巻数やればもういいと思うんですよ。こっち打ち切って、将棋に全力投球してくれていいです。

ギリ10冊。今月の1冊はこれというのはないけど、アーサーCクラークの言葉にでもしときましょう。2冊で終わって残念だけど、逆にそれがよい期待感のまま終えられて、夢を持ち続けられます。打ち切りこそラノベの希望。そう思うしかないほどに、昨今の長期シリーズに価値を見出せません。少なくとも日常系でシリーズ化はやめてください。

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