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2012年2月

2012年2月29日 (水)

今月のまとめ(H24/2)

なぜかたっぷり読んだ2月。そんなに時間あったっけか。

ちょんまげ、ばさら ぽんぽこ もののけ江戸語り
角川文庫 高橋由太著
結局2巻も買ってしまいましたとさ。ぽんぽこは相変わらず無責任可愛い。さらに白額虎も無責任。お鶴ちゃんカワイソス。というくだりはまあ微笑ましく。
今回、信玄や謙信を筆頭に元親やら左甚五郎作の呪人形やら真田十勇士やらいる人からいない人まで色々とイタコされてます。愛刀も携えて。1巻と違った毛色で、もう何をやりたいんだか、お祭り状態。去年途中で読むのをやめた人造救世主を髣髴とさせてくれたり。あっちも3巻読んでないけど、こっちも3巻読まずにそのままにしそう。どうせあと最終巻だけなら読んじゃってもいいと思うんだけど、うーん。

正捕手の篠原さん 2
MF文庫J 千羽カモメ著
MFの良心の1つではあるのだけど、さすがにそろそろもういいかも。まあ相変わらずの4コマ系。4コマ系はダレてくると8コマや12コマ16コマになってきますよね。もう2Pにこだわらずともいいんじゃないかな。こだわりをやめたらポジション瓦解するけど。
今回はソフト部から特待生が派遣され。その愛理にスポットライト。夏のバカンス。もう深見のポジションが意味不明です。いあ分かるけど浮いてる。アクセントというよりも単に変な外野。守と綾坂さんと杏できゃっきゃうふふしてるだけでいいよ。八重樫南に任せとけば生きていけます。

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。
富士見ファンタジア文庫 左京潤著
第23回ファンタジア大賞金賞。これも流行の日常勇者系。まあ普通に読めるのだけど、あんまり目新しさもなく、時代の波に乗った作品という以外に形容のしようもなく。そんな設定ではあれど、ドラマは普通に受け入れられるので、とりあえず気になったら読んでも失敗とはならないんじゃ。どちらかといえば面白くはあるしデビュー作にしてはクオリティもいいんだけど、個性がなさすぎて。空気だなあ。読後1週間で間違いなく記憶飛んでる。

10歳の保健体育 4
一迅社文庫 竹井10日著
3巻からのつなぎは予想通り。会話のテンポに緩急を付けたギャップを駆使するギャグセンスは竹井10日氏らしく、相変わらず面白いです。でもまあそろそろ飽きてきてるといった感じはあるかも。それに無人島でどうとかいう無理シチュやラストの締め方が今回微妙でした。飛び級10歳の投入で小学生と高校生のつながりをさらに堅固にしてきたのは全体の構成を考えるとちょっと上手いなと思ったりもしたけど、逆に薄くなったキャラもいるわけで、そもそも結局は静姫無双がどれだけ続くかというだけなので、いつまで買い続けるかなあとそろそろ悩み始めてみたり。好きは好きなんですけどね。

この家に勇者様もしくは救世主さまはいらっしゃいませんか?! 1 / 2
一迅社文庫 川口士著
ステレオタイプパワープレイというタイトルでスクエニノベルスから出ていたものを改稿したものらしいという。うん、そっちのタイトルのが内容把握しやすいね。やはり最近のキラキラタイトル流行の流れは明らかに格を落としてるとしか思えない。キラキラタイトルのがいい場合もないとはいわないけどさ。あと上下巻て名付けてくれた方がよかったんじゃないかとか。
でまあ内容は無双したい人向けということで。口絵がゲストってのもユニークですね。

この素晴らしく不幸で幸せな世界と僕と!
講談社ラノベ文庫 水樹尋著
これに新人賞の佳作を与えるのはちょっとどうだろう。ラノベとして形にはなってるけど、全然オリジナリティないよ。新人賞での評価ってどの部分の比重が重いんですかね。まあ形にはなってるので、何かの作品のノベライズとかでデビューさせればよかったんじゃないかなあ。などと思ってみたり。今月こんなのばっかだな。
サブヒロインに茶々入れられてメインヒロインと進展しないファンタジーラブコメというテッパンをお好きならどうぞ。あとキバヤシネタの差込みが多かったのは集英社でJOJOネタが豊富なのと同じようなものと思えばいいんですかね。石垣先生に感謝だな。

忍ビノエデン
スマッシュ文庫 中村啓著
うーん。読んでてまったくアタマに入ってこないので、結局10Pくらい遡るなんてことを何度もさせられました。要するにかなり読みづらい文章です。桃香が天然なのか計算なのかを曖昧に見せてるところは悪くないんだけどなあ。というかよかったのはそこだけとも。
wiki見てみると漫画家志望から小説家転進でラノベに踏み込んだ人だとか。漫画家で大成しなかったのはネームやコマ割に難があったんじゃないのかなあ。と勝手な想像。ネタを科学する前に読みやすさを科学した方が上達の近道かと思います。近道なんかないという根性論は置いといて。

SUSHI-BU! 1貫目
ファミ通文庫 西野吾郎著
普通を目指している主人公が普通だった例がない典型。本当に普通だったらドラマも何もあったもんじゃないのだけど。でもせめて普通でいたいと思うなら普通たろうと努めてくれ。ギャグだから設定なんかどうだっていいんだろうけどさ。だったらそんな設定付けなくていいんですよ。
そこに他人の話を聞かないヒロインズ。そっちを見切って男の娘要素で切り抜けるにしてもパワー不足。笑いがまるで足りません。
結局、ギャグ作品を作るつもりが青春コメディの枠に囚われてどっちつかずになってるのがいけないんだろうな。と。銀賞受賞にはもうちょっとインパクト足りないかなあ。

声優のたまごが、俺の彼女だったようです。 2 ~カラダだけの関係!?浮気の中身は大事です~
GA文庫 花花まろん著
相変わらず文章ひどい。でもそちらは最初から期待してないので、新しい地平を開拓してくれてれば。で、今回の追加要素は性別不詳っぽく演出されてるCSVミナト。excel対応っぽい能力ね。とりあえず腐に人気のBL系声優だそうで。BLどころかTSに踏み込んでさえいそうな。いじればもっといじれそうなネタではあるけど、あんまりフロンティア切り開いてない。もっと踏み出せ。
今回もまたサブタイに負けてるなあ。浮気しろよ。カラダだけの関係になっとけよ。1巻以上に納得のいかない1冊でした。さすがに次はもういいや。

姫狐の召使い
富士見ファンタジア文庫 春日みかげ著
平安的な物をモチーフに色々。しかし何とまあこの薄っぺらさたるや。内容も文章も。つまみ食いするだけして、そこに萌え要素入れればいいんだろ的姿勢があまりに明け透けで、逆に清清しいほどです。読んでないけど信奈もそういう傾向だろうと推測。あっちはGAだしもっとひどいかもしれない。とりあえずこの先10年くらい、この作家さんの本は読まなくてもよさそうね。

上記11冊と以下25冊で計36冊。よくもまあこんなに。コミック同様、ラノベもそのうち付いていけなくなりそうだ。

カレイドメイズ 4 眠れる玉座と夢みる未来予測
競泳戦隊ミズギーズ
絶対服従カノジョ。 1 いいか、魔眼はつかうなよ?
ボンクラーズ、ドントクライ
ライジン×ライジン RISING×RYDEEN
蒼穹のカルマ 1 ~ 7
脇役の分際
わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 4 リア充ですが何か?
はたらく魔王さま! 4
あおはるっ!
蒼穹のカルマ 8
ストライク・ザ・ブラッド 3 天使炎上
なれる!SE 6 楽々実践?サイドビジネス
キュージュツカ! 1
時間のおとしもの
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 1
ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー
昼も夜も、両手に悪女 2
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 5

今月は完結した作品多数。お気に入りのカレイドメイズをはじめ、カルマにあすみも。お疲れ様でした。カルマは今月まとめ読みなので、ちょっとニュアンス違うけども。
受賞作も多数。小綺麗にまとまった作品よりも新人なら荒削りでも輝きが欲しいんですよ。とか月並みだけどそんな希望。

お気に入りーは、脇役の分際、キュージュツカ、時間のおとしもの、このあたり。
さすがに入間人間は格が違った。未来を待った男、すばらしい。表現難しいだろうけどぜひ映画化してほしい。というかラノベばかり読んでるからこういうのがよく見えてしまうだけだったりする可能性もないだろうか。そういう落とし穴には注意しないとな。
新人さんでいいのもあって今月はバランスよいです。あとガガガやっぱり頑張ってるなー、とか。
そしてストブラ。あまりの安定っぷりに三雲氏のファンになりかけてます。まだなりかけだけど。そのうち旧作も読むかなあ。

アクセスはなぜかサイハテの聖衣が頑張ってるんですけど。いあ三雲氏好きだけどさ。ストブラよりこっちという感覚はちょっとよくわからじ。でも結構新作がランクインしてるのは面白い。おかげでリリアさんがベスト10エレベータになったりとかも。
Blog20120229

そろそろ勝手もわかってきた頃だし、購入テクニックをもうちょっと磨いていかないと。地雷踏むな、そして惰性を続けるな、スッパリ切れ。例えば今月のSAOのように。コミックはもっと顕著ですけどね。ナルトとかBLEACHとかイニDとかいつまで買い続けるんだよオレ。そんな作品が山のように。

常識的に考えて

職場で倫理講習みたいのありました。

パワハラセクハラに個人情報とかはまあ理解できるのだけど、同和についての講習ってのが意味不明。今さらそんなの気にしてる社会人なんてどんだけいるんだよ。

曰く、省庁からの指示でやれといわれてるそうな。ウチの会社はこういう講習をしています対策バッチリです、と返すためだけに。

誰も気にも留めてないものをわざわざ蒸し返させてるのはどうやらお上だったようです。そりゃ同和問題なくならないわ。似非同和が食ってけるわけですね。

で、こういうことも秘匿情報なんですかね。過剰コンプライアンスいらんわ。

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 5

MF文庫J 鈴木大輔著

本妹。実妹という言葉をスルーしてるのは作品の都合なのかはてさて。言葉を作るのは結構なのだけど、単語ではなく熟語だというのはどうか。数ある日本語の乱れの中でも、もっとも華麗にスルーされてる分野ですね、はい。世のつっこみ好きはなぜこの部分へつっこまないのか。往々にしてそのつっこみ好きが気付いてないのですが。
この部分へのつっこみが激しくなるのは何年後だろうか。

関連エントリ。1巻2巻3巻4巻

鷹ノ宮家のお嬢様ありさ。ホントよくできた子で。さようなら秋子。秋子に限らずアナもぎんも会長も薄かったな、今回。というか、お話全体が薄いよ。ありさという女の子が追加されましたよってだけの内容。ストーキングにしても特に何したでもなく。せめてそこからユーモア含ませて発展させてもらわないと。このシリーズ、もうちょっと笑いの要素強かったと思うんだけどなあ。

さて、いつまで続くんだろうか。もうこれ以上広げられてもなあ。でもどうみても終わらせる気まったくないよね。作者的にも編集部的にも。でもこの息切れ感を見せられてしまうと、そろそろ離脱かなと思ったり思わなかったり。

MFとはとことん相性が悪いらしい。どうにかならんもんかな。

2012年2月28日 (火)

昼も夜も、両手に悪女 2

ガガガ文庫 鳥村居子著

ティブ絵いいな。カム絵同様、こういう成長の見て取れる韓流は歓迎です。

関連エントリ。1巻

ダメだ、この主人公。全力で後ろ向きに突っ走ってて、これに共感できるわけないよ。ホントにバカで困る。藤森がこれだけ餌撒いてるというのに。
せっかくリセットしたのにそれをおかしいと感じてしまうところからしてまずおかしい。やっちゃったって思うならまだしも。それに気付いてからもしばらくは元に戻そうとやっきになるし。どんだけバカなんだ。

という前半パートの苦痛を乗り越えて、ようやく気持ちが落ち着いて世界を受け入れる心境になった後半パートが勝負なのだけど、その頃には逆にヒロインの魅力がなくなっててどうしたものか。展開的に仕方ないのかもしれないけど、せっかくの魅力がごっそり削ぎ落とされててもったいないです。日向も月夜も大人しすぎ。藤森もキャラはいいんだけど、ポジションがヒロインじゃないしなあ。

あとがきにあったもっとドログチョなプロットのがよかったんだと思われます。そっちに突っ走ろうよ。とにかく藤森が甘さ見せちゃいけないよなー。なぜ許した。

てか、これ3冊もやるようなテーマですか。今回締められててもよかったと思うのだけど。せめて次で締めてもらいたい。もし終わってなかったら読まんとこう。

2012年2月27日 (月)

ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー

電撃文庫 三河ごーすと著

時間が明らかに足りないので、電撃大賞からは見切りでこれ1冊のみ購入。あらすじだけで選んだつもりだったけど、実は切符絵だったとか。縁があるのかはたまた呪いか。
SAOまでもついに切ってしまったくらいなので、他はごめんなさいとしか。せめて続刊が並んでない月に大賞作品出版してほしいなあ。電撃はただでさえ出場枠多いんだし。時間ができたときにいつか読めればいいけど、旬の時期を逃すとそれもまた難しく。

安定のバトル物。流星街出身の主人公が天空闘技場で団長を倒すためにスペルカードを使ってがんばって発も開眼しましたよかったね。喩えるならそんなイメージ。
いうほどどん底でもないけど、一応どん底からの這い上がり人生で、制約の中でのサクセスストーリーってのはやっぱり受け入れやすいな。構成のバランス配分はさすがに受賞に値する出来か。欲を言うなら共鳴発現時にもっとセンセーショナルな演出があればよかったな、とか。あとから20上乗せすごいとかいわれてもピンとこないです。

どこまで成り上がりストーリー続くかなあ。最後まで付き合えるくらい盛り上がってくれたらよいのだけど。2巻で先行きを占う感じかな。

2012年2月26日 (日)

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 1

ファミ通文庫 鳳乃一真著

最近FBにはちょっと期待してるところがあるので、受賞作は一応チェックを。今回買わなかったのは明智少年のこじつけだけです。どうやら酷評されてたようで、今回はうまく回避できたのかな。まあ単に表紙買いならぬ表紙買わずだっただけですが。
これも半分は赤りんご絵ブースト。でも初めて氏の単色絵見たけど、どうも響かず。カラーは東方でずいぶん見慣れてたんだけどなあ。ずいぶんと減速しました。何だかなあ。これでは魅力半減してしまうので、いっそ挿絵もカラーにするなんて大冒険もしてみてほしい。とか。本の発売より前にアニメ化されるとか、力入れてるのは間違いないので、そのくらい期待させてくれてもよくないですか。

超人集結学園島。テンプレ。この親父でこの展開。テンプレ。いわゆるお約束の塊でした。全体的にはお約束作品として普通に楽しめなくもないか。杖奪取ビル攻略編がお話として無理筋だったところを除けば。
さらに大探偵時代。というのでもないけど、どことなくアリアに似てるような。もうちょっと丁寧ではあるけど、新鮮味はないのであんまり。んー。七々々も天災ももっと魅力出せると思うんだけどなあ。
2巻はもうちょっと上手く見せてくれるかな。

ところでどこら辺が埋蔵金だったんだろう。遺産にすべきだったんじゃなかろうか。先々、埋蔵金がもっと重要アイテムとして出てくるんだろか。そこまで先が出来上がってるとは思えないのだけど。語呂優先かなー。

やっとこさ読めたけど、もう今月のFB発売間近。ぎりぎりだったなあ。どんどん積まれていきます。購入抑えなくちゃ。

2012年2月24日 (金)

時間のおとしもの

メディアワークス文庫 入間人間著

結局我慢できず買ってしまいましたとさ。短編集か。こういうのが作家の色がわかりやすくていいな。
時間をテーマに。こういう作品書く人なのね。テーマといい、視点の使い方といい。年末に読んだあれもまあそれ系だったけども。

携帯電波
気持ち悪いなあ。いい意味で。そういうところは乙一作品に似た匂い。
始点から終点まではまあ理解できたのだけど、その後のわたしはどうなるのだろう。気になる。その気持ち悪い読後感が逆にいいっていうことなんだろな。

未来を待った男
を観察する主人公のお話。2人とも一途だ。研究に一途。気持ちに一途。一生貫く非現実性がまたファンタジーで。いい友情です。
個人的にはこれが一番好き。今まで読んだ入間人間作品中では間違いなく一番。

ベストオーダー
ダメ男が4人揃ってもダメ男なのは仕方ない。運命に裏切られたというよりも考えが及ばないがゆえの結果、みたいな。計画時点で止めようと発想する自分はいないのか。せめて戸惑え。
他と違って唯一愛のない作品だったので、毛色が違う感じ。

時間のおとしもの
これだけ書き下ろしらしい。
悩ましい。展開の飛びっぷりに付いていけてません。細かく描写せんがためのシーンチェンジのはずなのに、逆に機微が薄れて大味に感じてしまうんだよなあ。自分だけですかね。なあ、おばさん。とおじさんは思うのです。それでも愛が溢れてることだけは信じておく。
ラストは普通に考えたら口づけかなと思うのだけど、野暮にならないようにこの終わり方で。そこは綺麗に。

輪廻物ってとても大好物なんだけど、可能性の大きさからすればそう感じるのは至極当然なわけだ。下手に扱われるとどうしようもなかったりもするけど。しかし今回の入間人間ワールドでまた新しい方向性を見出せました。ありがとうございます。とても楽しめました。
ま、ラノベじゃないんだけどさ。

毎度のことながら、藤子F先生の流れを汲む作家さんがまだまだいるというのは、しあわせのカタチ。

2012年2月23日 (木)

キュージュツカ! 1

ファミ通文庫 関根パン著

※リライト。ポカったな。ちゃんと確認してからアップ ロードしなきゃ。ごめんなさい 、旧版読んだ人。

2Pショートの4コマ詰め合わせ的作品。このスタイルもそのうちそれなりのジャンルとして確立しそうな気がする。読んではいないけどGJ部もそれなりに人気ぽいし。
挿絵もそれに倣って4コマ差込み。内容はさておき、この企画は正しいな。そういう点で篠原さんより一歩先を行ってるか。

50年後の魔王復活に備えて戦士を育てる学校。そこの不人気コース弓術科で、やることといえばほのぼの日常系コメディ。という設定はもうテンプレ化されてきてるところだけど、プロングホーンの獣人とかちょっと面白い。草食系獣人てそういえばあんまり見ないなあ。
そのプロングホーンはどうやら日本では金沢動物園に唯一いるらしいので行きたくなりました。近いうち見に行こう。

型を省くと中らないミカに、弓で肉弾するアトラ、基本はこの2人がメインだけど、出番入れ替えろってくらいにプロングホーンのカホンとアマゾネスのパラボラが強烈すぎて。AmazonがExploding Arrow撃ってるだけでD2Xどっぷりな自分にはツボです。あるいはKuko Shakakuか。そんなビルド、もちろん作るわけないけど。それはさておき、パルの作文センス最高すぎ。という幕間4の一連の流れが。このクオリティのネタをもっと提供願います。

たっぷり腹をよじれさせてもらいました。2巻も楽しみです。

2012年2月22日 (水)

なれる!SE 6 楽々実践?サイドビジネス

電撃文庫 夏海公司著

短編5本詰め合わせ。さてはネタにつまってきたか。てかこういう作品はやめ時が難しすぎる。

関連エントリ。3巻4巻5巻。1巻2巻はまだラノベに漬かる前だわ。

エピソード1 楽々実践?サイドビジネス
工兵は本当に人を見る目がないなあ。どうみても地雷じゃないか。騙される要素がないよ。そもそも立華に梢に橋本さんにカモメまでいてどうしてこんな女と飯食う必要があるよ。カモメもヤだけどさ。しかし今更百合追加って。まあ立華次第。
受けるにしても仕事取ってきたことにしてスルガの売り上げに組み込め。そんな話さえ出さない感覚にしても、まだまだ社会人1年生といったところか。
そんな、工兵が女にだらしなかったね、というだけのお話。

エピソード2 今すぐ始める?検証作業
工兵は本当に人を見る目がないなあ。なぜこの段になっても社長や六本松の相手なんぞしてるのか。そしてそんな怪しい機材放っとけ。でも偏見がないのは長所の場合もあるし、ケースバイケースか。自分は偏見まみれなので触りませんけどね。例えば華為のルータを基幹系で採用してくれと言われても力いっぱいスルーするだろし、このお話のブツはそれ以上に怪しいわけで。
だからこそ話を膨らませるためにいちいち細かく組み合わせがどうとか負荷がどうとかチェックしてるのがいらんというか何というか。枝葉も枝葉なかなり瑣末なお話。ラノベ的にはいらなくね?
そういやCiscoやJuniperなんかは実名なのね。企業名を隠すのか隠さないのか線引きがよくわからないや。キャリアは出してないもんね。技術だけで話書くならこれでもいいけど、キャリアのサービスまでは触れられない世界になってるんだよなー。まあ網側の話なんてますますラノベに必要ないどうでもいい話だけども。

エピソード3 絶対合格?採用面接
工兵の素人面接官やってみよう。ま、人員不足が顕著な会社ですしね。
てかカモメのチート従兄弟よりも何よりも、チャラ夫すげえ。藤崎さんが何話してたとかソラで言えるのかよ。しかもエスパー。人事部に置いとくなよもったいない。エスパーってSEにとって超重要スキルだよ。
就職板にスレあるならこんな程度でなくもっと話題になってもおかしくなさそうだけど、まあそっちまで広げることもないか。
とにかくチャラ夫すごかった。そんなお話。ま、工兵もたいがいすごいんだけどさ。

エピソード4 心に残る?3分間スピーチ
橋本さんのお茶目な一面を披露。それはともかくネタ切れ感が強く漂ってきます。むしろこの章省いたほうがよかったんじゃ。

エピソード5 完全?禁酒マニュアル
梢の世界。これもEP4同様によっぽどネタが浮かばなかったのかと心配になってしまいます。
しかし考えるほどにやはり真ヒロインは梢。もう工兵かどわかして田舎戻っちゃえ。立華という大きな壁はあるけれど。工兵も、この世界に長くいたら女なんてどんどん遠ざかってくんだから、天国にいる今のうちにさっさと拾っとけ。

あえてSEらしいというならEP2だけど、バランス考えたらEP3こそらしさがあってよかったか。
いつまで続くんだろうなー。一応自分の畑だから読み続けると思うけど、今回結構気持ちが萎れてきてました。コミック版で補えるかなあ。でもあまり読む気しない。んー。

と。直接の関係はないけど前々から予定していたように、読み終わったことをきっかけに、たった今AmazonでRTX810ポチりました。結局こいつが最強という結論から変わらず。現時点でこれ以上の選択肢はあるまい。NVRと1万円程度の差でこれはやっぱり破格。いあどう考えても一般ユースでこんなのいらねー。衝動買いもいいとこだ。でも満足度は高いはず。安定性、機能、性能、サポート、どこにも隙がない。最悪、仕事でも使えるしまあよかろ。

うー、configさっさと組むかー。

2012年2月21日 (火)

ストライク・ザ・ブラッド 3 天使炎上

電撃文庫 三雲岳斗著

サブタイから章立てまでジョウづくしの3巻。ちょっとくどい脚韻だけど、このくらい踏み込んでくれてもいいな。だってラノベだし。何よりもエンタテイメント優先でどうぞ。

関連エントリ。1巻2巻

新ヒロインでお姫様登場。雪菜ごめん。うん、お姫様だし。ラ・フォリアもといフォリりんにメインヒロインの座を譲ってあげてください。てか勝手にそう認定しますし。雪菜は悪くないよ。しょうがないんだよ。品があってエロと笑いに寛容な、高貴な血の持ち主。そんなキャラが1人いるだけで幸福死できます。2人もいます。
浅葱や紗矢華は最初から負けてるのでどうでもいいとして、夏音が唯一の対抗馬か。同じ血だしね。もちろん雪菜は可愛いけど、こればかりはしょうがない。今後の追加設定次第かな。凪沙に那月ちゃんにアヴローラさん?まあその辺はまだ謎ですし。
おかげで本妻や愛人たちがやきもきしてハーレム展開がまた引き締まります。次巻以降で新嫁出てきても打ち負かされる展開必至。展開されなくても脳内で展開させる。しかし毎度のことながら古城はエロ扱いされて可哀想。ほとんど濡れ衣。でもおかげでモテてるからやっぱり幸せなんだろう。とってもラノベらしいリア充主人公です。

今回は特区島の外の小島が舞台。ちょっと前に立入禁止になってしまった第二海堡がよぎります。というかよぎらされてます。男の子の好きそうなプレイスだもんね。きっと狙ってる。単に無人島というだけでなく、こういうイメージが付与されてるところに三雲氏の上手さを感じます。色々細かいよね、この人。
お話はバイオハザードのアンブレラ社みたいな王道展開。そこにお姫様たちを絡めて。しかしインフレがひどい。ザコを登場させても光らないんだよなあ。BBさんとか全然魅力ない。強さが足りないならせめて頭脳戦で頑張れよ。てか知性派の眷獣とかいないのかな。でも今までの描写からするといなさそう。せめて技タイプの眷獣くらいはいないとバランス難しいよなー。やはりここは早いとこアヴローラさん出てきて締めてもらわないと。

1巻2巻と比べるとやや敵に不満が残ったけど、矢瀬が暗躍してるのでまあつないでくれてると思うとして。基本的には王道も王道な作品なので概ね満足です。やっぱり今の電撃で一番好きなタイトルだな。4巻にも期待しましょ。

2012年2月20日 (月)

蒼穹のカルマ 8

富士見ファンタジア文庫 橘公司著

7巻の流れと発売のスパンからして、何となくそうじゃないかなーと思ってたけど、本当にそうでした。最終巻。

関連エントリ。1~7巻

お話をまとめる方向に努めていて、今回は笑いの要素弱め。と考えるほどに、やはり槙奈はおいしい子なんだなあと。でも7巻以上に浮いてる感じ。いじられるならもっといじられていい。ちと中途半端ね。あとこの作品の空獣のモブっぷりは槙奈以上に報われてないよね。ウロボロス級さえ。まともなの冬香だけか。まあ今回予想通りシュウがシュウでシュウだったのでシュウかなあと。ウタコエオトにロドリゲスはそう絡んでくるのか。駆真はやっぱり主人公らしい主人公でした。
どうにも空獣が割り食って可哀想ではあるけど、概ね「いい最終回だった」かな。

あとがきでラストこれでいいかみたいにあったけど、ラストに限らず全体的にカルマだから許される展開だったなあと思ったり。とんでもなくご都合的に駆け足。実のところネタも面白かったわけではなかったけれど、はっきりくっきりおしゃれな伏線回収のおかげでテンポよく読み進められる形なのは橘公司氏でした。笑いだけでなく背骨となる構成の組み立てがいいからこそ。ラノベの理想形の1つだよなー。何より作者の愛がストレートなのもいいよね。

今後はデトアラに注力ですね。カルマに負けない人気作品として成長してくれますように。そっちから入った自分ではあるけれど。折紙ちゃんprpr。

2012年2月17日 (金)

あおはるっ!

MF文庫J 内田俊著

前作は途中離脱してしまったので心機一転。てか前作も未読は最終巻だけなので、読んでもいいような気はしなくもないのだけど。

これも前作同様身近で、実際にはやっぱりないんだけどありえなくもなさそうないい塩梅に手の届きそうな環境のお話なので、入り込みやすくはあり。ただ、青春をテーマにするのであればもうちょっと胸がキュッっとする描写がいるんじゃないかなとか。謳歌荘の名がが泣いてますよ。

寮の住人たちと新入りで繰り広げる青春ドラマ。というほど青春でもなし。むしろ円ちゃん視点。青春ていいなあと外野から見る感じ。三人称の青春物って青春実感できないよなあ。いあ特段三人称なわけでもないのだけど、どうも一人称に見えない。いずみじゃないけど自分がない。これで青春を感じろってのはちょっと無理ある。むしろご都合がメインテーマかもしれない。

そして新入りの子がメインヒロインなのだけどこれがまたブラックホールさんに似てるというか何というか。作者の好みのタイプが見て取れます。そりゃま、可愛いんでないの。

キャラはまあいいのだけど、そのキャラを動かすにあたってテーマとズレがあるというか、お話のテンポというか緩急の付け方が残念なことになっていて、どうにも心に響かず。といって特別につまらなさを主張してくる内容でもなく、毒にも薬にもならない内容という。
何か惜しいんだよなあ。前作にしても。まあMFではわりあいに期待値の低くない作家さんではあるので、また次を待ってみます。

2012年2月16日 (木)

はたらく魔王さま! 4

電撃文庫 和ケ原聡司著

あちらの世界からこちらの世界へこんにちはなライトファンタジーコメディ第4弾。
今月も安定の電撃ね。

関連エントリ。1巻2巻3巻

職場とアパートの改装で居場所を追われる魔王軍ご一行様。大家のコネから犬吠埼の海の家で住み込みバイトでどうにか。しかし幡ヶ谷から銚子へ行っても世界は狭いままでした。
恵美千穂鈴乃がくっついてくる展開も、安心のラノベクオリティ。別にツンデレぽく言わんでもいいのに。恵美はそもそも可愛げ担当じゃないんだし。ちーちゃんに任せろ。でも今回は鈴乃もがんばってたかな。

今回も海の家でムダに有能ぷりを発揮して荒稼ぎしてる風景はタイトルのそれのままに。海の家でも有能でした、真奥さん。ご都合的だけど。もちろんここで培った信頼とか仕事振りとか、今後へのつなぎとして重要なのでしょう。
でも今回のお話はエンテ・イスラとの絡み的にはちょっと無理やりなくっつけ方だったようにも。俯瞰して読んでおいて、伏線回と割り切るべきかなー。ゲートの謎放置といい、大家と新キャラのそれといい。

まあきっちりエンタテイメントはされてるし、実にラノベらしくてよろしいかと。4冊続いてもほとんど失速してないところも高評価。強いて言うなら、何となく文章が雑になってきてるような気がしなくもないけど、これ以上は過ぎた要求みたいなものなので、普通に楽しむ分には十分です。5巻も楽しみにしましょ。

2012年2月15日 (水)

わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 4 リア充ですが何か?

ファミ通文庫 やのゆい著

シリーズ最終巻。やっぱり4冊くらいで終わってくれるとちょうどいいよね。

関連エントリ。1巻2巻3巻

結局、高柳はダメ男っぷりを最後までひきずって収束と。テーマ的に一途は絶対っぽいので、この結末は正しい着地点なんだろうけど、どうにも高柳の魅力が弱すぎて。それでも中学生の近視眼的視野なら当然かもしれない。やっぱりそこは年齢相応に。
というにはあすみにせよ利沙にせよ全体的に登場人物みんなアマタよすぎるんだよなあ。佐島や利沙なんて大人すぎて利他的行動までするとか半端ないスペック。部分解を素通りして全体解を選ぶこの視野の広さを14歳でどう培ったのかと。要するに高柳の魅力がなかったのは、こんな世界でただ1人のバカだった故ということか。モブ並み。

3巻の流れからのkyocoの絡みはよかったです。卒バム漁って謎解明みたいな展開は新鮮み。しかし虚無僧が京子を酷評してたのは何だろなあ。あすみと絡ませるための千里眼はいいのに、そこでkyocoちゃん貶す必要はないじゃない。

ラストは影の薄かったクラスメイトたちまでもおこぼれハッピーエンド。どこまでもkyoco様サマね。鶴ちゃん亀ちゃんおいしいな。
まあ最後までテンポよく読めました。お疲れ様でした。

そういえばwikiでゴリの本名のルビが「ごりはら」になってるんだけど、それはさすがにひどくね。

脇役の分際

フェザー文庫 猫田蘭著

これも新しめなレーベル。年末からちょっと放置してたのをやっとこ。しかも公式によると早速2刷されてたらしい。小規模なりに回転をよくといったところなのか。いいなあ、こういう地域色の出てる出版社。

どうやら元はweb小説っぽ。とりあえず本で読んだ限りではケータイ小説みたいな読みづらさはなかったので、そこはよかったです。

終始、盛沢久実一人称で進行。彼女になりきって、不思議な世界を覗くお話。SFでファンタジーだけど、学園モノって。
あとがきによればルイスキャロルリスペクトと。そういわれればそうなのかもなあ。そんな風に考えたことなかったけど。こういうタイプの作品を見るとどうしても藤子ワールドが先に浮かんでしまうF信者でした。

しかし盛沢さん、スペックいいなあ。これでなぜヒロインになれないのか。いあまあヒロインなんだけど。というかテラーというべきなのか。でも三人称進行じゃないしな。あっちの世界に行きた(くな)い、っていう一人称物語のヒロインだ。そんなニヒルで独りよがりなところがこの作品の魅力です。
面倒見がよくてお節介焼き的には能動的だけど、自らのことは線引きしてなるべく関わらないようにするスキルが強いわけですね。会長もケセラン様もキュピルも近寄んなって空気を作ろうとしても、流れに勝てず流されてしまうお約束が気持ちよいテンポです。戦隊もセーラー戦士もならずに済んで幸せじゃないの。

結構楽しんで読めたので2巻も出たら買うと思うけど、入荷するかとかそもそも見かけるのかとか色々と不安要素はたくさん。といってwebで読む気にはならないしなあ。何だかんだでアナログ信者かもしれない。というか縦書信者なのかな。webでもいいけど縦書きで読みたいです。

2012年2月 8日 (水)

蒼穹のカルマ 1 ~ 7

富士見ファンタジア文庫 橘公司著

来週の8巻発売に合わせて一気読み。これは面白いや。読書中に笑いがこぼれるのはもちろん、読後に思わず唸ってしまうレベル。ネタといいテンポといい、これほど高度なエンタテイメントはなかなかお目にかかれませんて。思わず2周読んでしまいました。この月火水の3日で。
単発で見ても十分評価高いのだけど、一気読みしたおかげで全体の構成力のレベルの高さにも目がいきます。モブの使い方は上手いし、伏線の回収の仕方なんかすごく綺麗。文句をつけるとしてもエンタテイメント以外の部分くらいしか言いようがないや。
しかしそのわりに周囲で話を聞けず読んでる人がいないのはどういうことだろう。謎。

そして鳶一さん、こっちが元祖なわけですね。報われない不幸担当で注目度高めなのは折紙ちゃんよりおいしいかもしれないけど、残念ポジションでもあり悩ましいところ。まあ愛されるキャラではあるか。7巻の口絵は排水溝らしさが出ててとてもよいです。っても折紙ちゃんのが好みだけどさ。カルマで好みでいうと、魔王、天由良&霊由良、沈音&オトあたりかな。メインキャラよりサブキャラに惹かれます。ところでそうきゅんがシナモロールのカプチーノっぽいとか思ってみたり。いっそ特大じゃない方がいいよ。
いくらかクロスオーバーさせてるのかなあ。冬香も音読みにして十香の素だとしてもおかしくない。ディアブロ級空獣と精霊も被るし。

個人的には4巻最高。2巻が松永への嫌悪感で水を差されたのと、3巻みたいな流れだと狙いがハマってるって思えるんだけど7巻はストーリー重視すぎてやや槙奈いじりはスベってたかな、くらい。あと6巻でドラえもん思い出しました。正直2巻以外はどれも面白い。駆真の在紗愛だけでお腹いっぱいになれました。なので4コマの在紗は何だかなー、と。

8巻は最終巻なのかな。何となくそんな匂い。この熱気を保ったまま8巻読んですっきりさせたいです。

やっぱりデトアラアニメ化進める前にこっちアニメ化すべきじゃね?

PC計画

職場のPC更改。CPUがヨナの410からアレンデールのE4500に。RAMは512MBから倍加。FSBは知らん。XPSP3はそのまま。スペックが上がってないわけではないにせよ、今この時期にこのチェンジがどれだけ意味があるのかっていう。唯一助かったのはHDDが20GBが80GBと4倍になったってとこくらい。これで過去メールの退避をしなくても済みそうだ。でもウチで使ってたら1週間持たずに埋まる程度。

しかもメインであるところのExcelがさっぱり速くなってる気がしない。むしろ遅い。他の部分は速くなったように感じなくもないけど、スペックが上がったことによる感覚というよりもまっさらなPCだから今は軽く感じるだけといった印象が強く。これならノートのがまだ頑張ってたように思えるわ。

まあそっちはこちらで選べないしどうしようもないことなので仕方ないとして、カスタマイズお手入れを。XGAからSXGAになったので壁紙収集に励んだり。しかし画質悪いなあ。今さらD-subて。DVI端子くらい付ければいいのに。そもそもそれにこのモニタ、アスペクト比が5:4ほどの変形タイプ。DELLのE178FPcという品番。動画見るわけじゃないし、グラフィック系の仕事でもないから然して重要というわけではないけれど、何か気持ちがひっかかる。昔ながらのCRTディスプレイみたいに伸縮調整させれ。アスペクト比直すのにはあれが一番いいんだよなー。いまさらCRTもないけど。

幽々子様がデスクトップの中央に御鎮座されました。ちょっと縦長。特にちょうちょが。

そして我が家のヨークQ9550もそろそろ世代交代かなーと思ったりで、エンコ見据えてサンディの3960Xに心奪われ中。でも予算の問題でアイヴィにするか、はたまたハスウェルやブロードウェル、スカイレイクまで待つか耐えるかと悩んでみたり。さすがにスカイレイクは遠すぎか。
Diablo3をこのマシンで動かしてみてしばらく様子見てからEEかなと計画してるけど、どうなることやら。ルータも先に買わなきゃいけないしね。

時間もお金も色々と足りないや。

2012年2月 6日 (月)

ライジン×ライジン RISING×RYDEEN

富士見ファンタジア文庫 初美陽一著

ファンタジア大賞。GAの前作よりはそこそこ楽しめました。編集部の差は歴然。文章はもうちょっと頑張ってほしいけど、それは今後、経験で埋めてもらいましょ。
聞くところによればネットで噂になってたとか何とか。いあ自分の巡回先でそれっぽい様子はなかったんですが。どこの世界だろう。

異能に憧れてた主人公隆良が異能に目覚めたものの、想像していたようなかっこいい能力でなく微妙なもので、でもヒーロー目指してそれでも頑張るといった物語。とか書くと普通っぽいな。
実態は厨二患者の主人公と下ネタ半分のノリで突き進むハレコメラノベ。それも書き手が恥を捨てきれずにぶっちゃけてないのでギャグになりきれてないというか。白濁液なら白濁液で通そうよ。ゲルと呼んだところで品性保てないし逆に中途半端感が強調されて面白さ半減しますよ。

前半の能力開眼からキャラ紹介が続くあたりはそこそこ面白く読めました。前作が前作だけに。しかし前作同様、何事にもつっかかってく主人公がちょっと可愛くない。御神可哀想。といっても御神もあんまり蜜柑で素直になれない子なので、その扱いもやむなし。そこが可愛いとすべし。隆良と同じく厨二な夜侘は弱火な能力で可愛いし、好奇心旺盛な沙凪も永遠に羽化しない蛹っぽいし、アリア含め、ハーレム構成員はまずまず手広いのだけど、隆良が足を引っ張ってる。もっと下品に徹するか厨二で悶えるかしてればなあ。攻めるより総受けでいた方がいいよ、この組み合わせは。

ということでこの作者の主人公はまたも魅力がありません。その可愛くない隆良を中心にチームとしてまとまるまでの流れを書いた後半が、前半のキャラ紹介ほど面白くない。というかつまらない。この能力、ギャグにもできるし、汎用性高いし、Eランクでも充分強いんですけど。アタマ悪いな。
能力とハーレムと賢者モード。この素材ならもっといじれたと思うんだけどなあ。

色々ともったいない作品でした。でもまあ前作よりは確実によくなってるので、また次頑張ってくださいな。

2012年2月 3日 (金)

ボンクラーズ、ドントクライ

ガガガ文庫 大樹連司著

1999年当時の高校時代の青春回想録、みたいな作品。伝え聞くところではほうかごのロケティアを再構築して焼き直しとか何とか。機会があればそちらも読んでみるかな。

一貫して傍観者佐々木少年の一人称視点で進行。この時点でとてもラノベらしくない。
友人のカントクこと藤岡に引きずられて映研そっちのけでヒーローごっこしたりといった平和な田舎生活を満喫していたところ、男装美少女桐香に部を乗っ取られそうになる流れで真面目に部活動に励むようになる姿が描かれてます。
撮影が進むにつれて桐香に心奪われていくのだけど、それ以上にカントクと桐香が仲良くなっていく様を見ているのがつらい佐々木少年の煮え切らない感情とか、かといってカントクも女慣れしてない様とか、あまりにまっすぐな青春を微細に表現して、もうこれのどこがいったいラノベなんだか。もちろん褒めてます。

それにしても風景の再生がしやすい作品でした。違うのは田舎の度合いと、映研でなくコンピュータ部にいたのと、こんな可愛い女の子いねーよってことくらい。可愛いどころか女の子そのものがいねーよ。その辺だけは圧倒的にファンタジー。時代が下ればいたのかな。
特撮大好きカントクが愛國戰隊大日本やらダイコン新マンやらに夢見て語る姿は、ナチュラルに高校当時が思い出されます。ちっとでもサブカルに足を踏み入れていればそういう話題が出てくるのは自然なこと。
実相寺監督へのリスペクトは、自分の場合映像作品よりも当時に読んでたコンプティークでやってた連載のがよりリアルタイムで印象強かったり。奇才の代表みたいな人だったし、影響力はやっぱりあったろうと。作中もまだ監督が存命だった時代なわけで、カントクがお熱になってる姿がまた細かい演出でいい感じでした。
そんなに濃くもなさそうな佐々木少年にしても、時代背景的にエヴァやナデシコやTo Heartやらをムーブメントとして捕らえていて、回想録的にその後のクウガなんかも挟み込んで説明してるあたりはやはりカントクの相棒といったところ。
むしろ愛のなせる業でカメラを修めた桐香が一番現実離れ。姉へのコンプレックスはかくも強いのか。

物語の収束は意外にあっさり。ちょっと気が抜けました。
さらにあとがきもないので投げっぱなしエンドをさらに蹴り飛ばし。こういう投げっぱなしは正しい投げっぱなしなのでこれはこれでいいです。投げっぱなしエンドは嫌いと思ってたけど、実はそうじゃなかったのかな、自分。

一応、メインはアラサー向けと思うので、今のアラサーがこの作品を読んでどれだけ親和するのか聞いてみたいところ。アラトゥウェ以下にお勧めするのは難しいか。アラフォーでキラキラした青春を取り戻したいと思ったら読んでよし。
最近のガガガは安定してるなあ。

絶対服従カノジョ。 1 いいか、魔眼はつかうなよ?

富士見ファンタジア文庫 春日秋人著

タイトルは改題前の「彼女は魔眼をつかわない」のが多少よいかなあ。こっちのが今どきっぽくはあるけど。えぇ、今どきっぽいの嫌いですし。てか、今時っぽくてもいいけど、より内容に合ったタイトルをというなら応募時のタイトルのがいいよ、ちょっとだけ。もっといいの浮かんだらよかったけど。例えば最近ジャージ部流行ってるみたいだしそっちでも。

猫に好かれる主人公伊織。という前フリ。魔眼持ちのマナが魔眼効かないくやしいムキーと伊織にちょっかい出すけど、さっぱり意に介さず。友人やネット上の師匠からアドバイスを実践しても効果なし。伊織の鈍感さは精神面だけでなく魔眼の効果に対しても絶大の模様。そんな定番。
しかし鈍チンで済むレベルじゃない。無神経といっていい。空気嫁。それでいて猫は放っておけず引き取り手を捜しに奔走するなんて設定があったりするし。なぜそれで空気読めない。こういうちぐはぐ設定だけは本当にどうにかできんものか。

ヒロインのマナは高性能魔眼持ち。目を合わせたら誰もが言いなり。もう宇宙人。でもなぜか伊織には効かない。ただ1人魔眼を持ってるのも謎だけど、伊織に効かないのも謎。つまり2人とも宇宙人。キャラが仔猫っぽい(というより小動物っぽい)ので伊織大好きーになってしまってる模様。魔眼の件からの流れでそういう見せ方はしてないけど、そこは後に出てくるかませ犬との対比でおいおい。
考え方は不思議ちゃんだけど、景でなくとも可愛いっていうだろさ。

魔眼なしで頑張るマナが色々騙されてというか踊らされてというか毎日のように奇人的にアタックしてくるその様がまた可愛いのだけど、この作品はそれがすべてといってもいいくらいで、伊織が落ちるかどうかなんかホントにどうでもいい。
ストーリーも仕込みも景に米に姉妹に時雨にクラスメイトたちといったサブキャラもその相関図も非常に充実してるので、本当に伊織だけどうにかしてくれればほとんど文句もなく読めたんじゃなかろうか。これが主人公でさえなければ気にもならなかったろうに、実にもったいない。

1だし2巻出るだろうから次は魔眼開放して無茶してくれていいかなとか。猫も全開で。てか猫っぽいのなんてマナや米以外にもいくらでもいるだろと。せっかくある設定はみんな使いきりましょう。マナさえ可愛ければあとはどうにでも。

2012年2月 2日 (木)

競泳戦隊ミズギーズ

ガガガ文庫 舞阪洸著

平凡の達人藻琴が転校先でデビューなお話。デビューの中身がかなりおかしい。まあプロローグがそれで。ご町内の平和を守るタイプの作品か。

転校先はちょっと独特の女子高。ひとり水着で教室にいる委員長のおかしさにつっこみたくてもつっこめない藻琴が、まあ案の定それにひきづられていくわけですね。
元々水泳やってた藻琴としては水泳部に入るつもりで見学希望するのだけど、大会にも出てないし委員長を見ても一目瞭然なようにこの学校の水泳部は異彩を放ってるわけで。

そこまでの流れは百合っぽく萩野に言い寄られたり、桔梗や星箕も交えてまずは馴染んでいこうと、普通の転校生風景を。身長高い女子いいよね。美人が180cmあると萌えます。

そして本番の水泳部見学。あれあれと水着の神様に選ばれてミズギーズイエローに。もう逃げ出せない。とまあ本当にデビューまでの流れだけのお話。この後続くのかも不明。1回くらいは活躍してもいいかも。水着の出所とか不明なままだし。きっと2巻までなら楽しめるはず。いいシュールギャグだと思います。単純だけどそこかしこのギャップがとてもコミカルでした。

ずらせてよかった。エッチできますね。

2012年2月 1日 (水)

カレイドメイズ 4 眠れる玉座と夢みる未来予測

スニーカー文庫 湖山真著

まず。紙質おかしくね。何この手触りの悪さ。そしてスニーカーらしからぬ厚み。素材費を落としにかかってきたか。代わりに表紙はビニルコート紙になった模様。外面優先の判断か。正直、価格2割増でもいいから中紙は手触りのいい紙にしてほしかった。ただ、自分なんかは逆にもうちょっと鞘含んでもいいよってスタンスだけど、世の中的には低価格もスニーカーの魅力のひとつみたいだし、価格維持のためには仕方ないところか。
販売数で劣りそうなスニーカーでは経費削減もやむなしと諦めざるをえない面もあるのだけど、読書時の満足度が落ちるのは間違いないなあ。それに挿絵が重要なラノベであればインクの乗りの悪い紙じゃイラストの質さえも損なわれてマイナス効果のが大きいんじゃないかと思うのだけど。それで出てくる文句さえもどうせ微々たる物っていう判断なんだろうな。大体、表紙なんてカバーかけてるし、むしろ中紙のが大事なのに。
結局ラノベはまだまだニッチな存在でしかないんだなと再認識させられましたとさ。

ともあれ、最終巻だそうです。えー。俺の嫁がー。ますますがっかり。

関連エントリ。1巻2巻3巻

3巻での流れからミオがカイルを連れてエスケープかと思いきや、最終巻なのでそんな寄り道してる場合じゃありませんでした。
ヒンスリーご一行様が賢者の隻眼のロゼリエに連れられて遺跡へお出かけ。さらに帝弟エドモンドとか出てきて準備もなく政治的な対応を余儀なくされるのは、記憶のないお姫様や学生には荷が重すぎたか。ただしレナートスだけは図々しくマイペース。

そのお偉いさんにはもうちょいスマートに振舞ってほしかったかなあ。あんまり気品を感じられませんでした。偉い人と偉そうな人くらい違う。追い込まれた後に見せた根っこは多少それっぽかったですが。ソレイユはおかげで引き立ってたともいえるし。そこは虚兵人形とか組織とかストーリーで色々絡んでくるのでまあ。
ちなみに遺物に封印されても、自我を見せられてしまうとやっぱり記憶より魂かなとは思いますけどね。

対してヴェンヘル&ビアンカはかなりおいしいポジションだったかな。思ったよりマイルドな結晶獣だこと。皮肉も利いててクールに立ち回り。結晶獣愛溢れるビアンカといいコンビで、活躍が今回限りなのが残念。心理描写面でミオも優遇。起きやすい眠れる獅子も起きてた。嫁も膝枕。駆け足ながらも主要キャラはそれぞれに。でもレナートスは笑いを仕込め。みんなきみに期待してる。
子作りなり血を引いてるはずのカイル母と教授との絡みなりイライザ先生にしろ今回の虚兵人形にしろ、もったいない伏線がまだまだたくさん残ってて、もうちょっとお話ひっぱってもらいたかったけど、告白で一区切りと考えれば最悪の終わり方だけは避けられたといってよいのかな。もっと売れてればなあ。

それと挿絵。元がカラー絵(だよね?)な分、紙質劣化の煽りをもろにくらってます。鵜飼沙樹絵をこんな形にされてしまっては。てか実は今回ちょっと絵自体もどうか、なんて。発注時点で何かあったりしなかったかなあ、これ。とにかく今回色々と勘ぐりたくなることがたくさんでした。
ボディもイラストも何かスニーカー変革の境目に迷い込んだ感じでタイミング悪かったように見えて仕方ありません。

以上。カイルたちの冒険はこれからだ。湖山真先生の次回作にご期待下さい。1年間お疲れ様でした。

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