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2012年5月 3日 (木)

サイハテの救世主 PAPERI:破壊者

角川スニーカー文庫 岩井恭平著

前半やたらとめんどくさい主人公にわりと苦労させられたけど、ちゃんと伏線として後半紡がれていく流れですっきりできてよかったよかった。名のある作家さんで、あのままだったらどうしようかと思ったよ。
という、沖縄に流れ着いた天才の、新しい生活を描いたお話。

沖縄原住民の人懐こさとか、天才のわがままツンデレとか、流れ着くまでの流れとか、引き戻される現実とか、それぞれもそれぞれなんだけど、ああ、そうまとめてきたんですね。天才は天才というより超越者とでも呼んだ方がしっくりきます。逆にあくまでも人間の枠にとどまってこその天才というか。葉は違うよ。

原住民は個性豊かですね。無防備っぽさを演出してるあざとさもそれはそれで。でも沖縄の人の肌が粗いのはどうしようもなく事実だと思うのです。造形は美形多いけどね。そんなわけで陸より照瑠のが興味。どれだけ防御できてるんだか。

アメリカ側もまあめんどくさい人たちですね。そりゃ逃げるわ。でもそんな世界でしかも君臨してた葉はやっぱりめんどくさい子だろうな。それさえ受け入れてくれる沖縄というお話と解釈するのがいいか。いいね、沖縄。1度しか行ったことないけど。

と、ネタバレ回避的にあまり書かないことにしときます。この作品はネタバレ叩きがすごく強そうな気がする。というか、これさえもすでに抵触してる気がする。そんな空気がまためんどくさいのだけど。作品といい取り巻く空気といい泥沼の中にいる感じ。

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