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2013年4月16日 (火)

ドラフィル! 3 竜ヶ坂商店街オーケストラの凱旋

メディアワークス文庫 美奈川護著

出ましたね、3巻。今度こそ最終巻。らしい。本来1巻完結の予定だったとのことだけど、この3冊が無理して続けていたかといったらそんなことはなく、実に上手くまとめられていたと思います。

関連エントリ。1巻2巻

前巻で響介のお悩み解決が終わって、叔父さんの父親がどうやら謎の核心にいますよ、と。
そのハイドフェルト氏の遺したもう1つの謎が3巻のキーアイテム。もうそっちをスピンオフしてもいいくらいにかっこいいじいさんです。
その前にいつものようにご町内のお話。どうみてもただのモブなのにチェロの師匠への感謝みたいなドラマがあるのがドラフィルらしいというか。そしてわりとメインモブであるぴっころの旦那、こっちは散々な役回りだなあ。バカップル死ねみたいな扱われ方です。それでもめげないこのおっさんであればこそこんな話も許されるといったところか。タッキーと七緒の絡みもよい感じ。こういう背景が描かれてるからこそ七緒が生き生きして見えます。
本題は七緒とゆかりさんと仁美さんの家族愛のお話。一之瀬家羽田野家藤間家がつながります。その他音楽に囚われた人多数。トップの苦悩は当人にしか分からない。音楽に限った話じゃないですね。仁美さんの人間味が表現されたのも読む分にはマイルドでよいかと思います。ストイックさが変に凝り固まってないのもドラフィルのいいところ。同級生とか。

ところで今まで題材になってた他の曲はCD持ってるけど、今回のベートーヴェンのバイオリン協奏曲だけは所持していないのでピンときませんでした。残念。いい機会だし、そのうちCD買ってみようか。とりあえず誰の何年盤がいいのか探ってみよう。

そしてまた最後までフジマさんと読んでしまいました。今リンク貼ろうと過去エントリ開かなかったらまた忘れてるところだった。ていうかそのうち読み返すときがきてもきっと忘れてる。

それにしてもよくよくまとまっていた作品でした。基本的にメディアワークス文庫が電撃の上澄みといったポジションとして、アベレージ的に他のどの文庫よりも面白い作品に当たる可能性が高い安心のレーベルですね。看板のビブリアに限らず、他にもたくさん面白い作品が多くて悩ましいところです。時間の捻出どうすれば。

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