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2012年7月31日 (火)

今月のまとめ(H24/7)

読書に傾ける熱情が薄い今日この頃。角度なのか温度なのか厚みなのか。まあ色々不足してるんです。

ある日突然美少女の幽霊にとり憑かれてしまったわけだが
KCG文庫 山崎もえ著
そうですか、それでどうかしましたか。
KCG文庫って小学校中高学年あたりをターゲットに王道な物語を提供していくレーベルだと思ってたのだけど、そんな差別化などなかったかのようなタイトルばかりがいつの間にやら並んでいて。久しぶりに手に取ってみたものの、予想通りとてもがっかりな結果でした。作品よりもエンターブレインにがっかりだ。もちろん作品にもがっかり。文章もだけど、構成が特に。前半の幽霊とのBMGくらいはまだしも、夏休み終わるまで幼馴染も唯一の親友だかも完全スルーだわ、その親友にしても半分くらい進んでからそれまで微塵も絡みなんかなかったのに登場してくるわ、しかもそいつは男の娘だとか、まさに取って付けたとしか言いようがなく。今年もっとも苦しい作品だったな。

あるゾンビ少女の災難 Ⅰ / Ⅱ
スニーカー文庫 池端亮著
アニメ化決定して単行本をスニーカー化で絵付けて。スニーカーのポジションがそういう役割になってるんだろうかと。こないだのAnotherとかさ。
ゾンビのお嬢様がまあいい子で可愛いのだけど、そんな子はメイドに弄られるわけですね。特に頭脳派メイドだとどうしようもなく。
続編が冬に出るそうだけど、続編は単行本じゃなく最初からスニーカーなのか。単行本から読んでた人の落胆が想像に難くありません。何だかなあ。
映像化は結構面白そうな描写でした。でも実写のがもっと面白そうなだけに、アニメ化はもったいないかも。こういうのはスクリーンで観たいよなー。

プラチナデータ
幻冬舎文庫 東野圭吾著
やたらと説明的で、物語に没頭したいのにできないんです。ミステリファンから穴をつつかれないようにするために、不自然なまでにわざとガチガチに設定厨ばりにしているかのような。逐一ここはこうであそこはああでと穴埋めした結果がこの文章なのかなと。手品のタネに仕掛けがないよって説明を延々と続けられて、肝心の手品の技を見せてもらえてないという心境です。そんなアッピルばかりだと、読んでて疲れるんですよ。伏線ってもっとナチュラルでなきゃ意味ないと思うんです。
ミステリ界的にそれならそれでもしょうがないけど、せめてリュウやスズランくらいは心動かされる描写が欲しかったかなあ。神楽個人は救われたのかもしれないけど、結局プラチナデータはそのまま運用って、この後味の悪さはどうよ。こないだ読んだ白銀ジャックのがまだ納得できてました。
まあミステリ作家も大変だ。

ゆとりガジェット
ファミ通文庫 月本一著
前作よりはまだ読めたけど、絵のないギャグ漫画を地で行く感じなのが、プラットフォーム的にどうなのと思ったり思わなかったり。ゆとりの無茶設定が小説という形態だと許せるかどうか微妙なラインなんですよ。コミックだったらアリなんだけど。あとまあこれは作者のカラーなんだろうけど、色々詰め込みすぎ。
一押しポイントは表紙買いして失敗のない絵です。himesuz氏の次回作に期待。

お前のご奉仕はその程度か? 4
GA文庫 森田季節著
わりと月アタマに読んで、記事も書いて単発エントリ上げてたつもりが実は上げてなくて、でももう元データないし、かといって細部は憶えてないし、今から再読という気分でもないので、こちらでフォローのみ。
ササラと山デートしてたんだっけか。相変わらずユニークなセンスで面白かったので次巻も楽しみにしようと思ったことだけは記憶してます。手違いでこんなことになっちゃったけど面白かったですよ。
せっかく前巻まで単発続けてたのにな。むしろ作品にごめんなさいてな気持ちです。お詫びにこのシリーズだけは最後まで付き合うことにいたしましょう。

RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた
角川文庫 荻原規子著
3巻もちょうど今月出たわけですか。そりゃ1巻が立て掛けられもするわな。踊らされてるな、おれ。そんなアニメ化帯。
長野へ合宿&宗田家里帰り編。登場人物がみんな腹に何か含んでいて立ち位置に苦心してたりするのが、しかも泉水子以外の心は見せないようにしてるので、そういう部分を読むのは楽しいかも。高校生的な事案ではないけど。それはいいけど、言葉遣いや文章がやっぱり読みづらく。
てことで、設定も概ね捉えたし、続きはアニメでチェックします。

以下の12冊と合わせて今月は19冊。パチレモンはもちろん数えない。

東雲侑子はすべての小説をあいしつづける
俺、ツインテールになります。
魔法少女育成計画
ビブリア古書堂の事件手帖 3 栞子さんと消えない絆
白衣性恋愛症候群 小説短篇集 Summary
空知らぬ虹の解放区
RDGレッドデータガール はじめてのお使い / 2 はじめてのお化粧
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 5 / 別冊パチレモン
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 5
冴えない彼女の育てかた
大日本サムライガール 1

今月はアベレージ高めだった気もするけど、突き抜けてこれというのはあったかどうか。それでも1冊選ぶなら魔法少女育成計画になるのかな。構成に力入れたタイプの作品はやっぱり評価高めに。ラノベの場合、個性とか勢いのが大事だったりする場合も多いけど、そういうのは一山いくらみたいに見えてしまったりとか何とかね。

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