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2012年11月15日 (木)

魔法少女育成計画restart(前)

このライトノベルがすごい!文庫 遠藤浅蜊著

まさか2巻出るとは思ってなかったのだけど、評判よかったろうし、よほど1巻の反応が悪くなければ書く気満々だったのかしらね。
個人的にはファヴについて修正欲しいと思っていたので、ああいうキャラだったことさえも実は意味があったというようなフォロー入れてくれるなら大歓迎ではあります。終わりよければすべてよし、を体現してくれたら喜ばしい限り。

前巻リンク

今回はデスゲームじゃないという建前でスタートしつつ、やっぱりおんなじでした。きついセカイだ。

主人公はペチカ?最初はマジカルデイジーかなとも思ったけど、まさかの脱落1人目。まあ前のねむりんに比べれば存在感放ってたし活躍もあったし、まだ救われてるとは思うけど。ここは意外性バッチリで、今回も面白そうだなと思わせてくれました。いわゆるつかみはオッケー的演出。
で、そのペチカさん、おいしい料理を作れる魔女っ子と。人助けそっちのけで、好きな男の子にお弁当作るだけとか。やっぱり主人公には見えないよなあ。あんまり応援したい気になれない子でした。でも他の子はもっと主人公の枠からはみ出てるし。そもそもよく見れば表紙がペチカか。じゃあやっぱりそうなんだな。

今回はパーティ組んで行動する形式になっていて、ペチカと一緒に行動するのが、半人半獣のクランテイル、人形遣いのリオネッタ、エセ外人巫女の御世方那子、の3人。何と優秀なメンバーばかりで今巻では脱落者なしときてます。優秀か?まあ物語的には優秀じゃないかな。出る杭は打たれますからね。打たれないのも実力のうち。

それから描写的には非常にバランス取れてて優秀ぽい、プフレ、シャドウゲール、マスクド・ワンダーの3人チーム。ここからは2人目の脱落者が。せっかく強そうだったのに、まさに出る杭というしか。
イメージ的には、前のナナとウィンタープリズンコンビにどことなく通じる感じ。

そして最初の脱落者マジカルデイジーの所属してた、のっこちゃん、夢ノ島ジェノサイ子、@娘々、の4人チーム。4人だったのは最初だけで、ここは波乱万丈な展開が。個々はレベル高いのにバランス悪くてこんな結果なのかなという印象。でものっこちゃんは応援したい。

もう1つ、ディティック・ベル、チェルナー・マウス、ラピス・ラズリーヌ、メルヴィルのチーム。現時点での一番のお気に入りです、メルヴィルさん。もう東北弁萌えですよ。ラピスは翻訳しちゃダメー。ベルもまずまず。でもここまで個性強いと逆に死亡フラグすぎて。どうあったって最後に立ってるのがメルヴィルなわけないじゃない、ねぇ?

最後にソロプレイのアカネ。最初にクラムベリーのことを匂わせるだけ匂わせて、でも活躍も脱落も突然すぎて、どこまでも捨石的存在として。まあ1巻はもっとあっけないキャラいたし、いいのか。

バグフィクス版のゲームといいつつ穴は残ってるだとかこのあたりは設定緩いけど、やることは一緒なので、魔女子さんたちが緊張に締め付けられるサスペンス感スピード巻は今回も楽しめます。
マジカルキャンディだけでなく、ソーシャルゲームらしくガチャに通じる『R』の存在とか、より要素も濃くなって面白くなってるし。那子の楽しみ方はきっと正しい。

ファヴとは違った立ち位置で、ファルもしっかり淫獣。ホントに淫獣呼ばわりされるとか。というかファルもマスターに逆らえないのは置いとくとして、いくらか人間寄りの気持ちであるように見せかけつつもその前に根っこはファヴと変わらない価値観持ってそうな。気のせいか。
何だかんだで魔法の国から相手にされてないのだと思います、人間界。じゃあこのテストは何だって感じだけど。

そして1巻からのつながりで、音楽家はクラムベリーのことなのか、継ぐ者なのか。前回、スノーホワイトも覚悟に目覚めたのかと思いきや荒んだ心になってるようにも見えたり、まだ描写が薄いので何ともいえないけど、参加者以外のちょっかい出してる存在が気になります。現状謎のままになってることが多すぎて。ジェノサイ子の動きやマジカルキャンディの数は結局後編までおあずけかい。
気になるというか、そんなの気にせず楽しめよと、自分の読み方が我ながらいやらしくてもっと素直に読みたいなと思うのだけど、なかなか難しいですね。

しかし2ヵ月連続刊行は正しいんだろうか。こういうのは来月でもいいから前後編同時発売にして、今月は1巻大増刷で帯に来月新刊発行みたいなあおり方のが、新規読者獲得のためにもいいように思うんだけどなあ。このコンテンツ、もっと客層広げられるよ。もし月次売上のために11月に前編差し込んだみたいなことだったら非常にもったいないです。宝島社はこういうところ損してる。電撃なんかは期待の新刊ならその前に既刊増刷してくるもんね。それともやりたかったけどできなかったとかいう、会社の体力の差なのか。営業にも長期展望で動いてほしいところです。時代の流れにも乗ってるし、もっと売れますって、これ。

1巻はとても駆け足だったので、今回はやや落ち着いて読めるようになってます。参加人数一緒で2冊化なら当然ですね。もちろん後編も楽しみに。

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