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2012年10月17日 (水)

魔王と勇者の0フラグ

角川スニーカー文庫 宮地拓海著

第17回スニーカー大賞最終選考作。受賞はさせないけどデビューはさせるよというと、賞金ケチって死ぬまで働け的に見えなくもないので、賞と編集部の評価が落ちるだけだと思うのだけど、それは穿ちすぎですか。大賞該当作なしだし、メシマズが優秀賞だったことを思うと、ポジションとしてはそう間違ってるわけでもないだろうけど、特別賞くらいあげてもよさそうかなとは思うのですが。

ほのぼの魔王とゆるい勇者ちんのハートフルストーリー。まあ最近のトレンド的ではあるか。
勇者にスク水着せたりドレス着せたりそれをおまけの栞にしてみたり、そっちの方向性で売り出そうとしてるわりに挿絵の手抜き感が残念で仕方ありません。やっぱり今年アタマの紙質変更は間違いなく悪い方向に進んでしまってますよ。
まあキャラとしてはちっちゃい子ってイメージでまあいいんでは。
魔王もけなげに勇者に尽くしたり精霊に慕われたりいいひとを地で行く思春期男子。ぱるめらが懐くのもまあ。子羊のムームーやセシリアもちょうどいいアクセントで。

クルグスに全部押し付ける勧善懲悪形式はちょっと好みではないのだけど、分かりやすさ重視という意味ではこれはこれでまあいいのかな。個人的にはクルグスにも言い分を持たせてあげる方が深みが出ていいと思うんですけどね。でもま、日本人、勧善懲悪大好きだし。
あとはQ数大きくするのやめてください。必要ないでしょ。ダメージのテキストくらいは許すからさ。

とってもいまどきなラノベでした。次回作は違った方向性だといいなあ。とか。

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