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2014年1月 1日 (水)

瑠璃色にボケた日常 4

MF文庫J 伊達康著

新年の1冊目をどれにしようか悩んで、期待値からこちらをチョイス。したら、最終巻じゃないですか。あとがきからにじみ出てくる打ち切り感。残念なことです。ていうか、えれっと氏の絵もあってこのクオリティで売れないっておかしくね。それは出版社側の責任だ。

関連エントリ。1巻2巻3巻

出だしのコントは魔法少女ネタ。勇者と魔王ブームが去って、最近は魔法少女ブーム真っ盛りですね。今回もまずまず面白いんじゃないかな。

肝心の本編はお笑いの比重高めに。下ネタがあからさまに増えてるけど、下品な印象はあまり受けない、とても自分好みのエロ感です。最終巻でなければ柘榴を二次元妻本妻に昇格させようかと思えたくらい。翠もわりとそっちに引きずられてキャラの住み分けは曖昧になってきてたけど、大コケする前に最終巻なので問題なしです。たとえそうなっても牙穿、禽踊もいるから大きく失敗することもなかったはず。今回の2匹もいい味でした。瑠璃は今回面白い役回りで、さすがのメインヒロイン力。3人ともいいヒロインたちだったなあ。ホント、名残惜しい。いつかスピンオフなり別作品でのカメオなり、また活躍を見たいものです。
そして孝巳。彼の成長の絡ませ方は在り来たりのラノベ主人公とは一線を画すところ。霊能サイドのお話での彼の活躍ぷりは、お笑いとの二本柱の本作で輝いてました。ポジションが変わっていくことでのシナリオの変化をあと1冊だけでもいいから読みたかったかも。

振り返ってみれば、それなりにお気に入りの作品ではあったけど、それでも今まで過小評価しすぎていたかもしれない。ということでブクログでは記念的に★5を付けておきました。
お笑いを通しているおかげで見えるというか、面白さへの追及とか、気を配りながら作品を作っている姿勢が、とても好ましく思えます。1、2巻でばらまいてた設定が上手く紡がれていたなーと。最終巻だからまとめようとさぞ頑張られたことでしょう。とはいえ、こうもまとめられる新人作家などなかなかいないので、本作がたとえ打ち切りでもがっかりせずに、次回作にも期待したいと思います。いあ、むしろさらなるステップアップのためにはこのタイミングでの締めはきっと悪くないはず。前向きに捉えよう。

ということで、デビュー作からの4冊、お疲れ様でした。次回作も期待してます。

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