« ボンクラーズ、ドントクライ | トップページ | PC計画 »

2012年2月 6日 (月)

ライジン×ライジン RISING×RYDEEN

富士見ファンタジア文庫 初美陽一著

ファンタジア大賞。GAの前作よりはそこそこ楽しめました。編集部の差は歴然。文章はもうちょっと頑張ってほしいけど、それは今後、経験で埋めてもらいましょ。
聞くところによればネットで噂になってたとか何とか。いあ自分の巡回先でそれっぽい様子はなかったんですが。どこの世界だろう。

異能に憧れてた主人公隆良が異能に目覚めたものの、想像していたようなかっこいい能力でなく微妙なもので、でもヒーロー目指してそれでも頑張るといった物語。とか書くと普通っぽいな。
実態は厨二患者の主人公と下ネタ半分のノリで突き進むハレコメラノベ。それも書き手が恥を捨てきれずにぶっちゃけてないのでギャグになりきれてないというか。白濁液なら白濁液で通そうよ。ゲルと呼んだところで品性保てないし逆に中途半端感が強調されて面白さ半減しますよ。

前半の能力開眼からキャラ紹介が続くあたりはそこそこ面白く読めました。前作が前作だけに。しかし前作同様、何事にもつっかかってく主人公がちょっと可愛くない。御神可哀想。といっても御神もあんまり蜜柑で素直になれない子なので、その扱いもやむなし。そこが可愛いとすべし。隆良と同じく厨二な夜侘は弱火な能力で可愛いし、好奇心旺盛な沙凪も永遠に羽化しない蛹っぽいし、アリア含め、ハーレム構成員はまずまず手広いのだけど、隆良が足を引っ張ってる。もっと下品に徹するか厨二で悶えるかしてればなあ。攻めるより総受けでいた方がいいよ、この組み合わせは。

ということでこの作者の主人公はまたも魅力がありません。その可愛くない隆良を中心にチームとしてまとまるまでの流れを書いた後半が、前半のキャラ紹介ほど面白くない。というかつまらない。この能力、ギャグにもできるし、汎用性高いし、Eランクでも充分強いんですけど。アタマ悪いな。
能力とハーレムと賢者モード。この素材ならもっといじれたと思うんだけどなあ。

色々ともったいない作品でした。でもまあ前作よりは確実によくなってるので、また次頑張ってくださいな。

« ボンクラーズ、ドントクライ | トップページ | PC計画 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/572742/53919678

この記事へのトラックバック一覧です: ライジン×ライジン RISING×RYDEEN:

« ボンクラーズ、ドントクライ | トップページ | PC計画 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31