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2015年1月31日 (土)

今月のまとめ(H27/1)

14冊。年明けたし個別に書くつもりだったけどやはりサボり。一度やってしまうとどこまでも怠けるのが人間です。

始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇
ダッシュエックス文庫 王雀孫著
今後スーパーダッシュは消えていくんだろうか。レーベルとして成功とは言いがたかったかもしれないけど、だからといって看板新しくしたら中身も変わるかって話じゃないと思うのだけど。
キャラの造詣、個人的には特に妹が緻密ですばらしく。なのだけど、もうちょっと読者を信じて描写に手を抜くというか行間読ませるように持っていけないものかなあ。せっかくのキャラを掛け合いで台無しと言わないまでも、蛇足の文章で魅力を損ねさせていたり、そんなちぐはぐなところがもったいなくもあり。そのくらい鈍感な主人公が悪いといえば悪いというか、主人公のキャラ作りに失敗してるというべきか。何でこんな主人公のフォローのために妹やヒロインがここまで説明してあげなきゃいけないんだろう。それを読ませたいわけではないように思えるのだけどな。本題はそれなりにトリックを表現できていたとは思うので、実にもったいない作品でした。
うーん、あんまり鈍感系っていい作品にならないような気がしてきたぞ。どこの編集部もいまだに凝り固まってそういう注文出してるんじゃないかと疑わしくなってきた。そういう読者こそ金使ってくれるって考えなのかもしれない。やっぱり読者のせいだった。つまり自分か。と、一周したところで、看板変えた最初の話に戻って、やっぱり出版社のエゴに落ち着くのでした。
多分、作家と担当編集との二人三脚が上手くいってたら、この作品もっとすばらしいものに仕上がったと思われます。お互いに足りない部分を補ってあげられたらなあ。自分もそんな仕事をしたいなと思ったのでした。
あと、公式HPに外伝あるので、そちらも。
もちろん、えれっと絵も最高です。

俺、ツインテールになります。 8
ガガガ文庫 水沢夢著
前巻
愛香回。それに尊を上手くちりばめて。のくせに表紙が慧理那って何ですか。それともイラスト集付き特装版買わなかった自分がダメですか。
まさかの輪廻物突入かと思ったけど、さすがに違った模様。まあ平常運転なので幼なじみでも汗でもスメルでもどうぞ。スメルはなかったか。それにしても、やっぱり観束未春をチョイスした自分の目は間違ってなかった。偉いぞ自分。
あと、恋香はもっと前面に出てくるべき。そこは今後に期待ということで。

王手桂香取り! 3
電撃文庫 青葉優一著
前巻
前の巻で飛車角の匂いを漂わせてたのは何だったんだろう。最終巻なのに出てきてないんですが。すっきりしないというか打ち切り感溢れる終わり方でした。幕間に挟まる将棋の説明も少なかったし。結局将棋に人気がないということでしかないのか。残念だけど仕方なし。お疲れ様でした。

放課後アポカリプス
ダッシュエックス文庫 杉井光 著
これ、ラノベじゃなくホラーとして読んでもらえたら普通に読んでもらえそうなのにな。最たる杉井節であるコントがおとなしめだったのでラノベとしては弱め。
世界のちらつき。敵を分析しながら自分探し。ゲームを題材にしてラノベの体裁だけど、中身はホラーです。何か勘違いする人も多そうなのでネタバレでもいっておきますが、もちろん怪物がって意味じゃないですよ。天使化の話。
あと、るろお絵指定ってことだったけど、多分別の人のがよかったと思います。

スカートの奥を征く者 1
モンスター文庫 マツ著
スカートめくりのためにVRゲームというのがすでにアタマ沸いてるし、チョロインがチョロインすぎて主人公の魅力のなさをますます加速させてるし、よくもまあそこまで薄っぺらい作品を出版しようと思ったものです。多分ワナビたちに希望を持たせるための双葉社の博愛によるもの。

今すぐ辞めたいアルスマギカ
富士見ファンタジア文庫 氷高悠著
第26回ファンタジア大賞銀賞受賞作。これも3ヵ月積みか。受賞作ってそれだけで買ってたりするわりに積むし、時期外すと読む価値半減するので、今の読書ペースでは買ってはいけない気もするのだけど、そういうところにお金落とさないとやっぱり出版って回っていかないので、いつものように積むのでした。
魔法少女物の時代長いなあ。というか別に彼女ら魔法使ってないですけど。変身だけ。変身少女物とか改名した方がいいよね。やってることは戦隊物だもの。遡れば大江戸捜査網とか、さらにもっと古いものも。まあ古典てことで。
一見、変態を相手に町内の平和を守るあたりは俺ツイのようなテイストだけど、本人バレしてるし、本人は魔法少女やめたがってたり、いきがる後輩をたしなめたり、描写されてるのはヒューマンドラマという。まあこういうのはバランス大事なので、そこが問題なければ普通に読めますという。ということで、ファンタジアにしてはバランスのいい受賞作でした。新鮮味はその仮面で判断するくらいしかないけど。でもあんまり仮面が役に立ってないからな。だから銀賞なのかな。
ラノベらしく色々ネタ引っ張り出してきてるけど、彼にはオレカバトラーになってもらうべきかなと。ダイヤ使いなさい。そんな決め台詞なら。逆にオレカバトラーも読んでおきましょう。

太陽のチャンネル 1 死にたがりの吸血姫と、最強無敵の死にぞこない。
講談社ラノベ文庫 漆原雪人著
さっぱりその背景を感じられないのに世界最強とかいわれても。そこそこ知られてる、程度にしといたらどうですか。そして1巻からメインヒロイン以外が口絵ピンナップで大きな扱いというバランスの悪さ。それとも吸血姫さんはかませですか。
まあ話自体はそれほどダメな感じでもないと思うので、タイミング悪くなければ続刊も読むかも。

オオカミ少年こひつじ少女 お散歩は冒険のはじまり
小学館ジュニア文庫 湖山真著
原作知らず。著者効果で購入。普通にハートフルな少女向けコミックのノベライズなのだけど、読んだ限りでは主人公を小学生3、4年くらいにした方がしっくりくるなと思いました。でもまあ原作がそういう設定なのだろうし、それは仕方のないことなのかなと。まあハートフルな童話を読みたい人にはよろしいかと思います。

ゼロから始める魔法の書 II ―アクディオスの聖女〈上〉―
電撃文庫 虎走かける著
前巻
書物探しの旅に出たゼロと傭兵。政治をシンプルに捉えすぎかなとは思わなくもないけど、とりあえず普通に楽しめる程度には面白く。上巻なので判断するにはまだ早いけど、下巻も期待はしたいところ。しっかり散らばったゼロの書探してる内容でありさえすれば今後も読み続けるでしょう。探したけど進展ありませんでしたてな下巻だったとしたら俺の時間返せってなりかねないので、そういう展開を2冊も使ってやるものではないと、さすがに分かってますよね。

きまぐれロボット
角川つばさ文庫 星新一著
不思議ホラーといえば。この1冊はそれほどホラー寄りではないけど、オチの捻り方はやっぱり。小説読む人で彼を読んだことない日本人なんていないでしょ。くらいに思ってる自分です。

ギルドのチートな受付嬢 1
モンスター文庫 夏にコタツ著
設定がいらない。話自体はつまらなくないので、とてももったいない。料理の技法はあるけど素材選びに失敗したといえばいいか。作者か編集か知らないけど、そういう部分に一声入れてあげてほしいなあ。

無免許魔女の推理ノート
富士見L文庫 上総朋大著
どうにも魔女に魅力がないです。かといって謎自体で引き寄せられるほどの内容かといえばそうでもないので、何を書きたかったのか、そこから整理してみたいところです。
デビュー作のヒロインと似てるっちゃ似てるので、彼が書きたいのはああいうヒロイン像なんですかね。それともキャラは単に好みの形にしておいて、ミステリに挑戦してみたかったとかだろうか。とりあえずカタチにはなってるけど、特に面白くなかったのでミステリは向いてない可能性が高そうです。

スーパーヒロイン学園
ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ 仰木日向著
ホントにアメコミとか好きなのでしょうね。買ったのはマルイノ絵効果だけど、非常に面白く読めました。扱い的には亜依が狂言回しでリンが主人公という体なのですかね。いあ、リン可愛いけどさ。表紙や口絵は亜依のがしっくりきたかも。
一言で説明するならジャンプのヒーローアカデミアをとことんゆるくしたらこうなる。うん、世に求められてるのはこの路線だ。間違いない。かわいいは正義。かわいいこそが正義。

響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ
宝島社文庫 武田綾乃著
春から京アニでアニメ化というだけで勝利を約束された作品。舞台が京都というだけでもそれっぽい。
が、音楽よりも人間関係というか部内政治の波に流されたみたいな、青春物としても微妙な内容だったので、興味の方向は京アニがどう料理してくるか、だけです。間違いなくアニメのが楽しめるだろうと現時点で結論付けられます。エンタメってそういうこと。

イチオシはスーパーヒロイン学園で。アルスマギナとラグライブもまあ。この略し方でいいかどうかは知らん。

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