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2012年4月 9日 (月)

も女会の不適切【アイ・ド・ラ】な日常 1

ファミ通文庫 海冬レイジ著

変人の揃ってる浮いた部で、主人公の男の娘がいじられるお話な導入部。ツッコミ役に徹する主人公は実にテンプレですね。テンポもよいです。

と、そんなラノベ的日常に浸かっていたら、一転、ホラーファンタジーに突入。この揺さぶりは結構なショックを伴っていて、すこぶる面白い演出です。無理してハメこんだという感じでもなく構成ありきのようで、文章もそこで遅れることなくしっかりついて来てるのも好評価。

繭のとまどい、ちだね先輩の後ろめたさ、雛の境遇、ユーリの心的ストレス、どれもが上手く絡み合ってて、翻弄されながらも解決に奔走するリンネの姿はなかなかにドラマです。導入部のリンネはどこいった。

しかしリンネの気持ちが誰を向いてるんだか欲張りというか、7章からエピローグへのつながりはちょっと納得しづらく。愛を救うとなぜ繭に流れるのか。2巻への引きと見ておけということかな。まあ繭の前座感ハンパないしな。

アッパーグラスを自在に使えるとSFになりそうだけど、この調子でファンタジー路線のまま進むのかはまだ未知数。個人的にはSF路線に進んでほしいかな。
女の子たちの気持ちと、世界への干渉と、上手くまとめられたらわりと金字塔的作品にもなりえそうな気がします。続刊にも期待するとしましょう。

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