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2012年10月13日 (土)

ドラフィル! 2 竜ケ坂商店街オーケストラの革命

メディアワークス文庫 美奈川護著

ショスタコーヴィチってタコ先生って呼ばれてるのか。ふむー。

前巻リンク

1巻の一之瀬家の問題解決から、2巻は藤間家のお話に。
オクスフォードへ移住した羽田野仁美から七緒の元に送られてきたメサイアコピーを巡ってお話展開。その前にもちろん、フーちゃんと修一の過去詮索ごっこやら、さっちゃんと愛子さんの絆修復やら、田中家の兄弟愛とか、ご町内ドラマも織り交ぜて。響介も自身の実力不足と父親の言葉に悩んでいるところ、七緒はこき使うように悩み解決へ導いてみたり、ここは1巻同様の流れ。
しかし75年前後世代でプレスリーは随分な懐古趣味だよなあ。この世代で中高生がロックといえば、LUNA SEA、L'Arcあたりが目立ってる年代じゃないか。でもそういうところがきっとロックな青春だったんだろうかな。個人的にはイメージしやすくてよいです。
さておき。メサイアコピーを軸に、藤間家と一之瀬家をつなぐ糸を手繰って手繰って。叔父さんの出自まで絡めて無理なく話膨らまされていて、とても楽しめる展開でした。うん、面白い。
ところで藤間さんはフジマさんでなくトウマさんだったんですか。ずっと読み間違えてました。

とまあ、紆余曲折を経て響介もふっ切れて、メサイアコピーも納まるべきところに納まり。めでたしめでたし。ただ、母親由来の無銘のヴァイオリンだけちょっとエピソード弱かったかも。まあそれほど重要でもないので、藤間家的には解決でいいのか。
何だかんだで勇者の血筋ってことですかね。冗談で言ってたけど、ホントに姉弟ってこともありえそうだな。五嶋みどりのエピソードとかまで触れているとますます勘ぐりたくなります。でも馨叔父さんのことからすれば藤間家跡取りなりの苦悩もあったろうし、ヴァイオリンのエピソードがなかったとしてもまあないか。

七緒がその後羽ばたく姿も見たいけど、なかなか難しそうだし、これで完結なのかな。もし3巻も出るなら確実に読みますが。
映像化もしたら面白そうだなあ。これは映画よりアニメのがよいかも。ちょっと日本の俳優にやらせたくないわ。のだめの例を考えても。
まあ3巻といわず、次回作もぜひ読みたい作家さんです。どうやら実は女性なのですね。しかも20代の。もっと期待してよかった。応援しよう。

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