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2013年1月

2013年1月31日 (木)

今月のまとめ(H25/1)

再読以外は全部個別エントリにしてみました。以下は再読。

玩具修理者
角川ホラー文庫 小林泰三著
先日ちょっととあることで話題にしたりしたので、久々に。
今読むと当時の感覚ほどにはトランスできなかったかも。でもまあ好きは好き。ホラーというよりも不思議感覚なSF寄りの扱いで。

からくりアンモラル
ハヤカワ文庫JA 森奈津子著
いなくなった猫の話、これはいつ読んでもいいお話。繰り返される初夜の物語、これも好み。よいエロスです。
この頃はまだトールサイズじゃなかったんだなあ。

以下17冊と合わせて今月は19冊。

"朝顔" ヒカルが地球にいたころ……6
グイン・サーガ 外伝24 リアード武俠傳奇・伝
それがるうるの支配魔術 Game6:リライト・ニュー・ワールド
スカイ・ワールド #03
猫は勘定にいれません、もちろん家にもあげません
彼女たちのメシがマズい100の理由 2
バタフライ×ブレイクダウン 2 君が未来を歌うというなら
クロス×レガリア 死神の花嫁
正義の味方の味方の味方
下ネタという概念が存在しない退屈な世界 / 2
大日本サムライガール 4
明日から俺らがやってきた
あなたの街の都市伝鬼!
プリンセス・ストーリーズ シンデレラ 美女と野獣
勇者リンの伝説 Lv.1 この夏休みの宿題が終わったら、俺も、勇者になるんだ。
ドッグライヴ 路地裏の犬たちは、絶望の果てに

今月も問答無用で大日本サムライガール4巻。他にどれを選べというのか。まあシンデレラもよかったですけども。

2月は受賞作品たくさん出版されるのでそちらを重点的に。でもやっぱり全部読むことはできないので、買い物時の気分次第で。
あと新作じゃないけど悩んでるのが、スニーカーになったRDGをまた買い直すかどうするか。やっぱりいらないかなあ。4月からのアニメは一応見るつもりだけど、デートやはまちもあるので、春アニは忙しそうなのですよ。この冬アニがたまこしか結局なさそうでそこそこ暇を持て余してるので今やってくれてたらよかったのに。

ドッグライヴ 路地裏の犬たちは、絶望の果てに

スーパーダッシュ文庫 藤原健市著

ペルソナのノベライズ書いてる人のオリジナル新作。もちろん初読。

絶望によってJと呼ばれる能力に目覚める少年少女たちの異能モノ。まあ厨二ライクでラノベらしいのはよいか。
思春期の視野ではそう思い込むのもおかしくはないか、くらいには絶望しそうな原因はあったような。主要キャラは。犯罪組織ジューダスの連中は目覚めた能力の格差から大した絶望でないというか、その程度でも開眼するのであればローティーンなら誰でも能力者になれそうな気がするゆるさを感じなくもなかったり。

しかしヒロインの能力の使い勝手の悪そうなこと。そして使い勝手はいいのに使いこなせてない主人公のへちょいこと。能力と無関係の部分ではそれなりの活躍も見られるので、能力にまだ慣れてないだけと解釈できるかな。ただ、主人公に持たせるにはちょっと地味かも。無双でも困るけど、もうちょっとカリスマ感じさせてほしいところ。

とりあえず雫さんは好みです。今は他に読んでるSD文庫も特にないし、そのためだけにしばらくこれを追いかけてみてもいいかな。

2013年1月30日 (水)

勇者リンの伝説 Lv.1 この夏休みの宿題が終わったら、俺も、勇者になるんだ。

富士見ファンタジア文庫 琴平稜著

第24回ファンタジア大賞金賞。折り込みによるとアニメ化企画進行中の模様。はえーよ。

これまたドラクエモチーフだなあ。ヨシヒコをよりラノベライクにといった感じに見えてしまう弊害。
勇者育成学校という舞台でギャグメインという、ラノベとしては流行真っ只中の日常勇者モノ。このブームいつまで続くんですか。

で、勇者を目指していたはずが伝記士過程になってしまった主人公と、代わりに勇者過程になったバカ幼馴染のヒロインとで、夏休みの宿題をこなしながら仲間を増やすのだけど、こいつらの変態ぷりがいかんせん力不足。はっちゃけるならもっとはっちゃけてくれ。

力不足ながらもそのままギャグで突っ走ってくれるならまだいいのだけど、変に魔物にお涙頂戴なドラマを絡ませたりするもんだから、さらに白けてしまって。この落とし穴にどうしてみんな引っかかるんだろう。まとめに入りやすいといえば入りやすいかもしれないけど、コンセプトがズレてるよなあ。

というわけで、ストーリー的にもネタ的にもそれほど面白かったとは思えないけど、そこそこの勢いはなくもないので、どうにか読めなくもないかといったところ。それでもこのレベルでアニメ化の相談は気が早すぎやしないか。富士見らしいといえば富士見らしいのかもしれないけど。
まあ2巻買うことはないかな。

2013年1月29日 (火)

プリンセス・ストーリーズ シンデレラ 美女と野獣

角川つばさ文庫 久美沙織著

本屋回ってて通常の文庫コーナーに目に付く作品がなかったので、こっち方面を漁ってみたり。先日読んだグイン外伝で久美沙織は気になってたし、ついでに山崎透イラストなこれなら充分要望を満たされてますねと判断して購入。

シンデレラ または小さなガラスのくつ グリム兄弟、ペロー作
原典に近いものからアレンジ満載作品までどれだけ読んだかわからない、圧倒的知名度を誇る世界的おとぎ話。知らない人を探す方が難しいわ。
なかなかいいアレンジです。なかなかどころかすこぶる。よく知られるところの本編に加えて、建て増しされた序章によって3倍のボリュームになってました。この転落人生はセカイに引き込まれるなあ。いじめられる裏付けや、それでいてけなげでい続ける灰かぶりの精神はこういう下地があったという解釈ですか。それも無理なく、それでいて童話の枠に収まっていて、子供に読ませても安心です。
継母や姉たちにも光が当てられていて、彼女らのなるべくしてなった喪女っぷりや特に下の姉シモーヌの葛藤なんかはこれ必要かって思えるほど。おかげで彼女らまで救われているあたりは、ちょっと寓話ポジから離れてしまっているかも。因果応報を学ぶ機会にはならないな。
父親や隊長まで戻ってくるのはやりすぎ感。ということで、登場人物に名前が付いてます。
ところで、wikipedia見たら、プリキュア信者のでしゃばりっぷりが非常に鼻につきました。モチーフ作品でもなく単なるエピソード程度で関連に挿入する必要性がどれだけあるのかと。そんな程度で介入できるならおどぎ銃士赤ずきんやリルぷりっ程度でも割り込めるわ。

美女と野獣 ボーモン夫人作
よくよく思い出すと、読んだことがなかったかもしれない。初読じゃなかろうか。でもあらすじがアタマにおさまっているのは、やはりディズニーという絶対的な知名度のおかげか。ということでオリジンがよくわからない状況での読書です。
何だか妹贄モノになってます。姉いたの。父ちゃんの失敗の補填に怪物の花嫁に。
野獣いい人みたいな印象操作されてるけど、でもやっぱり薔薇一輪を娘一人で補填ってのは強欲だよなあ。しかもこれが後で実は。なのだから。たしかに心が広い部分も持ち合わせていないわけではないけど、やはり王子は変態だったといっていい。まあ多分差し出したのがベルでなく姉だったらこの王子はやっぱりビーストのままだったと思いますよ。何か自ら呪いをかけたみたいになってるし、いつでも解除できたかもしれない。
ところでガストンがいなかったんですが、あの卵好きのおっさんはディズニーオリジナルキャラなんですか。
これはディズニーのアレンジのが大胆でいいかもなあ。薔薇のエピソードも期限付きの方がしっくりくるし。いあ、原典寄りの作品を読んでないので、決め付けるのは早計だけど。
まあひどい姉のようにはならないように、という寓話的役割はシンデレラよりもよかったか。悪人は救われない方が寓話です。

という2本立てでした。どちらも有名なおとぎ話だけど、さすがにシンデレラは格が違った。そしてそちらの出来映えがすばらしかったので、これはぜひ一家に一冊どうぞ。

2013年1月27日 (日)

劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影

単行本0巻の購入。映画には何も期待してもいません。

が、聞き及んでいた評判以上にひどい出来。もちろんオリジナルドラマ部分についてではなく。

原作の印象的なシーンやセリフを無理やり差し込まなければいけない集英社ルールだか東宝ルールだかは、いつものことながらどうにかならないものだろうか。
ゴンもキルアも以下略も、本来の設定とあからさまに違う思考、行動。そんなに原作でのセリフを差し込みたいんですかね。その無理やりな差し込みのために、結果、本来のキャラと別の存在と化してしまう現象。こんな彼らの姿を見て原作ファンが喜ぶとでも思ってるんでしょうか。

ホント、川島海荷の差し込み以上に気になります。いつものことなので、しょうがないとも思ってるけど。でも駄作になることが分かっているのに貴重なお金とスタッフの時間使うって何なんでしょう。穴掘って埋める仕事以下な気がします。いい加減連載始まってから10年以上経ってる作品だし、子供だましにしたっても、読んで育った世代がいつまでも子供なわけないというのに。
まあ分かってはいるんですけどね。子供だましというかプロデューサーだましのために、どうせ作品読んでないであろうお偉いさんに原作ではこのセリフが人気なんですよーだからこういうプレゼンでお金引き出そう的企画、それをやらないと業界で安定して仕事を請け続けられないという日本式のしがらみだとかまあそんな流れは。

純粋にオモカゲとレツの話だけをまとめていたらどういう作品になってたろうかな。そういう映画を見たかったです。

まあ0巻と予告トレーラーのための1700円ですということで。
特に今年のドラえもんは面白そう。きれいなジャイアンを差し込んだり、こういう予告を作ってくるスタッフには期待しちゃいますね。ドラえもんファンや子供はもちろんのこと、変な方面の大人でさえも楽しめるようにという、製作側の遊び心がいい方向に働いてると思います。個人的には世代交代して新魔界を超える作品はまだないなと思ってるけど、ひみつ道具博物館は国民的作品の名に恥じない傑作になってくれそうな予感があります。早く観たいな。楽しみ。

2013年1月26日 (土)

オレカバトル その40

行って参りました、次世代ワールドホビーフェア2013winter。
整理券前にプレイできないと排他くらうという強迫観念からの2時行動4時着。より精確には3:37着。うん、おかしい。
もっとおかしいのは駐車場の出入り口で遊戯王やってるちびっこたちや、子連れで冬の深夜に徹夜組やってる家族たち。がんばりすぎだー。
レジャーシートだけ置いてそこには見えない人たちやら、断熱シート+寝袋な人やら、冬山装備でテント使用みたいな人たちが集う堂々たる風景です。それが朝の合流時にはそれでも前に1000人いたろうか。すごい絵面です。これで子供向けイベントっていうの?ないよ、ないない。

こちらも大きいお友達と合流し、開場までの5時間ほどをオレカ談義で、寒い中過ごしておりました。寒いといえば、5時半くらいには誘導員が動き始めて整列させていたのが、印象的です。早朝からお疲れ様です。
しかし自分と違う見解は参考になりますね。色んなビルドを作ってみて実践できればいいのだけど、そうそう作ってる時間もないからなー。どうしても現状では理論先行で中身が伴ってませんね。やはりきっちり作りこまねば。と、まあ、そんな楽しいひととき。

そして開場。20分前倒しで8:40スタート。実際には入れたのは8:50くらいか。
現地到着したところでは、サテが40台ほど(?)あって10人待ち程度だったので、オレカ目当てのプレイヤーとしては50番目くらいだったでしょうか。やっぱり9割ポケモン目当てなのでは。
そしてプレイ終了が9時直後ほど。その後の報告からすると9:15あたりで整理券開始となってたようなので、これが厳密に中学生以下だったとしたら、やっぱりギリギリだったのかなと。おそらくその間に後ろに200人は増えてたろうし、市川市民や千葉市民が始発で間に合うか間に合わないかのラインだったのではないかと想像。都民でも苦しそう。年齢無関係に整理券だったならまだ救いもあるのだけど、どうだったんでしょう。どちらにしても難度の高いイベントですね。

で、スタッフに撮影の確認をさせてもらいOKをもらえたので、撮影してきました。さすがに三脚とか無理なので手ブレひどいのは勘弁してください。撮影許可はもらっても、公開の許可はもらってないよねというのは暗黙のお約束で。

vs 崇竜ヤマタノオロチ
アタマ使わずにゴリ押し編成にて。結構ぬるいラッシュだったけど、崇流もぬるい行動だったので、そのまま押し切れました。
『2回こうげき』100、『毒』90、『ピナーカ』333、『毒』48、『こうげき!』67、『必殺の一撃』232、『4回こうげき』201。まあHP1000ほどですね。
3リール目までいくと困ったことになるらしいけど、それなりに作りこんだモンスターを連れて行けばまあ大丈夫でしょう。
明日以降のWHF参加者への参考になれば。

それから物販回ってみるも、なのは完売。違う、ケロゴン完売。やっぱりあれ500円てのは一番魅力だよね。ファイル700円より絶対あっち。まあファイル買いましたけど。まあこれはお布施。朝の寒い中での行列に比べれば、日陰ながらも物販行列はそれほど苦ではなかったかも。感覚麻痺してる。

ともあれ、本日一緒に回っていただいた大きいお友達にはすこぶる感謝です。本当にありがとうございました。また次回がありましたらよろしくお願いします。
そして今回会えなかった人たちも。WHFに限らず、機会があればどなたとでもゆっくり酌み交わしてみたいものです。

で、13時には地元に戻ってこれたので、入手した崇竜の処女プレイで、確定情報判明の月風魔を。

vs 月風魔
確定で遭えるならヌエ連れてけば負ける要素なし。赤子の首をひねるより楽な作業です。崇竜もまずまず。ちゃんと育てればそれなりにはなってくれそうかな。SP不足個体なのでそんな気にもなれないのだけど。
3回目で波動剣も拾えました。あとは吟醸だけだな。

早く戻ったのにその後友人と合流して町田のヨド行ったり色々してたら、すっかり魅魔宮を放置してました。やってしまった。まあ順位には影響ないんだけど、また引き離されちゃったなあ。ブリュンヒルド出ろー。

ということで、今日は初レインボーブリッジで坂道なんだなあと思ってみたり、深夜の首都高が居眠りタクシーの後ろでおっかなかったり、メッセまでウチから1時間半程度なのが確認できたり、色々と他にも収穫でした。タクシーは収穫じゃねえ。やはり都内の運転は怖い。

まあいろいろあった1日でした。
しかし育成待機がずいぶん溜まってきました。厳選なんか後回しにして育成優先でプレイしていかなきゃなあ。公式大会のスケジュールが進んでないけど、WHF終わればそちらの調整も進むことでしょう。スイッチ入れよう。

2013年1月23日 (水)

あなたの街の都市伝鬼!

電撃文庫 聴猫芝居著

同じく去年の受賞作金賞。さっきのよりはこっちのがまだ読めるか。女の子は可愛いです。文章的には物足りない感じが強めかも。

妖怪擬人化ハーレム物。作中では妖怪と伝鬼で線引きしてるけど、その分類はやや腑に落ちない感じだったり。
ところでメインヒロインのムラサキカガミって知りません。そんな都市伝説もあったのか。他のはみんな知ってたのに。なので、これがメインヒロインなのはいいんだか悪いんだか。
でもそのサキは特に可愛い。サキと名付けるセンスもまあよし。カガミやムラサじゃ変なイメージ付きそうだしな。

美雪はベタに。でもそこでバトルはいらないなあ。教授もイメージ違う。もっとしっくりくるモチーフいるでしょ。そしてヨカちゃんだけイラストなしはどうなのか。
ハーレム物でありながらサキがメインで大きく扱われているので、他の子たちが非常に薄いです。こういうときルート選択できない小説というプラットフォームは不利。やっぱりベストはゲームだろうな。

これも3巻まで出てるけど、このぬるま湯はタイムリーに読んでればまだ魔王村人みたいなポジションで居座れたかもしれないけど、わざわざ追いかけるかといったらそこまではしないよなー。ということでやっぱりこちらも続きを読むことはないでしょう。

明日から俺らがやってきた

電撃文庫 高樹凛著

去年の電撃大賞受賞作発行時期は積みが多すぎてスルーしようと思っていたのだけど、ゼロもどうかと思ってその後ちょっとだけ購入。したけど、やっぱり積んで、せめて今年の受賞作が出版されるまでには手を付けるかー、とそんな流れでようやく。去年のMAGAZINE賞。

未来の自分から失敗談を押し付けられて進路を悩んでみる主人公。という、ドラえもんにそんな話あったっけとか思ったり思わなかったりしたお話。それに女の子絡めてラノベっぽく。
とりあえず将来の自分は境遇はともかく、思考はそれなりにまとも。経験を加味しても現在の主人公とは同一人物には見えない。これはない。三つ子の魂百まで、ですよ。

これだけお膳立てされてもへたれなのはまあラノベ。最近こんなことばっかり書いてる気がする。間違いなく飽きてるな。

読んでる途中では高瀬側も未来から来てるのかなと勘ぐってみたけどそんなこともなく。どこかでボリューム増やしてくれないと苦しいなあ。ヒロインが勘違いされて孤立するドラマとかじゃあまり噛み合ってないです。まあ可愛いヒロインではあるけど。

現状2巻まで出てるけど、さすがに続きを読む気にはなれない内容でした。まあしょうがない。

2013年1月21日 (月)

大日本サムライガール 4

星海社FICTIONS 至道流星著

サヨクアイドル登場。サヨクじゃなかった。左翼さん。

関連エントリ。1巻2巻3巻

マルクス主義とのことだけど、絶対視してるわけでもない印象。というか絶対視してたら現代としてはちょっとおかしい。マルクスをベースに現代事情にすり合わせて柔軟に対応できる程度の能力は有してるでしょう、この子。それをあいりん地区に注ぎたいという、それだけでサクセスストーリーができあがってしまいそうなほどに、これまた重い新キャラ栞さんの登場。

こういうのを強く出すと説教くさくなってエンタメから外れて面白くなくなってしまうのだけど、まろ味に表現されていてくどくないのがよいですね。ラノベで重いテーマなんか要りません。今のところは大丈夫。今後も期待しています。

という栞スカウトにまで至る流れが、ひまりん新番組の失敗とそれに連動して落ち込む心理推移でドラマ仕立て。ややひまりんが目立たない回とも。千歳にいたっては完全にいじられキャラ。てか颯斗がちょっとやりすぎ感。由佳里にフォロー役させてはいるものの、さすがに不憫だなあ。

それはともかく。壮司の有能ぷりが本気でキてる。この顔の広さとセッティングのスムーズさ、堅実さはもっと褒めてあげないと。ひまりんも颯斗ももっと重宝してる姿を描写してほしいなあ、なんて。
そして彼のような逸材がいても、ひまりんや颯斗が相手にしている世界はどうにもならない領域であるわけで、この作品がこの先どこまで掘り下げて書かれるのかまだ見えないスケールの大きさが、ますます期待させられざるをえないのです。

このハイペースでの刊行で、しかも巻を重ねるごとに面白くなっていくこの盛り上がりっぷりは、ちょっと尋常じゃないです。怖ろしい。間違いなく今もっとも面白いラノベ。ラノベというくくりで済ませちゃいけない。

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 / 2

ガガガ文庫 赤城大空著

積み処理。そのまま積んどいてよかったかもしれない。

言葉狩りならぬ下ネタ狩りの世界で図書館戦争。あそこまで組織はできてないけど、法整備的にそんな感じ。そして親玉がちっさい。そのあたりはラノベらしく。

概念が浸透していないがゆえにそれに対してブレーキが効かないというのはまあ分かりやすい設定。それを憂いて、というならまともっぽいけど、単に下ネタ好きの比率が高くて突っ走ってる感じのヒロインさん。主人公の設定と生徒会長の設定は裏付けになってるけど、このヒロインだけはちょっと背景が弱いかもなあ。でもまあ1人のキャラとしては立っていなくもないかも。

とはいえ、全体的にそれほど笑えるネタになってるほどでもなく、タイトルほどにはインパクトないかも。

一応、1巻よりは2巻のがまとめられてた感じは伺えます。このシリーズはもうここまででいいけど、新シリーズ書き始めたときにインパクトあれば手に取ってみようと思います。

正義の味方の味方の味方

電撃文庫 哀川譲著

噂の盗作作家。というのは読んだ後で、ああそんな事件あったな、この人か、という程度の記憶。そのくらい作家の名前など記憶にないのです。ましてや読んでない作品だし。いわれなければ事件のことさえ忘れてたに違いない。

というすべてを忘れてた状況で読んだ感想は、もう一歩足りない作品を書く人だなという感触。一歩で済めばいいけど。

味方がまずもっとも融通利かなくて正義から遠くて、味方の味方も自己完結していて言うこと聞かない人で、味方の味方の味方が一番現実的にバランス取れてるけど出自がアレという、そんな3人を中心に実に型にはめた行動ばかりが目立つラノベでした。ちょっと薄っぺらいです。まあ色々とラノベかな。

で、読んだ後で事件のことを思い出させられて、まあでもこんなもんじゃ、という程度の感覚なので、設定だけでなく印象もとにかく薄いわけです。またすぐに作家名忘れてそう。それも含めてやっぱりラノベなのでしょう。そんなものです。それが今月唯一手に取った電撃だったというのは何か天啓でもあったのだろうか。うーむ。

2013年1月20日 (日)

オレカバトル その39

店員さんにサポートしてもらいながら、ライン撮りを慣行。
早速ダウンスキャンコンバータでつまづいて、DVI→S端子はNG。NTSCでいいはずだよなあ。色々と組み合わせを試してみてもまったく信号拾えませんでした。
お店のコンバータも借りて、DVI→D-sub→S端子経由とかなり変則的な接続ながらもこちらは一応信号取れたけど、4:3で上下左右がカットされ。これはキャプチャソフトのせいかもしれない。設定いじってもうまく合わせることができませんでした。どうすればいいんだろう。

ライン撮り試験
とりあえずこんな感じ。画質もよくない。HD空撮のが綺麗に見えるくらい。オレカバトルはWinXPベースで動作しているゲームなので、デジタルでダイレクトに入力して録画できるようになればなーと思うのだけど、どういう接続すればベストなんだろうか。何かいいアプリあったら教えてください。

結局諦めていつもの空撮で済ませましたとさ。

漆黒の竜騎士レオン
あんまり使うチャンスないので、ダンテズレッドドラゴンさんにご登場願い。火単で。前回同様に今回もサリエルさんは求めていた仕事をしてくれませんでした。育て直すべきか。ヌエはいつもきっちり仕事してくれます。間違いなくウチのエース。

月風魔
インドラやろうと思ったら、ふと出てきたので撮影。したのはいいけど、負けました。レオンやろうとしたときに出てくれればヌエ入れてたのに。インドラ相手にヌエはありえませんて。『呪砦』より『シャワー』のがよかったかなー。結果論にしかならないけど。後半のスロット操作ひどかったし。
まあ攻略の意味があるモンスターでもないし、出現率的に面倒なので勝ち動画撮るまで粘ることはないかも。そもそも現時点で4回しか出会ってないし。邪神解禁後の撮影で出てくるようなことがあれば撮っておきます。

雷神インドラ
で、本命のインドラさん。こっちは普通に『シャワー』をスロット失敗してます。実になおざりプレイ。それでも苦労なく勝てる程度のボスです。EXが『ソーマ』はちょっと可哀想。もうちょっとアグレッシブな技でもいいんじゃなかろうか。

魔王ナナワライ
ついで。邪神でてきとーに。

最近は邪ッカーラ育成に励んでます。3リールがすっきり揃ったので、あとは1、2リールの『★→』だけど、どこまでできるものか。対戦用肉弾系では今のところトップを走っている彼なので、ぜひ完品にしておきたいところ。

あと、今週育てたのはこのあたり。
Dsc00272
カルラはSP型。
コマンドまで厳選する価値なしと判断して妥協。ただ、用途はともかく、スロットの育ちは悪くないかも。
漆黒の系譜はコマンド型。
色々と不足してるけど、出自は悪くないはずなので、使ってればそのうち育つでしょう。使う予定がないというのは置いといて。
ミトラはコメントなし。
初期値がパッと見MAXだったのでこれでいいや的に。これも使う予定なしと初対面で判断。見切りが早い。
ツチはコメント不明。
13/1/0のタマゴを6枚孵して、まったく同じ数値の2体を育てたところ、ツチの段階では育成経過も同じだったものが、オロツチにしたところで数値に変化が出ました。114/30/35と114/30/34。ということでSP35の個体を育てることにします。初期値53に匹敵する面倒臭さです。イナリもそういうことだったんだろうなー。ヤコの数値の経過を調べないと意味ないんだな、あれは。
あとはスサノオを1枚だけ捕獲。
これも使用予定ないので、このまま育ててしまいましょう。

来週は一応WHFと。その38の流れで結構気がそがれて、すでに崇竜もあまり欲しくなくなってきてるのだけど、一応行っておこうかと。交流のためという意味合いで。名刺代わりにうさささらしいモンスターを何枚か刷って持って行きますので、事前にtwitterなり、現地で直に声かけていただければ何かイベントもあるかも。ないかも。ないな。

2013年1月16日 (水)

クロス×レガリア 死神の花嫁

角川スニーカー文庫 三田誠著

ようやく面白くなってきた4巻。でも特にハマれるキャラがいるわけではなく、何となく全体像としてそんな感覚が出てきたかなという段階。

前巻リンク

白翁継いだことにようやく意味が出てきた、ライバルの登場による新展開。馳郎とジン、ナタとウー、ぴったり対比させているのはわかりやすくて好み。ジンの思考の偏りっぷりなんか別世界の存在のようで、鬼仙のウー以上に生い立ちが怪しいです。角無しだとかもうそういうレベルじゃないという。

鬼仙はちょっと尖がりすぎていて、かつキャラ的にもあまり惹かれないので、やっぱりリコに流れたくなるのだけど、カエアンのアイデンティティはちょっとよいエピソード。こういう表現があるとやはりナタよりリコのが好みだなーと実感します。ただ、カラーピンナップの蓮花は捨てがたいかも。キャラとしてもどことなく可愛らしい、唯一気になる鬼仙さん。

そして中華な長老もまた面白いポジションですね。小影はクソだけどまあクソ担当なのでそのままクソでい続けてくれれば。でも蓮花とコンビってのはちょっとなあ。せめてもうちょっと言葉遣いを直してくれたら。悪言担当多すぎな感。

今のところこれといって響くものがあるわけではないのだけど、何かを期待させてくれる、そんな作品。長い目で追いかけることにいたしましょう。

バタフライ×ブレイクダウン 2 君が未来を歌うというなら

ファミ通文庫 佐々原史緒著

ドラえもんって調整班の影響受けてたのかなと今さら思った今日この頃。SF好きのF先生ならたしかに。

前巻リンク

未来を救うために現代にやってきたせせりさんとその他数名。揚羽の記憶が飛ぶのと同様にせせりも飛ぶように。未来からの指令やら上の思惑やらに巻き込まれてあーだったりこーだったりしてたとか何とか。
追い出された現代人がどうなってるのかよくわからないけど、リンク的にそういう設定なんだろうかなとまあ。タイムトラベル設定はどうやっても辻褄合わせが難しいよなあ。

で、まあ、猫なり文化祭なりちょこちょこっとドラマがあるのだけど、そんなことはどうでもよくて、結局のところ愛で締めくくっているあたり、実にハリウッド映画的流れというか。これ、2時間ドラマでおさめたらちょうどいいかも。プロローグとエピローグで概ね満足できてしまいそう。

あんまりラノベらしさはなかったけど、充分楽しめました。結果として短かったのもよかったり。
お疲れ様でした。

2013年1月15日 (火)

オレカバトル その38

まあ文句しか出てこない今日なのだけど。

連休挟む都合でフライングゲットも多かったようだけど、本日15日はコロコロ発売日。仕事終わってから、コロコロ買っていつものお店に行こうかなとも考えたりしなくもなかったのだけど、公式サイトでちょっとアレな更新があってやる気がそがれました。

大人排他ルール。どうしましょうかね。どうしましょうも何も、ワールドホビーフェア行くなって話ですが。

もちろんこちらとしても小人優先ルールで、ぜひちびっこたちに楽しんでもらいたいと思っているわけだけど、排他までかける必要性はどこにあるのかと。
前回だって22サテあったわけだし、そのうち1、2台くらい大人も並んでいい台を隅っこに用意してくれたってもいいんじゃないかと、ユーザー視点では思うのですが。排他ってのは、締め出されたカテゴリから絶対に不満が出る最悪の対応法だと言う他ありません。
あんな大人にやらせるなよなんてファミリー層の声がそれ以上のクレームになるということもあるまいに。

それでいて、子供なら2度3度の並び直しはOKみたいな書きっぷり。もちろん厳密にチェックしてるわけじゃないだろうから親戚の子なりを連れていくような抜け道も余裕なザル法で、実にアリバイ作りのための発表にしか見えません。誰に対してのアリバイ作りかと。
このルールだけ見ればおとなしく諦める大人よりも、子供さらってきて並ぶ人間のが正しいわけですしね。まあそれは言い過ぎにせよ、子供の貸し借りはキッズゲー界隈ではいつもの光景です。一種の人身売買といえなくもありません。

まあ、同じことをセガがやったらいつものように考え無しなんだなと思うところだけど、コナミはよくも悪くも企業としてしっかりしているので、それなりの裏付けがあってのこの判断に至ったのだろうとは思ってます。それなりの裏付けというか、要するに数字が。
自分含む一部のヘビーユーザーなどは本当にごく一部でしかないので、それよりも大局的にファミリー層を重視するべきだろうという判断自体は、まあ正しいでしょう。
それでも、メーター振り切って排他までやってしまうのはちょっとやりすぎです。普段のコナミならここまではしないはず。ゆえに、おそらく小学館の意見を取り入れた結果だろうかなと、大人の勘ぐりです。

コナミも自社である程度の数字持ってると思うけど、小学館の出してくる数字と突き合わせて、メインターゲットはファミリー層だからこのパイを重視しましょうとかそんな流れかなと想像。想像ですよ。ウチは想像ばかりで文章書いてるサイトですからね。

コロコロは特に顕著だけど、小学館とタイアップされたコンテンツはいつも囲い込みの罠に陥るのを見てきているので、どうにも納得しがたいものがあります。さすがに今回が初めてでもないので、慣れたというか諦めてる部分も大きいですが。
パイ自体を大きくすることよりも、今あるパイを独占しようという姿勢が強いのが小学館。コンテンツ食い潰すことにかけては他の出版社の及ぶところではありません。せめて完全自社コンテンツならともかく、タイアップコンテンツでそれはやめようよ。てかパイを大きくする方策を考えなさいよ。それがメディアの仕事でしょ。

閑話休題。
というところで考えるのが、そもそもこのイベント配布モンスター自体がコナミではなく小学館主導によるものではないかという想像。おそらくそうだろうと思われるので、それじゃあしょうがないなとこちらも早めに諦められるのです。

ケロゴンのぬいぐるみも欲しくないわけではないけど、崇竜お断りなら、結局WHF行くだけのメリットはないかな。という結論に落ち着かざるを得ません。みなさんどうぞ行ってらっしゃいませ。

まあ仕方ないなとは思うのだけど、最悪のパターンとして、小学生以下と発表しておきながら、現地で思ったより捌けたので大人もOKになりましたという二重の裏切りをされたりした場合。
現時点で結構ゲンナリしてますが、これをやられると再起不能になってもおかしくない。せめて決定されたルールくらいは守ってくださいよ、ねえ?

WHFについてはまあ諦めました。でもいつか救済措置を用意してください。ネット対応になったときにいつぞやのee'MALLみたいなポイントシステムみたいの導入したりして配布とかしてくれたりしないかな。コナミの持つシステムと展開力があれば、いつか納得のいく回答が出てくるものと信じています。

以上、よろしくお願いします、コナミ様。

2013年1月11日 (金)

彼女たちのメシがマズい100の理由 2

角川スニーカー文庫 高野小鹿著

表紙はアップルガース家の従姉妹さん。でも内容は姉回。色々詰め込まれてるこの姉さんは、ちょっと他のヒロインが可哀想かもしれない。大食いロリBBAに加えて色白日焼け跡とかどんだけ。
というかちゃんとリリィ回やってあげてからでよかったのでは。3巻もカロンが表紙で実は妹回、とかなったらちょっとバランスの悪さが目立ちすぎるかと。

前巻リンク

1巻のメシマズだけに囲まれていた状況から、ヒロインズのメシマズ度と愛内家のパーフェクトぷりとの対比に挟まれるへたれな葉介という構図に変化。それでいて新ヒロインも追加という豪華ぷり。お嬢様と薬という組み合わせは親和度高いのか、よく使われるけど。

味見をしないヒロインではなく味覚障礙という設定ゆえに今回もまあひどいこと。口絵コミックのカラフルクッキーは結構よく表現されてると思います。紅緒の重み付けはしっかりできてるかな。
龍子はもうどこを切っても非の打ち所のない超姉。どう見てもヒロイン食ってる。そりゃ弟がだらしなくもなるわ。

ということで、ヨメとコトメのバトル。ハーレム物とはちょっと違うけど、まあテンプレとして安定してますね。料理対決だけでなく、フードバトル的な展開があったのも面白い。

1巻より確実によくなってると思います。次巻は妹回かな。オメガがキーマンになるのか、またしてもヒロインたちは食われるのか。さて。

猫は勘定にいれません、もちろん家にもあげません

一迅社文庫 水口敬文著

タイトルの元ネタになったと思われる犬は勘定に入れませんは未読。でも内容はまるで違うっぽい。あっちはSFだし、まあ義姉とヒロインで主人公を取り合うよくあるエロゲ式ラノベと。

2軸ヒロイン。紗月も重度のブラコンだけどアイテムパウチを除けば充分許容範囲だし、緋奈璃の匂いフェチを超えた変態ぷりを見せ付けられては、比較どうこう以前の話というか、こんなのがメインヒロインでいいのかと思わずにいられません。

そして遼平も遼平で、嫌なら相手にしないでいいだろうに、何を相手してるんだか。姉から逃げる際に1人で逃げればそもそも済むだろうに、なぜ一緒に逃げるのか。あまつさえ克彦に対する態度のひどさ。彼の家に逃げようというほどに親しい友人なのかと思いきや、外で見られて噂されたら困るから無視して逃げるだとか、このとてつもなく矛盾した行動は、それだけで主人公としてのクソっぷりが確定的に明らかです。
そういうヒネた主人公を書くことで心の機微を表現したかったという作品でもないだろうし、単純に設定、展開がおかしいだけとしか。

まあ一迅社だったかな。打ち合わせの時点で修正しなきゃいけないことだらけです。もっと作家と向き合ってほしいところです。

2013年1月 8日 (火)

スカイ・ワールド #03

富士見ファンタジア文庫 瀬尾つかさ著

独自路線に進み始めたように思います。でも何か雑な印象。

前巻リンク

ゲームのようでゲームでなくやっぱり異世界なのかという感じのセカイになってきました。でも半分はまだゲームとして表現したいのか、システム設定とか凝ってみたりしたいんだなという姿勢が見えるのは、瀬尾氏なのかなという感じで。そして今回もおっぱいでした。むしろこれこそが瀬尾氏ですね。

ということで、男装女性声優ヒカルの登場。ちょっとハーレムが過ぎてきた感。そしてこのあたりを中心に雑っぽさが強く出てきてます。そうでなくとも例えばP185でジュンが三人称に「あのかた」とか使ってるのとかも、かすみのセリフのコピペのようになってたり、とにかく色々と雑っぽい匂いが漂ってます。読んでてつらい。

あとユーカリアの過去も差し込み位置が悪かったかなと。これはプロローグで書いた方が組み立てとして正道に思います。どうせミステリとかじゃないんだし、後出しにする必要ないのだから。

おっぱいはいいのだけど、それなら魔導書だけでもいいかなという気がしてきました。あっちのがよりライトだし。富士見は他に弾あるし。
という感じで4巻買わない可能性が高くなってきました。もうちょっと丁寧に書いてほしいなあ。方舟よもう1度。

それがるうるの支配魔術 Game6:リライト・ニュー・ワールド

角川スニーカー文庫 土屋つかさ著

シリーズ最終巻。お疲れ様でした。

関連エントリ。1巻2巻3巻4巻5巻

1巻を読んだときに設定にとても惹かれました。ゆえに最終巻まで付き合ってきたわけだけど、やっぱり扱いの難しい設定だったかなーと、しみじみ。作者はさぞ苦労したと思います。ご苦労様。

で、レビクシ教団とカミサキの関係やら、水那斗兄妹&タマキの謎がまあ紐解かれたりやら進展があるのだけど、やっぱりそんなのはどうでもよくて、自分はつくづくこの設定で色んなことをしてほしかったんだなという最初の気持ちに立ち返ったのでした。
なので、世界災厄の魔女として思いっきり無茶をしてほしかったし、タマキにもその先をいってほしかったなーと。まあみなとはともかく繋の行動はそれっぽくもあったし、インナミさまもあれだけで終わらなくてよかったね、くらいには思ってます。要するにみなとをセーブしすぎたのかなと。どうせタマキいるんだし、もっとはっちゃけることもできたと思うんですよ。

まあそれはそれとして、言乃の出番が薄いです。メインじゃないので仕方ないけど。ちぇ。そういや晶とか消えてましたね。自分的にはいらない子だったけど、消えたら消えたでもやもやしますよ。

次回作の構想ももうできてるそうで。表紙と帯次第で考えます。んー、どうだろ。

グイン・サーガ 外伝24 リアード武俠傳奇・伝

早川文庫JA 牧野修著

外伝も外伝。ここまでどうでもいい話をでっちあげられても、150冊を超えてついてきたファンには、しかしそんなのは些細なことなんだろうなと思わなくもなく。

正直まったく面白くなかったのだけど、それでもグインの長い歴史を考えれば生前の本人が書いてさえこれよりもっとつまらなかった巻などいくらでもあったわけで。
前回のスカール編が面白かったゆえに、今回のセムのお話はちょいと苦しかったけれど、これもこれでグインなんだろうかなと、もうどんな作品でも許されそうな勢いというか、それほどに惰性なのかと考えてみたり。

というかもう面白いつまんないじゃなくて、誰でもいいので話締めてくれませんかというそんな気持ちでいっぱいなわけです。
今は外伝で味見してる最中なんだろうけど、本編書いてくださっていいですよ。でなけりゃプロジェクトの意味ないですもの。
こちとら四半世紀付き合ってきたんです。さらに四半世紀かかったって最後まで読みますよ。ねぇ。
ご本人は路半ばでリタイアしてしまったわけだけど、こっちにしても寿命が尽きる前に終わってくれるのかしら。それだけが心配です。

2013年1月 7日 (月)

"朝顔" ヒカルが地球にいたころ……6

ファミ通文庫 野村美月著

朝ちゃん回。典型的な強がりさん。好きな人は好きなタイプか。まあツチノコは嫌いじゃないですよ。でもこういう子はめんどくさいの。それを相手してたヒカルって実に大物だ。

前巻リンク

今回はモチーフどうこうよりも作品自体の背景に重点を。おかげでヒカルがいつもよりそれほど嫌な感じになってなかったかも。
ということで朝顔。花に絡めた話という点では今回のは一番それっぽかったかも。お通じのための古くから伝わるお薬ですしね。多量の服用で毒になるのもよく知られた一般常識。

で、まあ普通に読めはするけど、作品全体の鎹としてきっと重要な巻であることも間違いないけど、この巻単体で見ると新キャラ成分不足とか、盛り上がりに欠けるきらいがあって、あまり楽しめる感じではなかったかも。でも今回の内容から今後の面白さにつながることは間違いないので、期待点としてはやっぱり高めといっていいのか。
帝とかどうなるんだろうか。勧善懲悪は嫌いだけど、立場の違いというだけにしては見せ方が黒いし、みんないい人ってのも嫌だし、今後の展開はやはり気になります。

そして次巻は空蝉の模様。何か進行的に時間軸が戻る感覚だけど、これもアレンジの都合か。でもあとがきの印象だと賢木の印象なのだけど。花散里みたいなダブルミーニングめいた表現でくるような予感。ま、楽しみにしましょ。

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