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2013年2月27日 (水)

エーコと【トオル】と部活の時間。

電撃文庫 柳田狐狗狸著

第19回電撃小説大賞金賞受賞作。および時雨沢恵一賞だとのこと。さすが時雨沢先生、そういう主張大事ですね。

文章は結構読みやすかったかも。内容はライトミステリの範疇に入れていいか。題材はいじめ?でもそんなに重い作品じゃないです。【トオル】と軽部がうまく動いて気を外してるのが大きいな。てか括弧で強調しなくていいよなあ。まあゲームでよくある手法ということで。たまにそういう作品ありますね。
ミステリとしてももちろん物足りず。エーコに解決させるためにも警察が極端に無能だし。まあそういうのも仕方なし。元々ミステリはおまけで、それを求めちゃいけないということで。

主人公、化野さん。通称エーコちゃん。合理的にドライとルビ振られてたけど、このエーコの行動を見る限りではその意味ではないと思います。まあクール系美少女はよいね、と。
ヒロイン、雪村先生。だったらいいな。でも相手がエーコなのでそんな動きにならず。ふわふわ系もいいのだけど。が、尻すぼみ。むー。
いい動きをしてたのはやっぱりトオルと軽部かなあ。素草先輩は動きすぎか。共犯者と分担するくらいでよかったかも。

で、【レッド・ブルマー】とは何だったんでしょう。宮里先生カワイソス。それ以上にエーコが自傷行為してそこで性格変わった現象は何だったんでしょう。その設定いらなかったよね。多分一番納得いかなかった部分。本編との関連性も薄いのに、何でそんなものくっつけちゃったかな。重ねて見せるにしてもその後のハブられ環境のみでよかったんじゃなかろうか。
でもまあ読みやすくはあったし、次回作に期待するくらいはしてもいいでしょう。気になる題材だったら読むんじゃないかな。

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