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2014年2月

2014年2月28日 (金)

今月のまとめ(H26/2)

今月は特にblogサボってた系。何だか魔女物に偏ってる?

彼女たちのメシがマズい100の理由 5
角川スニーカー文庫 高野小鹿著
エゲレス編。まあ料理まずいの代名詞みたいな国ですし。でもぜんぜん期待してたようなメシマズ表現なかったし、コメディ要素も薄いし、何やりたいのか分からない今巻。
次巻が最終巻らしいので、上手くまとめてもらいたいものです。

魔女の子供はやってこない
角川ホラー文庫 矢部嵩著
不思議なものが好きな作者なんだろうな、という感想。読者にも、そんな不思議な体験してもらいたいんだろうというのが見えはするのだけど、それを表現しきれてないかなーと。子供が支離滅裂な会話してるのは構わないけど、文章までそのノリに合わせなくていいと思うのです。とても読みづらいです。
そしてラストの輪廻が、お涙頂戴を狙ってみたけど逆に薄っぺらさを強調してしまった感。それはいらなくないですか。

魔女は世界に嫌われる 2
ガガガ文庫 小木君人著
地味ながらも1巻で見せてくれた方向性には期待してたのだけどなー。2巻の薄っぺらさはちょっと苦しいレベルです。ハンス。もうちょっと練り込んでくださいお願いします。嫌いじゃないんだけど、色々と惜しくて残念。もっと角人や魔女といった世界背景を濃く描いてほしいものです。
そしてこれも2冊買ってしまったので1冊処分しなくては。

その設定をやめなさい! 1
GA文庫 葉月双著
いち早くやどかり氏を取り入れる身のこなしは評価していい。それは今年の電撃大賞も同様のことがいえるけど。あとはもうちょっと層が厚くなれば近頃はGAも悪くないかもなあ。
美海ちゃんかわいいですね。ふーたん、姫様、アイちゃんも見る人によっては。要するに、可愛いものを愛でるだけの作品ということで。すがすがしいほど中身がないですね。でもそれでいいと思います。これはそういうものです。

魔物ワールドは二周目令嬢が作ったのだ!
スーパーダッシュ文庫 葉巡明治著
前作はとても受け入れがたかったので1巻で離脱したけど、マルイノ氏の絵に釣られて購入。新シリーズでどれだけテコ入れされているかというのはとても重要なポイントです。
しかしやはり今回もつらい。途中まではマルイノ絵に牽引されてどうにか耐えてたけど、半分くらいでさすがに諦めました。そもそもの設定にやっぱり無理がある。いあ、ラノベなんてみんなそんなもんだけど。でもそれにしたってやっぱり閾値はあるのですよ。もうちょっと地に足を付けた設定でお願いします。
それでもそれをねじ伏せる文章力やキャラの魅力や何かがあればというところだけど、そういったものにも頼ることのできない出来映え。ごめんなさい。
なお前作ですが、ブクログによると2012/1/31頃に読んだ形跡は発見できましたが、blogに書いてないほどにモブでした。でも面白くなかったことだけは憶えてるんだよなあ。そんな存在。

神様のお仕事 2 / 3
講談社ラノベ文庫 幹著
1巻はもうちょっと先を期待しようという気になれたけど、2巻ちょっとひどいです。3巻で終わるのも当然か。一応3巻でフォローされてなくもないけど時すでに遅しというか、そもそも完結した後で購入してるので手遅れをなぞっているだけだったのでした。何かもやもや。
新人賞受賞作だったよなあ、これ。と思ってサイト見てみたら、今年の応募数が228作と激減してるようなんですが。個人的に驚きポイント。ワナビさん狙い目じゃね。

艦隊これくしょん -艦これ- 一航戦、出ます!
角川スニーカー文庫 鷹見一幸著
秋イベントのリプレイ起こし(※ただしフィクション)みたいなな内容。どこに焦点持ってきたかったんだろう。
角川本体から出す艦これラノベがこれというのはかなりがっかり感。これならFBからのがまだよかったな。未読のファンタジアからのに期待しよう。

以下の個別と合わせて今月も17冊。

ねじまき精霊戦記 天鏡のアルデラミン / II / III / IV
リーガル・ファンタジー 1 勇者弾劾裁判
アンリミテッド・オーバースキル 双刀使いと紅の神撃装甲
王手桂香取り!
ゼロから始める魔法の書
生徒会探偵キリカ 5

今月もがんばって受賞作読むようにしてみたけど、結構な手応えでした。電撃大賞を面白いだなんて思ったの、初めてじゃなかろうか。
ということでゼロからを今月の1冊に推したいと思います。なお、面白さだけでいったらキリカの模様。まあたしかにやや飽き始めてきてはいるけど、やっぱり面白いです。言動と演技力が関係するわけでないので叩かれる必要などない某あーやのように、言動と作品も無関係なので素直に杉井光氏のことは応援してますよ。そもそも●流出ってな。

来月も受賞作多めに読む予定。特にメディワ。あと、それについての会話をもうちょっと深めたいところ。何だかんだで読書好きね。

生徒会探偵キリカ 5

講談社ラノベ文庫 杉井光著

ちょっと前にネットで騒動起こしただか何だかの影響があったのかどうか分からないけれど、ちょっと間が開いてしまった感。でもまあ面白い作品書いてくれれば別に事件起こそうが何されようが構いませんので、ぜひともご本人様の人生充実させて面白い作品を出してくださいな。

いつもの杉井節。このコントのテンポを見たかったのだなと再認識。文化祭とか探偵とかおまけです。しかも今回はあんまり面白い事件でもなかったし。でもヅカっぽい先輩はいいキャラだったのではないかな。
それ以上にひなたが普通にお姉ちゃんでこっちが意表を突かれた感じ。すごいオーラまとって登場してくるかと思いきや、そういった背景を見せずにすごいところがすごいみたいな演出なのか、はてさて。何か意図がありそうな気がします。

ともあれ、ひかげくんの決意が表明されたところで、次巻から大きく動きそうな気がします。ていうかもう5巻なので、そろそろクライマックスもってきてほしいところです。

ゼロから始める魔法の書

電撃文庫 虎走かける著

電撃大賞大賞受賞作。珍しく今年の大賞は楽しめた。すでにアニメ化まで見えます。いあまだメディワから出てる側の受賞作手つかずなので比較できてませんが。でもまあマイ下馬評ではもちろんいつものようにメディワのが電撃以上の出来だと思ってますけど。とはいえ、電撃大賞受賞作としては近年稀にみる出来映えと思います。
そしてイラストもしずまよしのり氏の採用。今ここで大賞作に採用するのは自然な流れ。艦これブームの影響大きいな。ぜかまし好きは買っといて損なし。儀装除いたらほとんどぜかましぽいデザインだし。
まあイラストは置いておくとしても、ラノベというかファンタジーの王道いってます。好みです。

魔女対人間の図式な世界観。定番中の定番。物語の魔女は迫害されてこそ。が、メインヒロインのゼロはそれさえ意に介さない唯我独尊魔女。世界の迫害対象はもっとしょっぱい存在でしかない模様。だからこそ追いやられる。いつでも教会は悪役を引き受けてくれます。こういうケースで人間が無慈悲でなかったためしなし。
でもメイン登場人物は違うよという見せ方。共感得るにはやはりこの図式ね。
なんだけど、その意識を持つべき主役がストレートに人間とはいわず獣人ときた。ティガニキ。これもインパクト大。しかもハードボイルド的な人間臭さに溢れているという。ラノベの主人公としては王道じゃないかもしれないけど、無条件でモテる設定は備えている模様。ヒロインだけでなく、犬にも。
そしてその図式を魔女が利用して悪さしてみる。一三番。魔女の数字。ゼロもいるので14人いたろうけど。善も悪もなく目的のために行動する男。他人からしたらわりとひどいことしてるけど、もっと上の視点からの考えが飛び交ってたので、利己まっしぐらと表現されてるのでもなく特段ひどいキャラには見えなかったり。
うん、人間がいないね。

主人公が、出会って騙されて悩んで裏切って反省して戻って解決。とっても王道。おとぎ話好きなら読めると思います。でも中二なソレを読みたくてラノベ読んでる人には向かないかもしれない。個人的にはおすすめしたいタイトルです。

これから魔女との二人旅が続くのでしょう。続刊に期待するといたしましょう。

王手桂香取り!

電撃文庫 青葉優一著

まだ大賞とこれしか読んでないけど、今シーズンの電撃大賞はわりと豊作感。これも銀賞に恥じないクオリティです。去年はいったい何だったのか。

テーマが将棋で駒に九十九神が宿ってて鬼みたいな強さというのが何ともヒカ碁的。やっぱりこういう図式はお話にしやすいのかもしれない。

初心者ではないけどそれほど強くもない主人公が駒に導かれて成長していって憧れの先輩に認めてもらうその流れはまあラノベらしくてよいですね。何、名人の娘さんって。しかも化粧っ気なしなのに突き抜けた美人とか。もちろんそれが都合よく鈍感で男女の距離感に気づく気配を微塵も見せず。さすがご都合的、まさにラノベ。

小三と六段は主人公の成長&ライバルへのつなぎ役。しかしちょっと扱いがひどすぎるかも。別にライバルを最初にそんな風に見せなくてもよかったのでは。あるいはそれも含めてヒロインのための出汁なのか。可哀想に。

ラストでライバルがあけすけに白状というか暴露してくる様がまた可愛いというか、ねーよと言いたくなるけど、変人だらけの将棋界であればそういうのもアリかもしれない。このライバル、間違いなく人気出る。玉や飛車角もまだぜんぜん見えてないので2巻あるでしょう。
1巻では香車がメイン張ってたけど、桂馬もなかなかよかったです。金銀飛車角もキャラ立ってるかなあ。名人も含めて、出し渋りがかなりあるので、続刊期待ということで。

あとがき。たしかに将棋小説で一般にも浸透しているビッグタイトルってないかもね。

アンリミテッド・オーバースキル 双刀使いと紅の神撃装甲

HJ文庫 神野オキナ著

著者の本をいつか読みたかったのと、HJでマシな弾がほしかったのとで、ちょうど噛み合ってくれた作品。といっても去年から積んで今頃読んでるので、熱意の低さは窺い知れます。さらにいえば、前に感じたときほど文章いいなとは思わなかったかも。普通には読めましたが。

夢の中が主戦場というのは設定しやすそうなわりにあまり見かけないタイプかも。サリガミとして覚醒すると最終的に消え去るらしいけど、封印が間に合えば助かるらしい。という図式からすると裏十二支こそが主であってサリガミは従だよなーと思うのだけど、どうにも裏十二支のが弱者の立場っぽい。鬼駆にいじめられたり、わりと可哀想かもしれない。彼らにだって彼らの言い分があろうに。その言い分がへちょいので、まあ敵役なんだけど。強さ云々よりも存在そのものがかませ臭。

鬼駆がいい子なのと殺姫も人気出そうなので、そっち方面でラノベしてくれれば、一定の評価はされそうな。その程度の骨組みはあるんじゃないかと思います。でもあんまり長引かせられるような内容でもないかも。器は小さいけど模様は小奇麗で、素材はエントリー品だけど丁寧に調理して綺麗に盛られた料理、といった感想。あんまり大作でもおなかいっぱいで離脱しそうなので、その路線でやってくれると個人的に嬉しいところです。

2014年2月16日 (日)

オレカバトル その91

ここひと月ほどサボってました。やる気起きないんだもの。WHF行ったのが唯一のやる気。

そんなんでも一応解禁日がくれば一応チェックをしてみたり。しかも今日はミリアンでの大会でもあり。しかし今回は雪のおかげでコロコロ入手できないわ、そもそも遊びに行けないわと散々な目に遭いましたとさ。今日厚木まで車で行ったのもわりと冒険。撮影機材をスルーすれば電車でもよかったけど、やっぱりかさばるし重たいので。
と、いう感じでしたが、ビンボーガミお貸しいただきありがとうございました。

今回も1日遅れだけど解禁動画を撮ることができたようです。ので、アップしておきますね。

解禁動画
やたら強くないですか、邪オタイさん。まったく勝てる気がしません。そしてまったくアイテムを拾える気もしません。拾うまでやるという気力もない今日この頃。
おサルさんもそろそろちゃんと形にしておかないとなあ。

vs 邪拳士リュウロン
条件わからないけど、ランダム遭遇でもトカイと蛇使っとけばいいでしょ的とてもやる気のない動画。
ところでこの人、とても印象薄いです。全ボス中トップクラスなほどに。今後、使い手を見ることはあるのだろうか。

vs 邪帝マオタイ
こちらは条件確認してたけどヤンシェンロンいないどころかまだウロコも持ってないので、ヤンロンでも育てながらヤンシェンロンと邪オタイの両天秤シフトで、ランダム遭遇でもリュウロンと同じく以下略。そしてヤンロンがLv10になるまでに何も得られたものはなかったのでした。仕方なくさらにモアイまで入れて超手抜きモード。
そんな心持ちの状態でモアイEXも成功するはずもなく、どんだけやる気のないプレイなのかと。そんなんなら動画もアップしなくていいだろと自らにつっこみたくもなるけど、旬を逃すとさらにやる気が失せるのは明白なので、こんな動画になっています。ここ1年こんなんばっかりですね。もうちょっと気を入れないとなあ。
とりあえず接戦演出システムがかなり強敵な気がします。相当に本気編成でないと安定して勝つのは難しい相手かなーと。

そして大会の方ですが、2戦目でキャミネコがまったく仕事をせずそっぽ向きまくってくれたので完敗でした。
実は1戦目で完封勝ちをしていて、筐体内での偏り保持による反動ではないかと勘繰っています。接戦演出システムの一機能ですね。えぇ、オカルトです。
このオカルトは、大会開始前にCOM戦で一方的な敗戦を仕込んでおくことで対戦時に有利な動作をしたりしないかなという謎の期待値を頼りにする戦法ですが、統計を取っていないので事実かどうか不明です。ついでにいうと別筐体では役に立たないであろうという妄想も加味されます。
ということで、次回の大会では朝から両筐体でそんな準備をして臨んでみようかななどとどうでもいい計画を立てています。まあ無駄でしょうけど。

育成に関してはもう結論出てるし、攻略の糸口もそっち方面まで手を伸ばすしか余地が残ってないんですよね。結果を出していないくせに結果が見えてないわけではないのでやる気になれない、ゲーマーにありがちなよくある症状です。気持ちが乗らないのも、やはりトッププレイヤーの対戦を常に目の当たりにするようにアキバレジャラン大会とか行くようにしなきゃダメかしら。来週も土曜ならなー。

2014年2月 6日 (木)

リーガル・ファンタジー 1 勇者弾劾裁判

ファミ通文庫 羽田遼亮著

第15回えんため大賞優秀賞受賞作。今シーズンの受賞作群の中では個人的にわりと上位ポジション。伏線大好きオーラ溢れる展開なので、そういうの好きな人にはよいかと。

テーマはタイトルの通りに法廷物。ただ、それほど法は順守してない模様。ので、これは新人弁護士のフィオナが超ベテランのスミオに振り回されるお話として楽しむものです。そしてサブタイの勇者が仕事してくれて、上手く周りを巻き込んで引っ掻き回してるのを楽しめと。こっちだけでなく向こうにも傾いたり、揺蕩ってる感じが出てこその法廷物だと思うので、こういうバランス感覚はとてもよろしいと思います。後出しじゃんけんされたりネタバレが早すぎるということもなく、伏線もとても読みやすく正道な感じで、ちゃんと気付けるタイミングが押さえられてるのもよし。
まあ法廷物と銘打っておきながら法を無視した解を出しちゃってるあたり、わりと叩かれてるようですが、別にファンタジーと割り切ったっていいじゃんと自分は思うところです。
ということで、まずまず面白いです。

あとはまあ、あとがきにもあるし本文からしてそうだけど、立脚点がドラクエのそんなテーマに拠ってるのはまあよいとしても、構想から執筆までわりと時間割いて書いたのであれば、そういうパロディ性を排してもよかったんじゃないかなと思ったり。ま、これ1巻ですし、2巻以降ではそういう方向性で期待したいと思います。

なお、締切でえんため大賞選んだとのことだけど、ファミ通文庫狙ったのはとても正しいと思います。むしろこれが最大の正解ではないかと。別のジャンルも書きたいそうなので、そちらにも期待を寄せてみましょう。
ということで一応2巻も買う予定。先々、がんばってほしいものです。

ねじまき精霊戦記 天鏡のアルデラミン / II / III / IV

電撃文庫 宇野朴人著

最近めっきりお目にかかっていなかった戦記物。わりと珍しく、知人から勧められて読んだパターン。ということで4冊一気読み。

名将の息子でアナライの弟子という血統書付という背景を持っていて、だらだら大好きなわりに勝ち戦を続けるあたり、まあ人気の出そうなイクタ主人公。でもいうほどだらけてないと思います。あと、もっと女癖悪いところ書いてくれていい。そのアナライは結構気になるところ。中盤以降で大活躍しそう。そしてヒロインはあんまりヒロイン然してない。いあまあこれももちろんヒロインなんだけど、ラノベ的に見るともうちょっと媚びがあってもよいかなと。トルウェイとマシューはわりとよい脇役。普通の戦記物なら誰かが途中で死ぬんだろうけど、ラノベなので脱落者出ないんじゃないかなあ。ここら辺、ラノベ寄りにするのか壮大な戦記ドラマにするのかの匙加減が難しそうではあり。個人的には戦記物寄りのが独自路線でいいかなと思わなくもないけど、売れ筋から外れて編集部がどこまで許してくれるかとか違う心配事が出てきたりもするので、多分ラノベ寄りにする方が正解だろうと大きなお世話を焼いておきます。打ち切りにならないようバランスよくシナリオ進めていただけると嬉しいです。

そんなわけで、ちまちまと感想書いてもしょうがないくらい大風呂敷な作品なので、4巻程度でどうこういえるものでもなく。長い目で付き合うべき作品でしょう。このペースで物語進むとすると少なくとも20冊は超えそうな。アナライに倣って合理的に考えるなら、完結してから最終的な評判聞いてから読むかどうするか決めるべきな気がします。

次回はまた数冊溜まったら読むかな。でもそれは忘却に近づくことになるし、それでまた売り上げ不足で打ち切りに近づくってのも嫌だしなあ。読者はどうすればいいのさ。すごく向き合い方が難しい作品ですね。気を揉みすぎか。

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