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2016年7月

2016年7月31日 (日)

今月のまとめ(H28/7)

今月はまた積み処理に戻って。ラノベ新規開拓比率だけが順調に減ってってます。長期シリーズが順に終わってくれれば、手も空くかなと思うけど、今はまだ。

ミルキーブルーの境界
ハヤカワ・ミステリ文庫my perfume アレックス・モレル著 中村有以訳
新レーベルというか分類はHMのままだけど、何やら子レーベルみたいなものらしい。雪山サバイバルということで帯買いしたそれ。なので、ケチャップは買ってない。そもそも積んでどれだけ経ったかすら不明。
自殺の予定が飛行機墜落。サバイバルを経験して生きることに前向きになる心の在り様を書いたお話。重い過去を背負ってて内面は色々ある2人がそんな状況下に放り込まれたらどうなるかというか、実務的に使えないジェーンをスーパーマンなポールが俺の屍を越えて行け的にジェーンを送り出して、後日脱出後に振り返って涙するところが、きっと見どころ。ベアグリルス的なものを期待した自分が間違ってました。個人的に2人とも魅力ないのでまったく心に響かなかったので。でもハヤカワにしてはとても読みやすかった。それは評価。
ところで、先日読んだモデル探偵もだけど、巻末の昭和女子大座談会て何なの。あれはたまたまかと思ったけど、もしかしてハヤカワはこの方向性で本売ってこうと思ってるんじゃなかろうな。やめてほしいわ。

ただ、それだけでよかったんです
電撃文庫 松村涼哉著
22回大賞受賞作。これも半年積み。
何でこんな薄っぺらい話で大賞なんだろう。せいぜい銀賞でいい。話の前に土台というか背景というかそっちをどうにかしてもらいたい。説得力ってのはそうやってできあがるもんです。それがないから、姉が自殺した弟について調べるのも、悪魔もIさんも校長も、はあ勝手にやってくれよとしか思えなくなってくるわけで。
大賞もらったことなんか忘れて、しっかり基礎から書けるようになってほしいところです。

ストライク・ザ・ブラッド 15 神祖大戦
電撃文庫 三雲岳人著
前巻
読めばまあ楽しいです。でも飽きてます。10冊越えた小説の、そんな存在感。
ラ・フォリアに出番あったことがまあ救い。浅葱はどんどんかわいくない方向に進んでくし、雪菜も薄くなってるし、他ヒロインズも同様。内容にしても蛇の諦めっぷりも軽かったなあとか、かなりやっつけ感漂ってました。まあ王道ラノベに変化球なんかいらんということで、それを文章力でねじ伏せられる三雲氏はホントすごいと思います。

ゼロから始める魔法の書 6 ―詠月の魔女 (上)―
電撃文庫 虎走かける著
前巻
かなーり楽しめなくなってきました。展開遅すぎると思います。そろそろ離脱するかも。むしろ判断遅かったかも。絵だけで買うかどうか、くらい。

デート・ア・ライブ14 六喰プラネット / アンコール5
富士見ファンタジア文庫 橘公司著
前巻
これも同様。少なくとも六喰封印まで1冊でやってくれるくらいでないと。ラノベで20冊って無理なものは無理。極一部の読者向けに特化する売り方を選択されたのだろうから、それは仕方ない。自分がターゲットでないというだけのこと。
双丘の業。今となってはあちらのがはるかに名作でしたねと言わざるをえない。3巻のピーク時はデートへの期待大きかったんだけどな。

終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか? 2
角川スニーカー文庫 枯野瑛著
前巻
ゆったり進行。もっと展開早くてもいいんですよ。リンゴとマシュマロのいる風景から39番島事変へギャップを作りたくて、かなあと思わなくもないけど、元シリーズが1冊1冊もうちょっと区切られてたしバトル要素やらBMGやらいっぱい詰まってたことを考えると、2巻でこの展開はさすがに遅すぎる、というか薄すぎると言いたくもなります。締めの死者の夢、そこだけ読めれば自分は充分でした。この作品に求められているのはそれのはずです。
アニメ化企画については、個人的にはどうせ描写失敗してひと山いくらなアニメになるだろうと期待低めで待っておきます。ラノベのアニメ化に期待をかけられるような若さは自分の中からはすでに消えました。小説の中こそ自分の居場所。まあ1巻で面白さを充分魅せ付けてくれていたにも拘らずまったく売る気のなかった角川の広報および営業への恨みを思い起こせば、これだけ評価されるほどの存在にまで今持ち上げられてるのは、幸せなことなんでしょう。今回出番皆無だったけど我が嫁の一角であるネフレンが動いてくれたらそれはそれで満たされるかと思います。だから関係者はやれるだけのことやってくださいな。

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン X
電撃文庫 宇野朴人著
前巻
アニメの進行早すぎて。この調子だとヤトリ死ぬとこまでやっちゃうんだろうか。それはアニメから入る層をぶったぎりそうで、だから自分の予想ではサンクレイの名前明かして旗揚げだ俺たちの戦いはこれからだー、てところで終えるのかと思ってたんだけど。あの展開じゃ原作派でも受け入れない層は多いだろうし。それとももっと大局観で見据えるようになったのかな、電撃も。まあ自分としてはイクタをもっとパッとしない感じでデザインしてほしかったです。そのくらい。
もしかしたらハロも消えるかなと思ったけど、そこはイクタの完全復帰みたいな意味合いからさせませんでした。二度と過ちは犯さないって姿勢を強くするにはやはりそう展開するしかないものね。そんなイクタとハロの物語。対してシャミーユはなんかチョロインに揺り戻ってきたな。
ヨルガとミルバキエがわりと明るめでラノベ寄りのテイストになっていきそうなので、レーベル的なテコ入れでもあったかなと感じてます。もう10冊だけど、今後の電撃の看板背負わせようとしてるんじゃないかなくらいに。10巻といってもまだ中盤差し掛かったばかりでしょうしね。壮大なお話だなあ。

NOVA+ バベル
河出文庫
第五の地平のみ。他はまた時間のあるときに。長らく積んでたというか、前に買ったのどこにやったか分からなくなったので、再購入して。
チンギスハンの話かーと思いながら読み進めていたら、脈絡なく時空の彼方へ。完全に劇場テイストだなあ。力点、それはパワポ。

個別で1冊、計10冊。
バビロン II ―死―

いうまでもなく、バビロン一択。野﨑まど、ほんとすき。

来月も積み処理継続です。速読比上げた方がいいのかな。

2016年7月26日 (火)

バビロン II ―死―

講談社タイガ 野﨑まど著

前巻

文緒くんの後任が、例えるならアムリタでいうところの画素さんというか、2でいうところのそれまでのヒロインたちというか、要するにできる女性というポジションで、それはもう最初から曲世愛のダシに使われるしかない存在なのであって、やっぱり野﨑まどでしたというしかなかったり。そんな彼女がサポートしてくれる中で、前半は淡々と自殺法否定の立場から斎包囲網を仕掛ける流れ。ここら辺は正崎がしっかりと主人公。二見のように絡め捕られてない(多分)ので、しっかり自分の仕事に向き合ってます。

なんだけど、斎も斎で新世界見えちゃってる人で曲世愛を利用してるとこなんかは、誰でも思うだろうけど寄生獣の広川的に読ませようとしてるんじゃないかなと。でもあっちよりもう少ししっかりしてる。応援したくなるくらいには。自明党の反撃に対する手とか、当人だけでなく太陽と奥さんまでボロ出さなかった流れまで鑑みて。何より、推奨してるわけでなく、幸福のための自殺法だというその論理を。それを曲世愛と組み合わせると台無しになっちゃう面もあるけど、どうせこれだって彼女が活躍するためのダシでしかないと思えば、斎はちゃんと脇役としての仕事をしてるんです。でもあの流れだとしても選挙イーブンになるんかなあ。聞いてもらえれば一定の説得力もあると思うけど、人はそれほど他人の言葉を聞いてない。そんな感じでそこはもうちょっと説得力含ませてほしかった感。

そんな前半。そして後半。
凄惨なわりに描写は大人しめだけどタイミングがいい。九字院の。そこからつながる曲世愛の無双ホラー。超常的な存在ではあれど、最早と違って俗っぽさを備えた悪という感じに表現されてるのが、この物語の特徴になってるというか。
その悪についても、勇者云々のくだりは比喩の選択を間違えてそうに見せかけつつ、それさえもミスディレクションなんだろうと期待している自分がいて、早く先を読みたくて仕方なかったり。
最早に始まる超越者の思考とかこの作品の場合は自殺法だとかを、その他の登場人物および読者たちに理解させるべく筋道を少しずつ見せていくのが多分野﨑まどの基本なんだろうと思ってるのだけど、善悪の定義についてどんな提示がされるのか、善は何を見てどういう答えを出すのか。曲世愛に惚れられるとか、逃げ場なしホラー、耐えられるわけがない。こっちも仕込みかなとも思えるけど、陽麻もどうなるのか。というか自分も曲世愛に殺されたいです。そんな幸せな死に方できたら。新域に引っ越そうそうしよう。

あと1冊で終わりそうな気がまったくしません。

2016年7月 2日 (土)

ウォークラフト

BLIZZARD信者としては観るしかないじゃないですか。といいつつ、ワークラフトプレイしてなかったんだけど。当時は完全にDIABLOII一辺倒だったので。さらにWoWもやってないし。そんなんで信者名乗っちゃいけないな。代わりに同じ世界設定のハースストーンは遊んでるのでそれで許してもらいたいということで。

しかし日本でのこの映画の宣伝されなさすぎ感たるや。たしかに日本ではあまり流行ってなかったろうけど、世界的にはこれほどのビッグタイトルそうそうないと思うんだけど。しかもそれがユニバーサル映画で。何でここまで話題にされてないのか。映画の記事もデビッドボウイの息子が監督だよとか、そういう方向性のものばかり。今日池袋ロサで観たときも観客10人いなかった程度。もやもやします。

肝心の映画は、その話題にされてなさとは裏腹に思った以上にお金かけられてタイトル負けしない程度には面白く作られてたかなと。ウォークラフト知らなくてもオーク大好きなら観ていい。ていうか主人公はローサーじゃなくて、ほぼデュロタン。どうやらスロールの親父らしい。うん、スロールは分かる。そうか、あの子がスロールになるのか。大体、開幕オークのベッドシーン(?)から始まって、オーク出産シーンだとかどんだけオーク尽くし映画なのかっていう。しかしグルダンああいうキャラだったのか。いい脇役だった。というか、オークたち思考が純粋すぎてかわいい。

殺陣がしょっぱいなーってこと以外は概ね楽しかったです。あと、元がゲームだけにきれいに決着付いてないけど、かといって続編作られるかはわりと怪しいと踏んでたり。そもそもDIABLO映画権の話がずっと昔にあったんだからそっち先に作ってくれと言いたい。でも続編やるなら間違いなく観ます。

やっぱり本家を遊んでおくべきだったなあ。それがもっとも残念だったこと。

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