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2013年3月31日 (日)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 7

ガガガ文庫 渡航著

今月最後の読書が今月の本命。八幡の主人公力の高さはやっぱりラノベのそれではないなと。
聞かないけどCD付き購入してます。何のために。

前巻リンク

修学旅行回。海老名さんはともかく、まさかの戸部クローズアップ。もちろん八幡を輝かすための出汁だけど。

戸部の薄っぺらさはたしかに。サッカーやってればというか葉山とつるんでいればクラス内ヒエラルキー上位にいられますよという符号の役割まではいいとして、露骨に八幡ディスって生き残れるほどのキャラかというと微妙というか、八幡がそういうポジションを確立しすぎてるというか。にしても八幡の心の広さたるや。そこまでされて戸部をも嫌いにならないその器のでかさはその若さでどうやって育てた。やはり超越者。
海老名さんももっと自分のセカイで生きてる人かと思いきや、三浦とつるんでるというのはやっぱり人を見ながら生きてたんですねという、後出しにも近いレベルでの戸部を貶めて八幡を引き立てる活躍ぷりで。戸部、ホントにモブだな。それがお前の仕事だけど。

クライマックスは6巻の天丼+αなんだけど、しかしまあ、ここまでみんなして八幡を突き放しながらそれでも寄りかかるその利己的さ加減がもういたたまれません。保身のためにはそういう態度を取らざるを得ないのもやむなしなのかもしれない。未熟な学生であればなおさら。だからこそ小町と戸塚が癒しになってるし、平塚先生や陽乃みたいな年上を用意したり、材木座を下に置いておくことも必要なんだろうなと。葉山がいいやつなのは認めるけど、手を差し伸べる相手が違うわな。てか何、葉山とでダブル主人公か、これ。どんだけポジション上がってるんだよ。

ヒロインズは全体的に今回株下げてるかなー。上向きだったのは戸塚くらいじゃなかろうか。それでもモブだし。八幡はどこまでストイックでいられるのか。ヒロインじゃなくてもいいなら平塚先生は可愛いかな。とっても残念系の符号。

あと、すごくどうでもいいことだけど、千葉県民が東京の方という擬態をするというのを、神奈川県民の横浜市民気取りというのと一緒くたにされることに異を唱えたいです。それは地方から出てきた移民が横浜以外の神奈川に住んでいる場合の理屈です。この表現を見て、渡航氏は千葉県民のアイデンティティを持たない、同様な移民系の千葉県民なのだろうかと想像しました。
横浜以外の生粋の神奈川県民はむしろ横浜を嫌う傾向にあり。嫌うは言い過ぎにせよ、何勝手に神奈川の代表みたいな面してんだって感覚のが強いです。もちろん代表であることを否定はしないけど、そこで横浜市民だみたいな擬態などするはずもなし。それをやるのは大宮ぴんくだ。千葉でも同様だと思うんだけどな。アイデンティティあれば千葉にいながら勝手に東京名乗るなよって思ってるんじゃなかろうか。
だからそこで喩えとして使うなら、移民系アイデンティティとして表現してもらいたかったなと。まあどうでもいいことですが。でも個人的には1巻のサーブで助走付けてるのがルール違反だとかいうことよりもよっぽど気になる点なので、ちょっと主張しておきたかったり。

おまけの後夜祭編はラノベらしさを強めに切り出した、当初のはまち的お話。話が進行して各々のポジションが固まってしまった今、こうやって息抜きすることも必要かもしれないなと思ったり思わなかったり。

あと、ゲームのおまけの書き下ろしのためだけにゲーム買うか悩むんですけど。本体持ってないってのに。

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