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2012年8月27日 (月)

ビアンカ・オーバースタディ

星海社FICTIONS 筒井康隆著

77歳ってそんなにお歳を召されてましたか。まだ70くらいかと思ってた。例えばラリーニーヴンだってまだ74なわけで。この人は本当に日本のSFを象徴する1人なんだなあ。

で、ラノベを書いたとのことだけど、やっぱりラノベじゃありませんでした。あとがきにも書いてあるのでまあそれはよし。それともラノベがラノベとして分化する前の黎明期ならそんな作品もあたかもしれない。
まあ普通にSFでした。しかしこれをSFというとそれはそれで異論があるな。

ウニから始まって生殖器の観察からエロ方面に流れるかと思いきやカエルの卵とすごいことを。でもこのストレートな表現はラノベじゃなくなっちゃうよね。ラノベなら表現のボカシが入らないといけない。ラノベで許されるのはキスとジョーク的スキンシップまで。おかしいなとは思うけど、それが業界の作法としてすでに確立されてしまっているようにしか思えないので。少なくとも自分の定義では。

しかしビアンカだけでなく登場人物全般、感覚がおかしいですね。しごくのは話の流れなので構わないけど、いきなりお尻触ってその程度か。塩崎もおかしいけど、その塩崎への当たりの弱さたるや。回りの連中こそおかしいよ。だからこそのSFというか。

人面蛙もTSTも深くは考えず。タイムポリスの弱さもこういうSFでは記号なので、野蛮人無双もお約束。だからロッサ可愛いよロッサ。存在感ないけど。

のいぢ絵のためにある本かもしれません。あとがきにあるように、筒井氏の過去作品読むのが吉でしょう。七瀬でも何でも。
氏に限らずたまに旧作名作読みたくなります。でもそのために時間作れないんだよなー。人生は短い。

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