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2014年3月31日 (月)

今月のまとめ(H26/3)

今月は諸般の都合で個別エントリなし。申し訳ない気分もなくもないけど、実験的な意味もあったり、色々。そういやブログ引っ越し前にラノベ読み始めたばかりの頃はそんなスタイルだったっけなあ。

心空管レトロアクタ
富士見ファンタジア文庫 羽根川牧人著
第25回ファンタジア大賞金賞受賞作。心をエネルギーに。電気の代用エネルギーで技術進歩してきた世界という意味で、スチームパンクと似たような背景と取れなくもないのか。それでもいいけど、それ相応の説得力はほしいのですよ。最初からファンタジー世界というなら納得しなくもないけど、心をエネルギーにする過程をもうちょっと描写してほしく。
そんなわけで受賞作にしては物足りず。ドラマ的にはわりと見られるかも。イラストがエーデルワイス、グリーングリーンを思い出させてくれるくらいが自分にとっての印象でした。やっぱラノベは絵かも。

艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆
富士見ファンタジア文庫 内田弘樹著
艦これラノベ、3シリーズ目。スニーカーのよりはまだ読めるかな。でも面白いかというとそんなでもなし。むしろ印象でいえば一番薄い。すでに内容憶えてないです。

俺と彼女の週間戦争 1
ぽにきゃんBOOKS 島武司著
金帯だけど、このレーベルの帯は別に受賞とか無関係の模様。
毎週生まれる魔王の悲劇。これ、システム的に終わりあるの?永遠に魔王憎んで終わりってわけにもいかないだろうけど、どう終わらせてくるのか気になります。しかし魔王がチョロインで。
ぽにきゃんレーベルでは今のところ一番面白かったかも。

魔王なあの娘と村人A 7 ~スラップスティックエブリディ~
電撃文庫 ゆうきりん著
短編詰め合わせとのことだけど、もういっそこの1冊ですべてといってもいいような。逆によくもまあ7巻まで続いたものだと感心します。アニメ化希望してるみたいですが、器としてどうだろう。少なくとも自分は期待してません。でも1クールだけのほのぼのコメディとして存在する程度の器くらいならあるかな。でもやっぱり7冊はやりすぎだ。

博多豚骨ラーメンズ
メディアワークス文庫 木崎ちあき著
あんまりそれっぽくもないけど、一応ノワール系。フィクションなのは博多な部分で、北九州はきっとこんな感じに違いない。偏見。
さすがに電撃大賞受賞作なので読みづらいなんてことはないのだけど、もう一方の電撃大賞のが個人的には好みでした。つまらなくはないし、さくさく読めるのだけど、その分厚みが足りなくて。実際に一番書きたかったのはオチのところなんではと穿ってみたり。他が全部付け足しというわけでもないんだろうけど、付け足し感。

艦これ 陽炎抜錨します 2
ファミ通文庫 築地俊彦著
元々小説家としては好きじゃない作者なのだけど、小説家と限定せずに作家としてみたらそれほど嫌いでもなかったような気がしてきました。これ、アニメ化の土台にしてそっちで放送作家やってもらったらよかったんじゃないかなあ。
今出てる、スニーカー、ファンタジア、ファミ通の艦これ小説の中で一番面白いのは、たしかにこれです。説得力が違います。迷ったらこれ読んどくのが正解。注文付けるなら、不知火はもうちょっと上から目線ぽくてもよかったかも。ゲーム準拠なら。

シス×トラ
講談社ラノベ文庫 橘九位著
突然出来た妹に兄として愛を注ごうというホームドラマ。できた妹はまあいいんだけど、(作者の)金銭感覚がおかしいのでファンタジーすぎるところ。対する兄もお調子者が過ぎていて感情移入はやや難しい。でもまあいい子はいい子なので、ドラマはオーソドックスに。同級生ヒロインもおかしな感じで絡んでくるけど、このくらい濃いキャラでないとこの兄弟に割り込むことはできないかもしれないので、全体のバランスを考えたら致し方なし。
でも普通のホームドラマをちょっと濃くしただけで、それをラノベといってもどうなんだろうなあ。

神武不殺の剣戟士 -アクノススメ-
ファミ通文庫 高瀬ききゆ著
第15回えんため大賞小説部門特別賞受賞作。悪の定義をまず考えると。この主人公は悪を目指してるといいつつカオティックグッドを目指していて、それって悪かと問いただしたくなります。通常、小悪党はカオティックイビルになりがちで、巨悪といえばローフルイビルであって、主人公はその対極なわけで、そういう意味では言葉遊びかなー。独善と呼ぶのが言葉としては正しいでしょう。
対する敵はカオティックイビルなので、まだ親しみ持てるようになってるし、人が死んでてもあんまり悲壮な感じで書かれてないので、要するに美学についての表現をしたかったんだろうなと。まあそういう世界にはなってると思います。多分続きは読まないけど、好きな人は好きかもしれないので、がんばるとよいです。

ロック・ペーパー・シザーズ 1 時、止めてから本気出す / 2 靴、履いてるから全裸じゃない
富士見ファンタジア文庫 木村心一著
これゾン読んでないので初読。期待してたのはキレのあるギャグだったのだけど、思っていたようなそんな要素はほとんどなし。軽めのエロコメ要素が大勢で、軸足は能力と知恵で勝負していく中二ラノベでした。文章も中堅にしては拙くて、話も微妙、なんだけど、キャラと引きは上手いなーという感想。
新刊出してたので積んでたのとまとめて読んでみたけど、続きは読んでも読まなくてもいいかなあ。そんなポジションです。気が向いたらまあ。

穢れ聖者のエク・セ・レスタ
MF文庫J 新見聖著
第9回MF文庫Jライトノベル新人賞の審査員特別賞受賞作。わりと読めた。復讐劇なので国をひっくり返そうという割りにはスケール小さいけど、対象の皇帝がスケール大きい風なので、先の展開も期待できそう。1巻で出汁になった皇女様も導入部としてちょうどいい感じで。何よりヒロインの暗黒面が個性的でよいです。それだけで揺さぶられますね。やはり個性大事。
今年の受賞作群は去年より楽しめてます。新たなワナビに押されて消えてしまう前に一定ラインまで到達しましょう、先達たち。

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン V
電撃文庫 宇野朴人著
思ったより早く峠に差し掛かった感。これなら10冊かからず締められるかもしれない。大歓迎です。
しかも今回は死に役がいなかったわりに、お姫様やら御三家やらの緊張感が高まってて、期待以上に楽しく読めました。戦記色が強いけれど、文明の発展も描かれていくはずなので、普通なら仲裁しようとしても泥沼に進みそうなところ、もうちょっと明るい見通しで期待しているところです。
そしてラノベにあるまじき無挿絵。海戦の陣形だけ。口絵も前巻からの使い回し。いいのか、それで。エルルファイとミザイのビジュアルなんかも入れようよ。
海戦つながりで、無関係なのにあとがきで艦これに触れるくらいに、世間は艦これですか。影響でかいなあ。

キルリアン・ブルー
TO文庫 矢崎存美著
死者の手に触れると記憶が見える能力を持ったJKが行方不明になった父親を探すサスペンスなお話。
主人公が終始パニック状態なので、なかなか感情移入できないのは残念なところ。しかも肝心なキーマンの父親がずっといないの、能力についても明かされずに終わってるのが。書き方変えればその能力だけで中二っぽくなってたかもなあ。

苛憐魔姫たちの狂詩曲~棘姫ととげ抜き小僧~
NMG文庫 西紀貫之著
久々のNMG文庫。まあまだ2冊目だけど。内容は時代劇好きだと受け入れられそうな構成の、もうちょっとラノベっぽい設定なやつ。とてもオーソドックスなので読みやすいかと。
あと、口絵の代わりにカバー裏がまるまるカラー絵というのがわりと個性的。こういう遊び、いいですね。

個別エントリなしで、今月は14冊。

3月の1冊は問答無用でアルデラミン。他が入り込む余地なし。今後の期待でいうならエク・セ・レスタととげ抜きあたりもまあ。

4月からはさすがに個別で書きます。やっぱりこのスタイルはよろしくなかった。

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