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2012年4月25日 (水)

アレクシア女史 女王陛下の暗殺を憂う

ハヤカワ文庫FT ゲイル・キャリガー著 川野靖子訳

妊娠中のアレクシアさん。若奥様というイメージはまるでなく、相変わらずとてもパワフルな女性です。現代ならともかく19世紀の貴族社会でこれじゃさぞ奇特な人にしか見えないだろうな。

関連エントリ。1巻2巻3巻

ゴーストからの情報で今度は女王の危機。妊娠中の身体をおしてでも自分で調査しないと気が済まないアレクシア。だからじっとしてなさいよ。マコン卿でなくともやめてくれと言いたいわ。
かつてのルフォーの優しさがあんな序盤からの伏線だったところはよい収束です。

まずビフィくん。取り返しの付かない人生に踏み入ってしまったけど、まだまだ諦められない夢見る青年像。親代わりに苦心するマコン卿は男なのだけど、右往左往してる様がまた可愛いというか。まあアケルダマ卿との関係のためのダシでしかないので、こんな子犬にいつまでもかかずらう必要はないということで。

教授とフルーテとタラボッティ父の隠された過去を、ふわふわボンネットが突き止める流れも面白いのだけど、肝心なそちらの描写がなくて実際にはタンステルの手柄じゃないのかと勘ぐりたくなります。そもそも偽情報掴まされてる可能性はないのか。
しかし、ひらひらパラソルといいいいネーミング。このサイトも元はふわふわもこもこ次元です。

一方、ルフォー夫人とナダスディ夫人でケネルくんを取り合っていざこざ。フェリシティの考えなしっぷりといい、女のマイナス面ばかりが強調されてる章というか。映画化したらアクションシーンは映えそうだけど、どっちもヒステリーチックに戦ってるので実にどうでもよく。
ナダスディ夫人のスウォームでウールジー城明け渡したりと、アレクシアも色々と調整したようだけど、アケルダマ卿が今回わりとおざなりな扱いだったのは不満だし、この描写からするとソウルレスが信用できないのは当たり前じゃないのか。
とにかく女と吸血鬼が信用できない4巻でした。もっとマコン卿が活躍してくれ。

でも、チビ迷惑の属性がたゆたってるのは面白いな。5巻に期待しよう。

今巻も読むのに10日ほどかかりました。シナリオの、ではなく世界観の細かい描写の密度がやりすぎ感。シナリオもそのくらい濃かったらよいんだけどなー。
魔法使いの夜との並行読書でますます時間かかったというのもあるかも。読書が重い。

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