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2012年1月16日 (月)

ワールズエンド・ガールフレンド

ガガガ文庫 荒川工著

大人しめの表紙らしく大人しめな作品でした。というかラノベと考えるには異色。ところで今さくひんを変換しようとしたらさ苦品と出ました。ひでえ。
ラノベラノベしたラノベを読みたい人だとちょっと戸惑うかも。でもある意味、間違って手に取ってしまった人のが楽しめるんじゃないかと思ってみたり。はい、自分のことです。片っ端から買ってればそんなこともあるさ。

双子の女の子と幼馴染の男の子、3人のお話。事故と消えた記憶と。時間軸をいったりきたりしながら、収束するにつれて判明していく3人の関係。双子で事故で記憶が題材じゃそうだろうなと思うしかないし、まったくその通りにストーリーは進むので、そっちはそれとして、3人それぞれの想いだとか思いやりだとかを眺める作品かなと思ってみたり。シリアスだけど重いということもなく、全体的にあっさり風味。
まあがんばれよボーイ、みたいに読めばよろしいかと。読者としては日月母のスタンスがナチュラルじゃないのかな。でもそれはおっさん視点であって、中高生が読むともしかすると重く感じるのかもしれない。
が、その日月両親のショック受けてなさに違和感を感じます。読者視点ならその対応もわかるけど、まだ事故から日も経ってないその状況でその反応は親としてどうよ。それこそあっさりすぎる。

本編も挿絵もあんまりラノベっぽくないけど、白山さんがラノベの化身。こういうところでバランスを。リアル看護婦に夢見ることは無理だけど、白山さんになら夢見てもいい。あと七ツ屋くんはもうちょっといい出汁取りたい。もったいない。

ところで導入部ではまひるがお姉さんで真夜が妹と母ちゃんが慎司に説明してるのだけど、これは母ちゃんが勘違いしてただけってことでいいよね。

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