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2012年3月

2012年3月31日 (土)

今月のまとめ(H24/3)

ラノベブログに転換して1年経ったようです。レビューなんてかっこいいものではなく単なるチラシの裏ですが。

Steins;Gate 3 境界面上のシュタインズ・ゲート:Rebirth
角川スニーカー文庫 三輪清宗著
どうにももどかしい3巻でした。やっぱりオカリン視点じゃなきゃ成り立たない話だなあ。紅莉栖視点だけど紅莉栖視点になってない。2巻までの出来と比べて残念なまとめ方でした。じゃあどうしろっていわれても困るんだけど。まあ好きは好きということで。紅莉栖のオツムの弱さが。

アリス・イン・ゴシックランド Ⅲ 吸血機ドラキュラ
角川スニーカー文庫 南房秀久著
先月から積んでたスニーカー2冊を立て続けに。
最終巻。考えるほどに、アレクシアをラノベにしたらまさにこうなるんじゃないか、なんて。重厚か軽妙かの違いだけで、19世紀末のロンドンをごった煮ってところは共通だし。やっぱりこの時代のロンドンには何か夢が詰まってるんだろうか。暗黒面がファンタジー的に見えたりとか。最たるものはJOJOですか。
一度も独立エントリにしなかったけど、結構好きなシリーズでした。作家さんのポテンシャルは結構気になったので、次回作に期待します。

ROUTER
桜ノ杜ぶんこ 西村悠著
ラスト2Pだけでよかったのかもしれない。幻想病って必要あったのかなあ。作者のカラーがそっちらしいけども。いあまあそれを描きたいのは大体理解した。けど、もっと模索していいと思います。
箱根を出発してくねくねと、小田原から富水に彷徨って、江ノ島経由して小田急伝う旅は地元的に読めたのでまあよし。でも神奈川県西部にそこそこ縁のある人以外にはちょっとお楽しみポイントが少なくはなかろうか。

リリィフレンド
創芸社クリア文庫 オリグチレイ著
シスコン兄と百合友で共闘する展開。ブラコンとシスコンの温度差はあるけど、ガガガの夏緑氏の女子モテシリーズとやや被るか。
が、ギャグになってるならいいけどこいつらはガチでやってるので、妹の人権をもっとも蔑ろにしてるのはお前ら自身だと気付け。どこにも妹に対する愛はありません。単なる自己満の押し付け合い。その様を見ているだけでげんなりするしかありません。というくらいに感情移入できない上に、百合よりシスコンが主とタイトル詐欺まで。
創刊のRAILWARSも今一つだったけど、このレーベルはもうちょっとこなれてこないと苦しい感じ。まあまだ創刊から間もないし気長に見守ろうか。

ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
ファミ通文庫 野村美月著
タイトルで躊躇しつつも作者買い。野村美月じゃなかったらきっと買わなかった。
デビュー前からの構想でWEB連載してた作品だそうだけど、それほど古臭くはなかったです。まあ今時の三流ラノベを野村美月に書かせたらこうなるんだな、くらいの内容で。つまらなくはないしむしろ面白いとも思うけど、作者が違ったらどうでもいいくらいに埋もれてたと思う。面白さ以前にテーマがどうしようもないもの。

いけめん彼女 1 ~学校一のイケメンに告白された俺~
講談社ラノベ文庫 日日日著
まあ作家買い。あっちのスニーカーが微妙になってきたので、新作に期待して。
でも作家が別人だったらこの絵じゃ買わなかったと思います。結構好みの分かれる絵じゃないかなあ。うん、絵でラノベのありなしを考えるようになってきたあたり、ラノベに馴染んできてる証拠ですね。
男が女で女が男で幼女がマッチョでもう何が何やら。いい意味でカオス。ギャグ作品はこのくらいでいいね。でもラブコメのつもりらしい。えー。
ただ、1巻とナンバリングされてるのだけは気になるのだけど、これをシリーズ化して何をしたいのだろう。単発で面白かったー楽しかったーで終わりでいいんじゃないか。これ以上、梓がデレる姿とかいらないよ。

期間限定いもうと。 1
富士見ファンタジア文庫 長岡マキ子著
空から降ってくるお嬢様にお隣の幼馴染やらブラコン妹やらドジっこママやら肉食的女装子やら設定はギャグ寄りなのに、やってる内容は昼ドラ的ホームコメディなので、そのちぐはぐさが結構気になってしまい。
それ以上に、家族大事にといいながらその家族との距離感をまるで掴めていない想太には心底辟易します。まさにKY。空気読めない人間て、要するに人間嫌いの結晶なんだよね。想太を見れば他人どころか綺理も沙綾も腫れ物扱いで心に壁作ってるのが見え見えだし。それが家族だ何だって。これはついてけないや。すみません。

魔王っぽいの 2
ガガガ文庫 原田源五郎著
マノ可愛いね。スライムも可愛いね。イサミもお姉ちゃん子。でも1巻ほどには笑いにキレがなくて、本当にただ可愛いだけのラノベになってしまってました。残念。1巻は噛み合わせの奇跡だったのかなあ。
いあまあつまんなくはないけど、もっと高クオリティなのを期待してたもので。つくづく1巻を独立エントリにしておかなかったことが悔やまれます。何で去年の10月あんなにサボったかな、おれ。3巻は盛り返してほしいなあ。

俺はまだ恋に落ちていない 2
GA文庫 高木幸一著
前に書いたように、続きを知りたいと続きを読みたいは似て非なるものなんだけど、出ちゃったものは読んどきますか。ま、今回はきちんと区切ってるようだし。
公は本当に距離感のわからない子だなあ。でも田所から一目置かれるのもわからなくもない。いわゆる鈍感系とはちょっと違う鈍感さで、詠羅を泣かせてしまう流れが、不自然だけど自然というか。泣いた分だけ詠羅がリードでしたか。知りたい後日譚はこの部分だけなので、まあ満足。
でも詠羅を泣かせる前に、道くんに正直に全部話してなきゃ公というキャラは成り立たないよね。話しちゃったら話が成り立たないけど。そのあたりが不満足でした。愛子さんと田所に救われたな。

以下と合わせて今月は平均的数値の25冊。

侵略教師星人ユーマ
月だけが、私のしていることを見おろしていた。
陽だまりの彼女
私のために創りなさい!
不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚
クロス×レガリア 吸血姫の護りかた
お前のご奉仕はその程度か? 3
ビブリア古書堂の事件手帖 1 栞子さんと奇妙な客人たち / 2 栞子さんと謎めく日常
デート・ア・ライブ 4 五河シスター
アイドライジング! 4
魔王のしもべがあらわれた!
[映]アムリタ
のうりん 3
リア充は爆発しろ、ガチで!
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 4

意図的にMW月間みたいにしてみたり。というほど冊数はないけれど、比率として。基本的には安定シリーズが多めだったかも。本屋でお勧めしてる系とか。陽だまりの彼女なんてビブリア以上にラノベラー向けではなかろうか。

今月のお気に入りは断然はまち4巻。新作もクロレガ、魔王のしもべ、リアガチ、あたりは結構期待できそうで、それなりに豊作月だったかも。

注目は魔王のしもべのアクセス数。デトアラもだけど、新作でこの食い込みは。といいたいところなのだけど、オレカバトルのアクセスが異常で、たった1日でウチのアクセス数のひと月分を稼がれちゃどうしようもないさね。ゲーム関係はネットで情報集める層が多いのでやむなしか。1年でラノベブログからゲームブログに逆戻りですか。
しかし上位に電撃の多いこと。抜群の安定感。

Blog20120331a Blog20120331b

徐々に積み処理比率を上げていかないとなー。より正確には積みというより埋もれというべきで、部屋掃除とも関連してくるわけで。GWまでには部屋掃除を一段落させておきたいところです。

2012年3月29日 (木)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 4

ガガガ文庫 渡航著

画集用途的に限定版買いました。ぽんかん⑧氏いいね。るろお絵CUTEG絵なんかもあってちょっとお得感もあり。
と、本文読まなくてもいいよね。ってつもりだったけど、とりあえず的に読んどきました。

関連エントリ。1巻2巻3巻

結果をいうと、読んで正解。さすがにガガガの看板は伊達じゃなかったということか。
3巻はやっぱり外伝でした。材木座がいないだけでこんなに面白い回になるなんて。とは言わないまでも、やっぱあいつレギュラーとしては弱かったんじゃね。むしろ今回活躍の葉山くん戸部くんのが脇役の何たるかを発揮してるよ。あっち方面の尖がり方でいえば海老名さんいれば事足りるし。しかしやつこそがスクールカースト最下層民。逆にそこを上手く表現できたら材木座の価値も違ってきそうなんだけどなー。3巻みたいのじゃない、リベンジに期待しときますか。

ヒッキー、本当に主人公だなあ。夏休み、小学校のオリエンテーリングお手伝いボランティアというシチュエーションで上手い立ち回り。いつものメンバーはもとより、リア充組の葉山三浦に対しても感情波立たせず、自分のシスコンぶりも冷静な判断で、ぼっち小学生の留美への対応まで、とにかく人間関係の繊細な距離感が絶妙すぎる。鈍感系主人公の氾濫を見てるとあまりに八幡が神に見えてしまいます。
いつものように表に出さないつっこみ気質を、空気の流れにいらない波紋を投げかけないでい続けるそのニヒルなスタイル。かといって気取ってるわけでもなく、本当に平穏な流れの中で生きていたいんだなという設定を深く感じられるそのキャラクター。とてもかっこいいです。彩加でなくとも惚れるわ。残念系?どこがよ。
そんな八幡を引き立てるが如く、葉山くんのダシっぷりとか戸部くんのモブっぷりなんかもうまく仕立てられてて、今回のシナリオ運びは上手かったなーと。ヒキタニくん呼ばわりも葉山くんからの挑戦状みたいなものだったのかもみたいに思えてきます。すごくキャラ立ってるよ。

ヒロインズもそれぞれ可愛く。小町ポイントが特にいいポイント。お兄ちゃん子してて愛らしい。彩加も初心くて可愛いし、由比ヶ浜は当人が可愛いだけでなくリア充組まで絡ませてドラマの発端になれる重要パーソンだし、ゆきのんもいつものようにクールビューティ。しかもそれを八幡がちゃんとネタにしたり顔を立てたりでますます魅力的ときてる。
留美もいい経験できてよかったね。おいしいサブヒロインでした。できればその後のエピソードも欲しかったけど。

作品のテーマと夏休みと留美のプロットとが上手く噛み合わさった神回でした。エピローグの夏休みの締めに、次巻に続く展開もいい引き。ホント、完成度高い回だったな。5巻が俄然楽しみになってきました。

で、最初に戻って挿絵の件。単にキャラを描いてるだけじゃなく、シーンをカットしたコマになっているのがとてもよいです。しっかり本文と合わせて相乗効果出てますね。というか挿絵って本来そういうものであって、ラノベだとただのイラストであることが多いのが意味不明なんですが。
こういうところにきちんと気を配って仕事してるガガガ編集部とぽんかん⑧氏に好感持ちます。

このシリーズどうでもよくても、この4巻を読むためだけに既刊3冊を読んでもいいくらいの出来。まだ3月だけどオブザイヤーにさっそくノミネートしていいな。ごちそうさまでした。

んー。この弾みがついた今のうちに3巻のCDも聞いとく?

2012年3月28日 (水)

リア充は爆発しろ、ガチで!

VA文庫 天姫あめ著

こんなレーベルもあるのね。ということでつまみ食い。

ぶっちゃけ、はがないのコピー。非リア充同士でつるんで部活作って何だかんだいいながらふてぶてしくもきゃっきゃうふふ。それを何で新撰組とかいうかね、あとがきさん。楽になっちまえよ。

ラノベ読みなら理解の早そうなラノベアニメゲームから手広く浅く大量にネタを投入、絨毯爆撃。さっき3巻をアップしたのうりんと比べても負けず劣らず。細やかさでいえばそれ以上とも。

一見しただけでははがないの劣化コピーと言いたくもなるところだけど、たしかにコピー作品ではあれど、読んでみると実にさくさくとテンポがよく、少なくとも劣化というレッテルは貼れないなと思いました。独創性の部分を無視すれば十分楽しめます。
創作におけるオリジナリティをどれだけ重視するかで評価が変わってくるという感じかなあ。

はたけカカシ先生だって強いんですよってこってす。あれだ、はがないを別の監督がリメイクしたらこうなったって思えば。もうそういうポジションだよ、これ。

はがない、当時は1巻で離脱したけど、また2巻にも手出してみるかなあ。

のうりん 3

GA文庫 白鳥士郎著

だからこれ、毎度のことですがラノベじゃないんですよ。面白いけど。何か新しいジャンルの枠組みが必要だよ。

関連エントリ。1巻2巻

農クは知らんかったなあ。農林高校行くとそんな業界があるのか。しかし近場の吉田島に進んだ知人さえ1人もいなかったしな。樵になった友人はおるけども。毎日足柄界隈の木の調査をしてるそうです。朝5時から午後3時までの勤務って憧れるなあ羨ましいなあ。てかその吉田島、いつの間にか農林高校じゃなくなってるし。あと全然関係ないけど免許は松自で取ったよ。どこまでも話題が逸れる。
もっともウチが実農家だったのは自分が生まれる前だし、じいさまが亡くなってからは農家でさえなくなったし。てかじいさまは農夫というより道楽者だったというべきで。孫は立派にじいさまの跡を継いで道楽の道に進んでますよ。残った畑も家庭菜園として友人と遊んでます。ガーデニング楽しいよ。ガーデニングと呼んでいいのか。

今回、わりと農業サイドに傾いて話が進んでたので、好感触でした。てかそれっぽいとか言ってたらホントに美味しんぼきちゃったよ。まあ30年前から全巻買い続けてるくらい大好物ですしね。最近は惰性で食べてるだけだけど。ともかく、鳥食べたらばあさんの記憶戻るのも、雄山に士郎が敵わないのも当然です。ああ、そういえば作者のペンネームは士郎さんでしたっけ。

ヘボ料理を扱ったのもよかったけど、せっかくこういう作品なんだし、ここで扱うべきは小泉武夫の紹介なりパロディではなかったか。すごくもったいない。いっそ監修頼んでもいいんじゃないかって思うのだけど。説得力増しますよ。

この調子で農協が関係者的にどうあれ大多数の国民にとってはガンだってことをそのうち作品内で扱ってくれるといいなあと思ったり。TPPについてもどう思ってるのか、読者を味方にするか敵にするかわからないけど、主張込めてきてほしいなあ。早く書き残しておかないと旬の時期が去ってしまいますよ。
笑いだけでなくそちらの方向性も強烈に表現してほしいと思ってるのは自分だけですかね。

ラノベ的には、林檎可愛くなったなー。牛さんもとい胡蝶も。だがしかしベッキーは死んでいい。次のぶろぐの人気投票ではもっと失墜しろ。お茶目で済まない。売れ残ったというより、最初からお前は売り物じゃない。生徒たちの苦労が伺えます。読み終えた後にメイトで限定版を買わなかったことを悔やみました。そのくらいベッキーいらん。ぶろぐのガイドくらいで抑えとけ。
ついでに金上が女だということには人気投票で初めて気付いたという。我ながら斜め読みだなあ。実のところ農もウザいけど、ポジション的にこれは仕方ないし、それをネタに次巻を予定してるようなので、面白ければまあいいや。
しかしCDドラマの声優で人気が左右されるのはちとどうだろうか。

もちろんいつものようにげんなりする部分も大きくて、フォントサイズに頼る演出はクソの極み。特に県代表紹介とかマジいらん。5つくらい挙げとけば十分だろと。編集部の意向なのか作者の我なのか判断難しいです。多分お互いに悪ノリしてるんだろうなー。
よい部分はとんがってて、悪い部分はGAらしく。まあそういう作品なんだけどさ。

そして今回も切符氏頑張ってますね。おかげで通勤電車で読むのがつらいです。

2012年3月27日 (火)

[映]アムリタ

メディアワークス文庫 野﨑まど著

死なない生徒殺人事件で野﨑まどに出会って。

小説家の作り方を読んでかしいで。

舞面真面とお面の女で落ち着いて。

パーフェクトフレンドで感動して。

モゾモゾするもの、みつけたは横に置いといて。

5冊目にしてようやくデビュー作に手が届きました。

PFのさなかの母親のお話という情報はすでにあったので、どちらかというとPFの補完的意味合いで読んだ面のが強かったかもしれない。補完というよりは想像を広げるためにという方が近いかな。

終始ぞくぞくさせられた高揚感は氏の5作品の中では一番かも。氏が何を書きたいのかがストレートに出ちゃってますね。ただ、全体の流れを見るとさすがにデビュー作らしくぎこちなさもあったり。とはいってもパーフェクトフレンドを読んでしまっている後だからそう思うのであって、他のラノベ作家でここまで書けてる人なんてそうそういないのだけど。

最早のファンタジー的な天才ぷり。結局のところそれがすべてなのだけど、二見が翻弄される様をきれいな伏線回収で魅せながら、ティーブレイク的に気の抜けるユーモアを差し込んでくるテンポを支配した作りは、やっぱり野﨑まどなのだなあと納得してしまうのです。

でもまあラストはどうなんだろうなあ。これは嫌いなタイプの投げっぱなしエンドに近いです。処女作故の粗と見えてしまうのだけど、こうしたかったと言われればそうですかと返すしかないし。その後の作品では修正されてきてるので、やっぱり自分の感性に従って解釈することにしておきますかね。

2012年3月26日 (月)

魔王のしもべがあらわれた!

電撃文庫 上野遊著

また魔王の日常系ぽいやつかと思って読んでみたら、ちょっと意外な導入部。シナリオが進んでからの展開も揺さぶりかけてきたりと、ただのラノベというには結構演出も凝っていて、印象と大きく違った本格的ローファンタジーだったり。

主人公の明は悲惨な半生を送ってきたようで、平凡に憧れる学生。親も行方不明だし、ヒロインわんさと出てきて勝手に居候されて、まあ実にラノベの主人公ですこと。常識で行動して裏目に出るなんてベタベタです。

タイトルからしてメインヒロインであろうシュバルツリヒト。四天王の1人らしい。強いっぽ。しかもペットポジションまで。あざとい。あと、ポテトは揚げたてよりしなしなのがおいしいよ。どうでもいいけどマクドナルドとストレートに名前使ってるところに好感持ちました。
要。占いで出会いを求めてやってきたら明とシュバルツリヒトに遭遇。シュバルツリヒトを連れて帰ろうと画策するお嬢様。そのうち占い師も出てくるはず。美少女なはず。だから2巻も出るはず。
桜。ちびっこにしか見えない24歳のこども公務員。こちらもシュバルツリヒトを連れて行こうと、監視したり検査したりで一緒に居候。24歳なので少女と呼ぶのはやめておこう。

と、美少女に囲まれる明だけど、平凡に憧れるがゆえに文芸部の部長に気が向いてたりして、でも彼女も実は怪しい組織の一員だったりでシナリオはややこしいことに。表紙とタイトルからは想像できない流れですね。もっとぽわぽわ系かと思ったら。

検査結果はシロだったり不明だったりだけど、しかし覚醒しない主人公は本当に魔王なのか。その謎を引っ張り続けてシリーズ化というところですか。

文章や演出に結構気を使ってるなーと思ったので、続きも楽しみにしてみます。他の作品も読んでみてもいいかも。

オレカバトル その3

週末にゲームのことを色々調べるつもりが、入荷店を調べる旅がメインの行動になってしまったり。
公式サイトでは伊勢原ヨーカドーと巡礼ヨーカドーに入ってたことが確認できてたけど、それはさすがにちょっと通いづらいので、市内のスーパーを旅して。
ジャスコに2サテと、リルぷりっのときにお世話になったユータカラヤに入荷してました。この入荷状況、非常にリルぷりっに似てるんですけど。レジャランは入荷せず3Fのタイトーだったのがちょっと違うけど。
そんなわけで、ユータカラヤにまた通うことになりそです。

関連エントリ。その1その2

で、今週の収穫はというと、wikiにあったアイテム収集と、画像のようなそれで。

Img00077

育て直しというか、厳選からやり直ししました。右2キャラの、上段が最初に作ったカード。下段が作り直したカードです。
ほとんどポケモンのような作業。100円玉はリアルマネーという名のマスターボールです。アイテム増殖させろ。
無尽蔵にお金も時間も使えるわけではないので、厳選とはいっても数体カード化してその中からよさそうなパラメータの個体を選んでそれを育てるだけのこと。
パンドラがカード化するときに「こうげきが~」「コマンドが~」なんてセリフを言ったり言わなかったりするので、バランス考えてその中から良さそうな個体をチョイス。

厳選のルールは、系統の最初のカードを作るときに育てた結果は決まっているということ。パラメータはどうレベルアップをさせても違いがでないようです。ポケモンでいえば「ボールで捕まえた」「たまごから生まれた」ときに最終パラメータが決定してるのと同じです。まあ最近のポケモンは知らないけども。
そしてコマンドスロットは育て方次第。技マシンみたいに1、2、3、ポカンできないので、これも厳しく長い道程。
基本的にはスロットが最重要事項だと思うので「コマンドが~」って言ってもらえた個体を選ぶのがいいんじゃないのかあと思われます思ってます思い込んでます。

系統の最初のカードというところがポイントで、クラスチェンジ後のステータスはそのまま引き継がれるけど、合成で別系統に切り替わるときには、カード作成のたびに中身が変わることになります。このときのパンドラのセリフが非常に重要ということです。
ただ、敵との対戦で最初に捕まえてカード化するときはパンドラは何も言ってくれないので10レベルにしてクラスチェンジをさせないと潜在の内容の判断ができないのが非常につらいところ。タンタ何体捕まえればいいんだっての。

レアカード引くまで掘るという作業はなくなったけど、これはこれでおそろしく金のかかるシステムだなあ。やる前に最終的に使うチームを計画立てて、最小限の投資に抑えたいところです。
で、赤の王女デッキにするつもりでタンタ厳選したりアーサー量産したりしてたのでした。でも育ててて思ったのだけど、赤の女王よりデメララのがやっぱりいいかもしれない。対戦では特に。対戦することがあるかはわからないけど。EX封じるの、大事ですね。それを見越してスフク使ったり、じゃあアメトにするとか脳筋にしたりとか色々あるんだろうけど。それに伴ってコマンドスロットについては結局選任スタイルにする方がよいのかなと思い直しました。下手に攻撃してEXゲージ溜めさせるのはリスクが大きいなと。会心くらいならいいけど、!も付いてないこうげきなんか持ってるくらいなら、戦士でも逆にミスのがマシかもしれないくらい。★★→★やこうげきよりミスのがすばらしいスロットです。多分。
で、画像の王女と正騎士の上下の違いとなりました。下のが圧倒的に使いやすくなってますね。と思い込んでます。今は。

画像のおまけでデメララとトマトも。アーサーと正騎士で合成するとトマトになりました。知人はもっとやり込んでて、早速アシュラも作ってたし、緑トマトも黒タンタでできた、みたいに言ってたので、そのうちそちらも作るとしますかね。トマト同士の合成もありそうだし。
しかしデメララ、ホントに★★→★★★がまったく出ない。デメラの厳選からやり直さないとダメなのかもなあ。さすがに女王とサポート要員2人体制なんて無理すぎるし。

今はまだ、持ってないカードのカード化やアイテム収集、合成やら出現パターンの調査なんかをもっとやらなきゃいけない時期だけど、しっかり自分の方向性を決めてプレイの無駄を少しでも少なくしましょうってことですかね。

そしてひどいことにオレカバトルの記事を書くたびにアクセス数が増えるんです。1週間前まで1日30アクセス程度だったのが、今は1日800アクセスというほどに。それはひと月分のアクセス数です。ラノベにももっと光当たってくれてもいいと思うの。

2012年3月23日 (金)

アイドライジング! 4

電撃文庫 広沢サカキ著

シーズンオフ。サイと温泉いちゃぺろを夢見て箱根の保養所へ。
まあ小涌谷や強羅のあたりなんか色んな会社の保養所あるしね。メディアワークスのもあるのかしら。集英社なんか道なりにすごく目立つ場所にあるけど。アイドラ協会もそんな存在なのでしょう。

関連エントリ。1巻2巻3巻

保養所で休んでいたところ、協会から突然の通知。新人賞の最終選考に残ったモモだけど、委員会がへたれで決められなかったのでエキシビジョンで決めちゃおうとレンゲと対戦することに。保養所には訓練施設もあるぞ、休み返上でがんばれモモ。

で、その保養所、なぜかみんないる。オリンもエリーもタキもキジョウも。おれのユカリだけがいねえ。ひどいよ。

そこで新登場、新人賞選考で争うことになるレンゲ。ポジションがベビーフェイスだけど作中ではヒールという、まあ作品の特性的には合ってると思うのだけど、ヒールに偏りすぎてバランス悪くないですかね。
まあレンゲは出汁で、エリー回なんですけどね。

レアチーズケーキ。もうよくわかんないや。まあそうなのかもね。

しかしモモが可愛かったの1巻だけだよなあ。今じゃオリンのが人気高いでしょ。タキを袖にしたのは大失敗としか。その後も色々わがまま重なってどんどん魅力薄くなる一方です。いっそオリンに主役バトンタッチしてもいいかもしれない。そんなことしたらギャグになっちゃうけど。作品の色が、ではなく作品の存在が。でもそのくらいモモは魅力ないです。新スーツ程度じゃテコ入れになんないよ。
だから本編は次で締めて、スピンオフでオリン主役の新シリーズ始めるとかどうですか。きっと人気出るよ。モモも脇なら勝手に百合やってキャラ立ちそうだし。
と、勝手な好みを暴露してみる。

2012年3月22日 (木)

デート・ア・ライブ 4 五河シスター

富士見ファンタジア文庫 橘公司著

今月の本命だったわけだけど、さて。

関連エントリ。1巻2巻3巻

琴里回。その前に、作者自らカバー折込で折紙推しカミングアウトに得心。一番愛を注がれてたのはやっぱり折紙だよね。でもその割に今回も折紙はかなーり脇役だったけど。槙奈ほどに空回り。いつか来た道をまた通ることになるのか。1巻みたいに花満開折紙さんを希望します。

十香、四糸乃と水着買いに行ったり、琴里とデートだったり。目立った新キャラはいないので新鮮味はなし。折紙はお邪魔虫役。槙奈より淋しいポジションだな。
琴里はずいぶん可愛くなってたか。士道とのリンクもナチュラルで、最初からこうだったら読者からというかおれからも愛される妹でいられたろうに。

しかしネタはずいぶん薄め。目に付いたのは悲鳴くらいか。オーフェンはまあ元富士見だし、刃牙とかも好きなのかなー。そういう差込はまあラノベなのだけど、せっかく今回はよしのんが目立ってたので、りの&プッチャンにかけたネタとかあってもよかった気もする。それはピンポイントすぎるけど、よしのんは3巻で出番薄かったし、今回もうちょっと頑張ってほしかったなーと。
あとはいつものマイリトルシドーで神無月が琴里いないのをいいことに飛んでたくらい。琴里は司令部の行動見えてるんだろうし、そこまで巻き込んだネタがあったらよかったのに。

と、全体的にもったいない感が強かったのだけど、裏場面の狂三が色々やって今後の展開は面白くなりそうなので、つなぎ回ということで落としておきますかね。

ということで今回はむしろつなこ氏の画集です。琴里や折紙が色っぽい?最後の狂三でしょ。あれこそ艶です。

2012年3月20日 (火)

オレカバトル その2

今日は祝日。やりに行かないわけもなく。朝6時からつっこみました。24時間ゲーセンていいね。混む前に行くのが大事です。

関連エントリ。その1

まず、今日の成果から。朝から行ったわりにはそれほど進んでなかったり。

Img00070 Blog20120320a

ついでにアクセス差のひどさに気付いたので一緒に画像上げとくけど、また偏ってるなあ。スマホでもひどかったというのに、またラノベが影薄くなる(´・ω・`)

ともあれ、今日の本命はレッドドラゴン作成。アイテムや合成なしでいけたのでわりと素直なカードなのかな。
スロットがうまくハマらなくて★★→★★★が薄いのが微妙です。どうにかしたいけど、苦しいなあ。

あとは赤の女王作ってみたけど、どうにも弱いんですけど。COMのはすごく強いのに。クフリンとアーサー従えてる上、スロットが肉弾系だったりするし。ああいう方向性で育てたいのになー。声援いらない。
ちなみにこの戦闘で落とすアイテムを合成したらアーサーが正騎士に昇格してくれました。戦士系カードはEXが強くないのが残念だけど、やっぱり安定して戦えるのでよいですね。

キャラ合成、アイテム合成、アイテムとキャラの合成は、とりあえず何があるのか洗い出しかなー。今はまだ攻略が楽しい時期です。

まあ合成、育成はまだまだ解明されてないことが多いのだけど、今日発見できた内容もいくらか。
レベルかランクを満たした水3枚を登録すると、赤の女王がシークレットで100%出現はおそらく間違いないかと。女王の口づけ落とすので、プリンセスから育ってくれます。弱いけど。あるいは声援に特化させて★アップ専任のがいいんだろうか。でも多分それはないな。どっちにしても最初から作り直しか。
それとおそらく、同様に満たされた火土土の登録でベヒモス出現。これで太竜のたまごが入手できます。

といった感じで、登録の組み合わせでシークレット敵が変動するようなので、これも調査してみましょうかね。

そういや、ひどいなと思ったのが、デメララなんかが持ってるEX-5のスキル。あれ、5未満だと発動しないのね。これはバグ認定していいんじゃないかと。ただでさえデメララ弱いのに、効果まで限定だなんて。

平日に遊びに行くのは苦しいので、次回はまた週末。有志のみなさんがどんどんネットに情報垂れ流してくれるのを期待して週末を待つとしましょう。

2012年3月19日 (月)

モンスター烈伝 オレカバトル

はじめました。
一昨日レジャランで見かけてやってみたら、結構面白いですねっと。

とりあえず公式サイト
基本は3対3のモンスターバトル。ゲームにいくらか触れてる人であればすんなり受け入れられるシステムでしょう。キッズゲーは分かり易さが肝です。

最初に3枚読み込ませるのだけど、1枚目は「リーダーを」といってるので、おそらくプレイヤー名のチェックも兼ねてのスキャニング。2枚目3枚目で読み込ませるモンスターのプレイヤー名が違うということを聞かなくなるらしい。との知人情報。交換したポケモンはバッヂがないということ聞いてくれないみたいなものか。友だちとカード融通し合って遊ぶときには気にしておきましょうと。

読み込ませたカードのランクとレベルで、敵の強さも変動。初プレイ時はCOMがモンスター貸与してくれるのでそれで。
敵は3チームから選択できるので、シルエットが表示されたらレバー横で選びます。これはちょっと気付きづらい。で、戦いたい相手をチョイスしてボタンで決定。

戦闘はすばやいキャラから順にターン制。スロットで攻撃を選ぶのだけど、これは目押し不可。というか、均衡してる相手との対戦だと間違いなく操作されます。ダーツのタワシが広い方がまだ良心的だっての。COM戦でなく対人戦ならもしかしたら操作されたりすることはないかも。まだ未プレイなのでこれはそのうち調べてみよう。
まあ、バンダイのキッズゲーほどフラストレーション溜まる見せ方にはなってないので、このくらいの内部操作なら許容範囲のうちでしょう。

だからこそカード育成が大事で、1プレイ毎のスロット変更イベントが非常に重要という。いらないスロットを上手く書き換えられたらそれを印刷しましょうと。レベルアップよりよっぽど大事。逆にレベル上げてしまうとスロットコマンドのレベルが増えて、狙ったスロット枠の書き換えがより困難になってしまうので、低レベル時から常に細心の注意を払って育成する必要があります。ここらはカードゲーというよりもRPG的要素が強いかな。

モンスターのレベルは10まで。ランクは今のところ確認できてるのは☆4まで。1プレイにつき1レベル上がるので、合計で40レベルまであると思えば、1キャラ育てるのに4000円と。キッズゲーとしてはちょっと高いか。モバグリのガチャで3000円てのとどっちがマシなんだろう。ソーシャルゲームまったくやってないので比較できないけど。
で、スロットの当たり外れもあるので、ピーキーに育てようと思ったら4000円で済むわけないんだよなー。それも含めて楽しめるならやり込むのもいいんじゃないかと。

プレイ毎のレベルアップとは別に合成システムもあって、レベルアップや新種やクラスチェンジができるのも、というかこっちがこのゲームの主軸。女神転生的なものが好きなら多分いけます。
しかしどの種族も☆4まであるのかなあ。☆3以下で打ち止めのモンスターなんて育て損みたいな扱いになるかもしれないし、プレイヤーが不満に思わないようにバランス取るのは苦労しそう。でも何が何でも☆4ばかりというのも面白くないと思うし、独自スキルやパラメータで上手くバランス取って調整してほしいなあ。ま、コナミならバンナムやセガよりは信用していいか。

で。できあがったものがプリクラ的にプレイ後に、選んだモンスターを印刷したカードが出てくるのがカードゲーとしては新機軸。しっかりとしたカードじゃないしプリントなのでコレクションという意味では弱いかもしれないけど、プレイの収穫という意味ではこれでも十分だろうし、何より他のカードゲーと違って、誰かが掘って光り止めしてるということがないのがいいです。
将来的にはこのシステムで女児向けや大きいお友だち向けゲーなんかも発売してくれないかなと期待してみたり。

とりあえず土曜日曜で5000円くらいプレイして、こんな感じ。

久々に面白いキッズゲー出たなと舞い上がってます。e-amusement対応でWEB連動とかだったらもっと気合入ったに違いない。でもまあこれで十分。
しばらくやり込んでみます。

ビブリア古書堂の事件手帖 1 栞子さんと奇妙な客人たち / 2 栞子さんと謎めく日常

ビブリア古書堂の事件手帖 1 栞子さんと奇妙な客人たち / 2 栞子さんと謎めく日常
メディアワークス文庫 三上延著

今月はMWが続いてたので、ついでに積んでたこれも読んじゃえ的に。一応話題作なわけだし。

本を読めないニートが古書店の巨乳店長目当てにバイトするお話。という視点はどうだろう。まあライトミステリと。
昔ながらの古本屋ってこうなのかなー。古本屋をこんな風に使ったことがないのでよくわからじ。でも神保町の古書店群は今もそういう匂いありますね。

個人的に思い入れのあるハヤカワや藤子F関連のお話に注目したかったけど、話の内容でいえば志田さんの話がよいかなー。というか、全体的に無理に犯罪に絡めすぎじゃないかと思うのです。最初の祖母の形見のお話みたいなのをメインにしてくれていいのに。まあ栞子のケガとかあっちはしょうがないけど、その他の話も犯罪絡みなのに警察沙汰にはしないっていう流れがなんだかなーと。えぇ、太宰のナルシールサンチマンぷりは昔っから好きじゃないんです。

ま、好みはそれとして。すごく想像を掻き立てられるというほどではないけど、じんわりと想像力が広がっていくような。そんな感じが受けて売れてるのかなーと思ってみたり。
落ち着いたラノベを読みたい人によいのかな。狙い過ぎ媚び過ぎを嫌う人はやっぱり多いんですって。MWのポジションて結構おいしいよね。

2012年3月16日 (金)

お前のご奉仕はその程度か? 3

GA文庫 森田季節著

GAの方向性はやっぱりこっちなんだろうなー。よごれ担当レーベルたらんと開き直れば存在感も出てくるかと。あとは内容が付いてきてくれればなあ。

関連エントリ。1巻2巻

環回。実家のコンビニが泥棒に荒らされて、お祭り用の浴衣を買う予算もなく、仕方なく大司教のバイトで巫女する環に、それをサポートすべく良太も、みたいな流れ。しかもわりと2人きりのシーンが多めで、ご主人様そっちのけに。
薄倖って女の子の属性としては結構強力な部類だと思うけど、この子の場合は幸薄いのを通り越してギャグになってるので、本人に責任はないのだけどむしろドジっ子属性に近いものかなと。

良太も環にどきどきしながら見当違いなことをしてるのできゃっきゃうふふ的にはまずまず。でもこれは草食と呼ぶべきであって鈍感とは違うだろう。なのでこの鈍感気取りを情弱と結びつけられていたりするのはちょっと違わないか。とはいえツッコミ役が情弱ってのはやはり成り立たないので、設定無視して勢いでギャグに走るのは正解です。もうこじつけでいいよ。
隅々まで及ぶテキトー感、何の神様だかよくわからない存在&ウサな狐々子とか、漁港戦隊シーフージャーとか、実にいい加減なところがこの作品らしくてよいなあと。ギャグ作品であればこそ許される無茶。ぶっ飛んでてすばらしいです。
ラストもラストでこれだけ環回だったのに見せ場は詩憐がかっさらってしまうあたり、やっぱり環回なのでしょう。もっと不幸でい続けるといいよ。

間違いなく巻を重ねるたびに面白くなってます。次巻もますます楽しみになってきました。
この作者の他の作品を見ると作品ごとに違う毛色っぽいけど、わりと幅広く書ける人なのかなー。ちょっと気になってきたので、今月出ていた落涙戦争とかも読んでみてもいいかも。本当は文庫がいいのだけど。

そして今日(もう昨日か)はもう今月分のGA発売日。最近はGAが波に乗れてきてる風なので、このままいい勢いが続いてくれるといいな。

2012年3月14日 (水)

クロス×レガリア 吸血姫の護りかた

スニーカー文庫 三田誠著

レンタルマギカ読んでもないしアニメも引退してた時期なので未見だけど、それなりに売れた作品を書いてる人の新作とあれば読まない道理もなく。

という先入観どおりに、予想通りの王道作品でした。小出し小出しに進行させて後出しで一気に実はこうなのさみたいな流れは、でもまあこの作品には合ってるか。そうだろうなとわかっていてもこの見せ方はさすがに上手い。むしろわかるからこそというべきか。要するに親切設計です。そういう意味ではラノベ。教科書どおりの演出で、馳郎とエイジャがよく映えてます。やっぱり主人公はこのくらい鮮烈に輝いてくれないと。ちょっと規模がおかしくて大雑把感が強くなっちゃってたけど。

主人公は千円でボディガード業を営んでるつもりの馳郎。謎のカエアン装備でまあ普通の子とは違うっちゃ違う。でもこういう装備って三半規管が付いていけないと思うのです。当人が超常能力備えてる方がまだ納得できる。特に馳郎が本当にただの凡夫という設定であっては。たまたま巻き込まれてそんなものを手に入れちゃっただけの子にここまでの覚悟と能力を与えるほどの事件だろうか、その火事は。白翁のじいさんであればこそそこまで見抜いてたとでも解釈しとくか。でも馳郎の千円の解釈はピーキーすぎやしないか。白翁の意思は正しく受け継がれてるのかと。

ヒロインのナタは女性化哪吒か。唐土の古典は誰も彼も女性化されるなあ。現代日本万歳。最終兵器仙女。仙人のスケールを現代の軍事力と比肩できるように描くのは大事なんだろうかなあ。この作品においてはでも必要なことか。
まあ素直な子でヒロインの素質は十分です。しかし仙女とくればつまりロリババア。そんなのが他にも今後たくさん登場すると思うと一部のマニアが胸熱でしょう。自分は違うよ。

蓮花と少影はちょっとそいつを派遣した一族はおかしい。まあアタマがおかしいのは仙人だし構わないけど、鬼仙が支族でつるんでるのがそもそもおかしいというか。それも白翁の財に絡んでくるのかなー。話のスケールからしていつまでも猫追っかけてるものでもないだろうけど、このお話、どっちに舵を取ってくつもりなんだろう。
まあ蓮花はわかりやすいし人気出そう。少影はちょっとひねりを利かせてほしいか。もうちょっとユーモアあれば言葉が糞生きると思うんだけど。というかこいつをレギュラーにしていいんだろか。蓮花だけ中華街に残してお前は帰れ。

実に今後のための入り口を書きましたよ的に序章でした。
多分未読のレンタルマギカとかイスカリオテとかからファンサービス的に引っ張り出してるネタもあるんだろうなとも推測。そのくらいの遊びというか余裕は感じます。トップギアには程遠い感触だったし。
ファンには垂涎ものの導入部なんじゃないかなと。ファンじゃないと大作感強過ぎて追いかけるの面倒で先行き不安みたいな感覚もあったり。とりあえず今のところ中間くらいの気分です。注文付けるならラノベはもっと笑いの要素強めであってほしいな、くらいはあるかも。
でもま、当面は追いかけてみるのもいいか。2巻もすぐ出るようなので、ま、楽しみに。

不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

メディアワークス文庫 かたやま和華著

ちょっとは積み処理も。ひと月遅れ分のMW。しかし安心のレーベルだこと。

小夜がいてこそのラノベ。彼女がいなかったらラノベじゃなくなる。そんな可愛らしい小夜の気持ちに鈍感な蓮十がまた可愛いのがこの作品の肝かと。
不思議絵がどうとかは出汁でしかなく、国芳没後150年でそっちに興味向いた作者の趣味丸出しで蓮十になったんだろうかなと思ったり思わなかったり。でもいいモチーフかな。国芳ブームはまだまだ続きそうだし。

本気で描くと絵に命が宿ってしまうので常に画竜点睛を欠くよう心掛ける蓮十の、でも手抜きが手抜きにならずにやっぱり絵が動いてしっまたり、その能力のおかげで事件の真相が隠されてしまうことでややこしくなるのが性質が悪いというか蓮十の運のなさというか。タイトルどおりミステリ風味に異聞譚。
でも、いい男で絵も上手いがゆえに小夜に好かれてるというだけの蓮十は、能動的に何か話に絡んでくるわけではないというのが何とも。キャラ作りに苦心とあとがきにあったけど、なかなか難しいポジションかなあ。無双もさせたくないようだし、といって小夜に好意を向けられる程度には活躍してもらわないと困るし。

大きく3エピソードあって、火事話が最後ってのは後味悪かったなあ。といってクジラが最後でも閉まらない。構成悩みますね。あと1本、短くていいからすっきりできる話を入れられなかったものかなあと思ったり思わなかったり。

作者の江戸好きはよく伝わってきました。ラノベにもっと取り入れてくれたら面白そう。

私のために創りなさい!

HJ文庫 坂井テルオ著

パンツだけど恥ずかしくないもん。珍しく面白く読めたHJ。いあ、HJらしくやっぱり読み始めはずいぶんげんなりしたし、文章もひどいものだけど、おっぱいとフィギュアと技術と筋肉に対する愛の熱さは感じられて、読み終えてみればよい読後感でした。テーマもホビージャパンらしくて、ようやくレーベルの存在価値を感じられたというか。いつもこうならいいのに。

それにしても登場キャラ誰一人としてまともなのがいないという。でもそれはいい方向で働いてます。とてもラノベらしく非現実的。変態万歳。中でも先生の天然的ひどさが際立って。主要キャラはみんな自覚してるというのに。
人数もぎりぎりまで絞られててシンプルだし、テーマもわかりづらくならないように細かすぎず、文章は足りないながらも、苦心して読みやすく仕上げたなという姿勢は伝わってきます。この調子なら次回作も期待できそうかなとか。おっぱいでもフィギュアでもラブコメでもよいので勢いを大事に。いあラブコメはいいや。

あと、ちょっと絵師の「な!」氏のことを調べてみたら、ちょっと前に広まったマミさんの胸にQBのウインドウが合わさってる絵の人でしたか。挿絵をもっと遊び心入れる企画で通したら結構化けるんじゃないかな。
絵師さんの次回作にも期待します。

2012年3月10日 (土)

陽だまりの彼女

新潮文庫 越谷オサム著

この半年ほど、どこの本屋へ行ってもこれでもかというくらいにプッシュされてるのに根負けして読んでみました。新潮なんか手に取ったの久しぶり。

読み始めて10Pほどして「あー、お涙頂戴だな、これ」と早速賢者モードに入る自分。でも読み進めてみたら、予想とはまるで違う展開のお涙頂戴でした。ラブストーリーだと思ったらフェアリーテイルだったでござる。猫の恩返し。ジブリじゃなくて鶴の代わりの。

中学時代の同級生と再会。そのまま付き合って反対されながらも駆け落ち、結婚。きゃっきゃうふふ生活。
動物好きの浩介と、色々と謎行動や隠し事が多く猫のように気まぐれな真緒。それにしても2人とも子供だなあ。それも25歳らしい子供らしさ。あまり応援したい2人とは思えないけど、このドラマには必要な要素であり、これこそが輝きなんでしょう。でも自分としては警官の養父にもっと入れ込めました。25になる娘と一緒の部屋で寝る親父に胸熱。

養父はオペラのエピソードもあって救われてるけど、大学の友人や会社の同僚はちょっと可哀想かも。それほどまでに浩介だけに向けた、ストーカー超越して愛を傾けた真緒の行動によるこの結実は素敵の一言。この流れを見せられてしまっては、あまり好ましくない2人とはいえ認めるしかないじゃない。

解説ではハッピーエンド解釈してたけど、ハッピーはさすがに言い過ぎか。希望がなくもないバッドエンドというのが関の山。あと6回、輪廻からすぐに再会できるなら毎回若返ってくれていいなとかダメな大人の思考で。養父のポジションといい狙ってるのかもしれない。でも鶴の恩返しなら正体知っちゃったらもう無理か。やっぱバッドエンドだ、これ。

頭を沸騰させたいとか不整脈や狭心症を堪能したいという人は読んでいいんじゃないかと。切ないです。

2012年3月 9日 (金)

月だけが、私のしていることを見おろしていた。

メディアワークス文庫 成田名璃子著

続けての電撃大賞メディアワークス文庫賞受賞作。
1年前に別れた男に未練たらたらな30手前崖っぷち女子咲子の物語。まあラノベじゃないな。というか、この内容で電撃大賞に応募しても賞に絡むのか。あんまりラノベの賞とかくくってないのかな。あるいは最初からメディアワークス文庫賞狙いとか。あまりにピンポイント過ぎてそれもどうかと思うけど。

友人の披露宴に招待されたら参加者に別れた彼の名が。さあどうしよう。そんなストーリー。

理菜、いい子。もちろん咲子が理菜にとっていい先輩なのだろうけど。でも仕事についてはあまり深く書かれてないので勝手に想像するしかなく。できる女というポジションではあるんだろうけど、この描写からは浜本やブースカと敵対してるということしかわからず。穿って見れば単に部長に可愛がられてポジションに就けただけのようにも。むしろ理菜のが仕事できるよ。仕事以外もだし。
理菜に連れられて飲みに行ったり占いやってみたり合コン行ってみたり、もう何から何まで理菜のペース。これだけでも咲子の株がダダ下がり。理菜万歳。

占いで1週間で運命の人に出会うと言われてからギア入って。合コンにお見合いに結婚式での再会に。

ファンタジー。視点は咲子かもしれないけど、物語の主役はカフェのマスターでした。脇役がいい仕事してました。御曹司と中古カメラ屋のおやじに感謝しろ、主役たち。

もうちょっとストーリーをジョイントする個々のエピソードの脈絡があったらよかったかなー。
また次回作に期待しましょう。

2012年3月 7日 (水)

侵略教師星人ユーマ

メディアワークス文庫 エドワードスミス著

1週間経って今月初エントリ。読書もまだ3冊目。先月の反動か、今月はのんびりペースだ。

第18回電撃小説大賞のメディアワークス文庫賞受賞作。ややこしい。まああんまり賞とか気にしてないけどさ。でもおそらくもっとも信用していいレーベルの名を冠した賞であることを思えば大賞よりもよっぽど信じていたり。大賞受賞作は大作風吹いててあまり好みじゃないことのが多い気がするのです。これは電撃に限らずどこの出版社でも。
そんな期待の受賞作として読んでみれば。

モチーフとして1年前の震災を宇宙人侵略になぞらえて、宇宙人アレルギーなトラウマ持った女の子を中心にして話を広げた、現代風にラノベ化されたウルトラマンと解釈すればいいのか。宇宙人であることを隠しもせず、他の宇宙人とコミュニケーション取ってるあたりはレベルE的にも見えたり。宇宙人たち、お茶目。
茉莉舞依真美三姉妹を中心にして展開させてるのもいい演出。ところで三姉妹って次女がヒロインなことが多いのは何故だろう。

ユーマを先生として配置して文明の進んだ宇宙人の視点から学生に説教するスタイルで主張を演出。でもこのあたりの解釈は人によって意見が分かれるところなので、さてどうだろう。殊更に自然と人工の線引きについて語るのもなあ。でもユーマも自身が完全じゃないことに悩んでる姿はやっぱり共感しやすく。出汁に使われてた小太郎もよかったり悪かったり。ただ、他にもモブじゃない男子生徒が欲しかったかも。アゾルト人も地球人と地球を質に取って10年戦略練ってた割に交渉下手すぎたなあ、とか。大体、出てけって今までやってたそれを放り出して出てっちゃって、地球は大丈夫なのか。跡地の侵略島はおかしなことになりやしないか。気にしたら負けか。まあハッピーエンドといえばエンド。

改行、区切りなんか引っかかる部分もあったけど、読みづらいほどでもなく、サクサク読めました。細かいことは気にせずウルトラマンと思って読めばそれでいいんじゃ。

表紙のユーマはどうだろうなあ。百合香が惚れるにはちょっとセンスないような。目腐れ設定と思えということか。対してソーマはよい感じ。

また次回作に期待しましょう。少なくとも期待はしていい。

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