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2012年9月 6日 (木)

テンプテーション・クラウン 5

集英社スーパーダッシュ文庫 雪野静著

シリーズ最終巻。お疲れ様でした。

関連エントリ。1巻2巻3巻4巻

漠然というか漫然というか実に要領を得ない作品と成り果ててしまいましたか。仕込みはよかっただけに残念というか惜しいというか。多分それ以前に広げた風呂敷畳みきれなかったんだなという感想なのですが。とりあえず文章力というか表現力がんばってください。次回作では。

ルヴィとアキトの結末だけこうなれば途中経過はどうでもよかったんですかね、とどうしても斜めに見ちゃいます。そのために彩姫、天帝、創造なんかはまあよい引き立て役になってくれたのかな。ラースとイフは実においしいキャラでした。何その優遇ポジション。
しかしゼファとナオトは削られすぎ。孤高の使い捨て感も。こいつらもっと深い設定あったでしょに。ルクツァー、レノーレは綺麗にハマっててよかったのに。あと猫もどうした。とにかくゼファのもったいなさ加減は半端ない。こんな面白い設定のキャラをなぜ潰した。

お話もほとんど復讐劇の態で話が進むものだから、世界を壊してるとか救ってるとかそういう面があまり強調されてなくて、最後にささやかな幸せに到達しただけの作品という感がなくもなく。そもそも壊れたとしても何がどうなるの。ある意味何も考えずに2時間座ってるだけでラストに家族愛を確認するハリウッド的な。

それでもまあ好きは好きですよ。欠点も多いけど、目を引くところはあるし。1巻読んだときの期待感はそれはすばらしかったですから。でも最終的にはあんまり人にお勧めはできないな、やっぱ。ま、次回作に期待してみましょう。

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