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2012年3月 7日 (水)

侵略教師星人ユーマ

メディアワークス文庫 エドワードスミス著

1週間経って今月初エントリ。読書もまだ3冊目。先月の反動か、今月はのんびりペースだ。

第18回電撃小説大賞のメディアワークス文庫賞受賞作。ややこしい。まああんまり賞とか気にしてないけどさ。でもおそらくもっとも信用していいレーベルの名を冠した賞であることを思えば大賞よりもよっぽど信じていたり。大賞受賞作は大作風吹いててあまり好みじゃないことのが多い気がするのです。これは電撃に限らずどこの出版社でも。
そんな期待の受賞作として読んでみれば。

モチーフとして1年前の震災を宇宙人侵略になぞらえて、宇宙人アレルギーなトラウマ持った女の子を中心にして話を広げた、現代風にラノベ化されたウルトラマンと解釈すればいいのか。宇宙人であることを隠しもせず、他の宇宙人とコミュニケーション取ってるあたりはレベルE的にも見えたり。宇宙人たち、お茶目。
茉莉舞依真美三姉妹を中心にして展開させてるのもいい演出。ところで三姉妹って次女がヒロインなことが多いのは何故だろう。

ユーマを先生として配置して文明の進んだ宇宙人の視点から学生に説教するスタイルで主張を演出。でもこのあたりの解釈は人によって意見が分かれるところなので、さてどうだろう。殊更に自然と人工の線引きについて語るのもなあ。でもユーマも自身が完全じゃないことに悩んでる姿はやっぱり共感しやすく。出汁に使われてた小太郎もよかったり悪かったり。ただ、他にもモブじゃない男子生徒が欲しかったかも。アゾルト人も地球人と地球を質に取って10年戦略練ってた割に交渉下手すぎたなあ、とか。大体、出てけって今までやってたそれを放り出して出てっちゃって、地球は大丈夫なのか。跡地の侵略島はおかしなことになりやしないか。気にしたら負けか。まあハッピーエンドといえばエンド。

改行、区切りなんか引っかかる部分もあったけど、読みづらいほどでもなく、サクサク読めました。細かいことは気にせずウルトラマンと思って読めばそれでいいんじゃ。

表紙のユーマはどうだろうなあ。百合香が惚れるにはちょっとセンスないような。目腐れ設定と思えということか。対してソーマはよい感じ。

また次回作に期待しましょう。少なくとも期待はしていい。

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