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2013年4月26日 (金)

なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

メディアワークス文庫 野﨑まど著

劇場以来の新刊。間違いなく、今現在もっとも好きな作家さんです。2のときはちょっと身構え過ぎていたなという反省があるので、今回は気楽に臨んでみました。劇場のおかげかもしれない。

いつもはミステリ仕立てでファンタジー解決されるところを、今回は最初からうさぎさんと話すほどにメルヘンな作品です。
そしてそのうさぎことうさぎさん、真面目に進行してるところを上手く気をそらすあたり、やっぱり野﨑まどでした。鼻をフンフンするあたり特に。神様チックに気の向くままに仕事に取り組んで、ゆかりくん翻弄される。わがままファッションGIRLS MODEのパチモンにはまってるあたりもきっと作者を反映していると見た。ところで今年は花柄がきているそうですね。
主人公のゆかりくんは大学2年生の自治会メンバー。なぜだか縁の糸が見えるようになってうさぎの世話をすることに。
それから、お姉さんポジションに西院先輩。さいと読むっぽ。最とか。最中とか最早とかそんなわけないとは思うけど、この人もうっすらと超人入ってる系。それっぽい存在がやっぱりいませんとね。でも今回はそういう作品ではありません。そして最終章では彼女が話の中心に。ちなみに4章構成です。

個人的にはプリンセス・パール号の話が野﨑まどらしくてお気に入り。もちろん恥ずかしがり屋な後輩だとか免許の話もいいんですけどね。
ヒューマンドラマとしてではなくサークルの予算獲得でやりあうコントの体が何とも。図面を挿絵にしてくれるくらいの勢いがあってもよかった。もちろん挿絵などないMWですが。でも今回、口絵とか表紙とか多少ラノベに寄ってる雰囲気ですね。実家想いのいい子でした、高千穂さん。

ラストはハートフル。いいご縁でありますように。うさー。

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