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2012年2月 1日 (水)

カレイドメイズ 4 眠れる玉座と夢みる未来予測

スニーカー文庫 湖山真著

まず。紙質おかしくね。何この手触りの悪さ。そしてスニーカーらしからぬ厚み。素材費を落としにかかってきたか。代わりに表紙はビニルコート紙になった模様。外面優先の判断か。正直、価格2割増でもいいから中紙は手触りのいい紙にしてほしかった。ただ、自分なんかは逆にもうちょっと鞘含んでもいいよってスタンスだけど、世の中的には低価格もスニーカーの魅力のひとつみたいだし、価格維持のためには仕方ないところか。
販売数で劣りそうなスニーカーでは経費削減もやむなしと諦めざるをえない面もあるのだけど、読書時の満足度が落ちるのは間違いないなあ。それに挿絵が重要なラノベであればインクの乗りの悪い紙じゃイラストの質さえも損なわれてマイナス効果のが大きいんじゃないかと思うのだけど。それで出てくる文句さえもどうせ微々たる物っていう判断なんだろうな。大体、表紙なんてカバーかけてるし、むしろ中紙のが大事なのに。
結局ラノベはまだまだニッチな存在でしかないんだなと再認識させられましたとさ。

ともあれ、最終巻だそうです。えー。俺の嫁がー。ますますがっかり。

関連エントリ。1巻2巻3巻

3巻での流れからミオがカイルを連れてエスケープかと思いきや、最終巻なのでそんな寄り道してる場合じゃありませんでした。
ヒンスリーご一行様が賢者の隻眼のロゼリエに連れられて遺跡へお出かけ。さらに帝弟エドモンドとか出てきて準備もなく政治的な対応を余儀なくされるのは、記憶のないお姫様や学生には荷が重すぎたか。ただしレナートスだけは図々しくマイペース。

そのお偉いさんにはもうちょいスマートに振舞ってほしかったかなあ。あんまり気品を感じられませんでした。偉い人と偉そうな人くらい違う。追い込まれた後に見せた根っこは多少それっぽかったですが。ソレイユはおかげで引き立ってたともいえるし。そこは虚兵人形とか組織とかストーリーで色々絡んでくるのでまあ。
ちなみに遺物に封印されても、自我を見せられてしまうとやっぱり記憶より魂かなとは思いますけどね。

対してヴェンヘル&ビアンカはかなりおいしいポジションだったかな。思ったよりマイルドな結晶獣だこと。皮肉も利いててクールに立ち回り。結晶獣愛溢れるビアンカといいコンビで、活躍が今回限りなのが残念。心理描写面でミオも優遇。起きやすい眠れる獅子も起きてた。嫁も膝枕。駆け足ながらも主要キャラはそれぞれに。でもレナートスは笑いを仕込め。みんなきみに期待してる。
子作りなり血を引いてるはずのカイル母と教授との絡みなりイライザ先生にしろ今回の虚兵人形にしろ、もったいない伏線がまだまだたくさん残ってて、もうちょっとお話ひっぱってもらいたかったけど、告白で一区切りと考えれば最悪の終わり方だけは避けられたといってよいのかな。もっと売れてればなあ。

それと挿絵。元がカラー絵(だよね?)な分、紙質劣化の煽りをもろにくらってます。鵜飼沙樹絵をこんな形にされてしまっては。てか実は今回ちょっと絵自体もどうか、なんて。発注時点で何かあったりしなかったかなあ、これ。とにかく今回色々と勘ぐりたくなることがたくさんでした。
ボディもイラストも何かスニーカー変革の境目に迷い込んだ感じでタイミング悪かったように見えて仕方ありません。

以上。カイルたちの冒険はこれからだ。湖山真先生の次回作にご期待下さい。1年間お疲れ様でした。

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