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2014年12月31日 (水)

今月のまとめ(H26/12)と今年のまとめ

来年からは個別エントリも復活させようと思います。させたいと思います。希望。

ソフロニア嬢、発明の礼儀作法を学ぶ (英国空中学園譚)
ハヤカワ文庫FT ゲイル・キャリガー著 川野靖子訳
1巻。読むのに10日かかりました。読むの疲れた。ハヤカワは本当に読書の妨げになるなあ。その考え方も本末転倒。
後半まで話の軸が理解できませんでした。最後まで読むとまとまるんだけど。それが1日で読めてるならいいんだけど、如何せん時間かかりすぎたので、どうにも整理付けづらくて。後半まで進まないと、目的があって陰謀をというよりも陰謀のための陰謀をしてるようにしか見えないのが苦しく。文章力や訳の問題なのかもだけど。
それでも背景の厚みがハンパないのは相変わらずなので、世界に浸れるのはやっぱりいいところ。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10
ガガガ文庫 渡航著
前巻。本当に太宰大好きなんだなあ。作家としての成長にうまくアクセントとなっているのであればそれはよいことですが。
葉山の出世ぷりから、手記も彼のものかと一瞬疑ってしまいそうになったけど、この作品がそうそうブレることはないと信頼しているので、さすがにあれも八幡のものであろうと信じてます。
今となってはいろはの大逆転を期待してる自分がいます。打算の中から現実を拾う作品であってほしいがゆえに。
しかし読み終えて時間置いてみると細部を思い出すのが一苦労。浅い巻はそんなことないのに。だから巻数増やすのよくないんですよ。綺麗に終わってくれるかどうかだけが気がかりです。

グイン・サーガ 134 売国妃シルヴィア
ハヤカワ文庫JA 宵野ゆめ著
前巻。前半はまあまあ。今までもこの人のグインは基本的に当人をなぞらえて書かれていたので、それについてはそれなりに評価してなくもないのだけど、P160あたりから不穏な気配が。グインとグラチウスのやり取り、ありえないんですけど。その昔、当人が書いてたときもシルヴィアにおどおどするグインはグインじゃなかったりしたけれど、このグラチウスに対してのグインの判断、対応力はそれ以上におかしい。これのどこがグインなのかっていう。それからルヴィナ、お前はそこで記憶喪失になったふりができるほど機転のきく子じゃありません。グラチーにさらわれたことも忘れてたくらいなんだから最後までキャラを通せ。
もう何なんですかね。五代ゆう氏に残り全部書いてもらいたいです。

恋詠クロニクル
一迅社文庫 田渕リョウ著
著者様より献本いただきました。大事にいたしましょう。
とりあえず先生お二方、そんな薄っぺらい行動は起こさないでほしいものです。そこは背景に厚みを与えてくれなくちゃ。全体的には、設定厨な前作よりは楽しめました。よかったよかった。
和歌的、お仕事的、人脈的にGO!GO!575と何か関係や影響がいくらかあるのだろうかと勘繰ってみるけど、それはただの深読み。作中の歌を詠んだのは本人なんだろうか。いい趣味です。

未踏召喚://ブラッドサイン
電撃文庫 鎌池和馬著
5年ぶりくらいの鎌池和馬リベンジ。これだけラノベに慣れた今なら読めるだろうと思ったけど、やっぱり返り討ちに。今回も30Pに満たないまま挫折しそうになりました。日本語的に苦しいのもだけど、事あるごとにいらない比喩を入れてくるところも鼻に付くというか、やっぱり読むの苦しかったです。でも別の理由から、がんばって最後まで読んだ。ちなみにそれでもさすおにほどはひどくはないです。あれはラノベ界最高峰の最低の文章。そうね、あれを1冊読めたんだし、この程度読めなきゃ嘘だ。
まあ文章的にはそういう評価にどうしてもなってしまうけど、厨二全開で設定だけでトリップ出来る人にはきっとおすすめできます。日本語とかテンポとか下地とかどうでもよく、勢いに任せて突っ走りたい人には。
売れる理由を加えるならあとは絵とアニメの完成度次第でしょう。2巻は読まないと思います。でもアニメになったときには見ますよ。多分。

終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?
角川スニーカー文庫 枯野瑛著
人類が滅んだ後の世界で目を覚ました一人の勇者のお話。SFぽい。要するにレッドドワーフ系。その例えもどうか。ただ1人残された主人公が、不遇な妖精たちの宿命を背負ってあげるBMGという方がそれっぽい。
タイトルはひどいけど、中身は本格派。新年に2巻予定してるのでこれも楽しみです。

サンタクロースのお師匠さま石蕗と春菊ひとめぐり
富士見L文庫 道具小路著
第1回ラノベ文芸賞大賞受賞作。富士見L文庫レーベルはMWと似たような路線で比較的厨二成分排除路線で進めてるのかな。
日本でサンタというとパラダイス山元しか頭に浮かんでこないのだけど、この主人公はまさにそれっぽいので、彼を思い浮かべながら読むといいと思います。そのサンタがサンタ志望少女の師匠になって、親父ギャグのセンスを発揮しながら、救ったり救われたりの感動巨編。巨編というほどでもないけど。
コントの間の上手さとかいいと思うけど、ラノベ的にではなく、一般文芸としての評価になってくるのかな。でもまあ読めますよ。

今月も7冊。個人的には終末を推すけど、サンタも捨てがたい。来月からは電車通勤復活なので、もうちょっと読めるはず。多分。

今年は17+17+14+6+9+3+12+10+10+12+5+7で122冊。随分サボったつもりだったけど、それでも100冊読んでるのか。予想以上に読んでた。まあ3年前の異常さと比較しちゃいけない。でも来年はもうちょっと読みたいな。

今年を振り返って印象に残ってるのは、きんいろカルテット絶深海のソラリス青春ブタ野郎モーテ、終末、サンタ、かな。ラスト2冊は直近でもあるので、数ヵ月置いてみないと正しく判断できないかもだけど。でもまあつまらない作品は挙げてないはず。
逆にワーストは、俺と彼女の青春論争。もうぶっちぎりで。来年もきちんとワーストは晒すことにしよう。

2015年も楽しく読書できますように。

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