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2013年5月 8日 (水)

キリノセカイ II.報復のサガ

角川ホラー文庫 湖山真著

個別でエントリ書くほどかというと、それほど作品にハマれているわけでもないのだけど、まあ著者応援のそんな意味合いで。

前巻リンク

登場人物が運命に翻弄されるみたいな流れかなあ。大雑把に。今回の中心は都倉かなー。でも共感得られない人ですね。娘のためといいたいのだろうけど、判断誤りすぎててパニック状態なのがあからさまなので、さすがにそこに感情移入はできないのですよ。
それから升光。この人も判断誤るの好きだなあ。秘書としてもそれほど有能でもなかったんではなかろうか。それを見張ってた大和田と東郷も。人間臭いというよりも、決断力のなさが強調されてるように思えます。そういう普通の人たちが織り成すドラマと思えば、あるいは共感も得られるんだろうか。それにフェイも揺れ過ぎ。もっと確固としたパーソナリティ持っててくれよ。
ということで、本線の仙堂とミアなんだろうけど、こちらは今回薄く。鏡子とのつながりがなかったら主役格に思えないよなー。そんな運命に翻弄される人々を描いたかのような2巻でした。小説向きというよりもドラマ向きなんでしょう。元が元だけに仕方ないのかも。

あと、国府がちょっとSF的存在だった。何を目的に知事をやめてまでそんな存在になっちゃったんですかね。3巻のお楽しみにしておこう。

ということで、とても大人しい作品です。そんな硬派なセカイが好きという人ならば。ただ、ホラー文庫に求められる作品ではないのではないかとも。もちろんラノベでもなく。一般小説として、そんな淡いドラマを求める人向けに、普通の角川文庫からの発行でよかったんじゃないかな。

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