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2012年7月14日 (土)

空知らぬ虹の解放区

ガガガ文庫 秀章著

帰りに読む手持ちがなくなって本屋で物色してたら目を引いたそれ。いわゆる表紙買い。でもイラスト買いとは違いますよ。タイトルとかデザインとか全体的なものです。最近あんまり直感信じてないけど、今回は成功だったようです。やはり贔屓のガガガ。

規律第一で行動する風紀委員の主人公。表向きは範に則った学園なのだけど、その行き過ぎた規制の反動か、裏組織が暗躍していたという。その存在に気付いて、学園の裏舞台に身を投じる、のはいいけどミイラ取りがミイラになってあらあらうふふ。そんな学園物。

剣道の実力がおありのようで、堅物一直線に風紀委員として活躍中だったのが、そっちに目覚めて戸惑ってる姿はまあ可愛らしく。わりとアタマやわらかいじゃない。そこへ至るに山吹はもちろんなのだけど、影でお話を支えるべく道筋つけてくれてる田辺が実にいい仕事してくれてます。この可哀想な扱いの同室の彼に感謝しろ、拓馬。
年齢的にはカルガモ引率の麗奈ちゃんに流れてほしいところだけど、小等部はどれだけ絡んでくるのかなあ。やっぱり二次まっしぐらで芹香オンリーなんだろか。ロリと二次ロリは別モノだしな。でも麗奈ちゃん可愛いよ。二次だし。

弟の辰巳もおいしい役どころで、気さくで友人想いだし、兄貴を助けたり蘭の色ボケなり面白いところに今後も絡んできそうでなかなか。すごく中学生らしいところも好感。田辺同様あまりいい扱いを受けてないけどそれも弟ゆえか。でもこんな弟ならきっとみんな欲しがる。理想の弟像。今回はサブだったけど、こっちも主人公の1人だそうなので、次巻以降で期待されます。
その親友である男の娘的ポジションだった悠も前座的に使い切ってるところも好みの構成です。やっぱ最近の美少年は優遇されすぎですって。このくらいでちょうどいいよ。

そして表紙メインの山吹さん。学園の規律を破ってBLな同人書いたりしてる裏サークル脳内解放区のヘッド。目に隈のあるヒロインてのはいいね。美少女台無しで。芹香の日記を引き出しに忍ばせておくところも実にチャーミング。てか3巻までをぜひ読みたいんですけど。スピンオフしないかな。
基本的にアタマよくて行動派だし、実力も人望もあるようで、憂鬱な修道女作品のファン含め、もし主人公とくっついたらブーイングだよなー。主人公の属性的にも。このまま孤高のヒロイン突っ走ってほしいです。

幼馴染及び同風紀委員の衣舞もポジション的にはヒロインの1人ぽいけど、今回はあんまりヒロインには見えない。どちらかというとおいしいヨゴレ役だった蘭やカミングアウトな悠へスポットライトでしたし。まあそのうち彼女メインの話もあれば。

ヘンタイ寄りのがラノベらしいだろうけど、そんな一山いくらな作品で終わってほしくないので、学園側と脳内解放区と与会の戦いを上手くバランス取ってくれたらいいな、と期待してます。てか与会面白そうだよ。出汁だけで終わってほしくないなあ。
校長や担任も今後面白く絡んできそうな。引きがやたらと上手いです。2巻楽しみにしよう。

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