« 誰もが恐れるあの委員長が、ぼくの専属メイドになるようです。 | トップページ | おおコウスケよ、えらべないとはなさけない! »

2011年11月30日 (水)

今月のまとめ(H23/11)

WizOnやめました。ひと月で終えちゃったか。だから冊数が増えたってわけじゃないですが。でも増えましたね。何でだろ。

あやかしマニアックス!
GA文庫 夏希のたね著
最近、犬洞あん絵遭遇率が高い気がするのは思い過ごしだろか。こういう殊更に女性臭の強いデフォルメ絵はあんまり好みじゃないはずなんだけどなあ。まあいいや。
違和感なく融け込んだ都市伝説妖怪と共生の日々。事件解決のお仕事らしいけど、どっちかというと日常系。ただ、この作品で出てくる妖怪がみんなマニアックというか変態というのがいいコメディ要素になっていて、それなりに体裁は整っていたり。個人的にヒロインのヒカリは趣味じゃないけどそれはそれとして、クオリティは悪くないので気楽に読める作品としてよろしいのでは。

正捕手の篠原さん
MF文庫J 千羽カモメ著
2Pショートショート詰め合わせ。表紙がヒロイン篠原さんなのかと思いきや、篠原さんは男でした。これはヒロイン綾坂さん。篠原兄妹がまあ話の軸にはなってるのだけど、表紙詐欺ならぬタイトル詐欺というのはあるか。そして綾坂さんはさすがに表紙に抜擢されるくらい可愛いですね。
で、読んでみれば野球は二の次なテーマ。兄に張り合って選手目指す妹とか、代走に格落ちしそうな彼とか、バッテリーできゃっきゃうふふだとか、要素がないわけではないのだけど、基本的にそれはシチュエーションであって中身としては日常系でした。
ショートショート以上に短くて、4コマ漫画と言ったほうがしっくりきます。軽ーく読めてこのクオリティなので時間がない人にお勧めできます。趣味に時間を割かないような人が趣味的な物を手に取るかどうかはさておいて。

昼も夜も、両手に悪女
ガガガ文庫 鳥村居子著
これはライトホラーに分類かなー。1週間の記憶を失くした出来事もホラーだし、日向からの脅迫も、ラストもヒロイン2人を選ばなければいけない恐怖。おっかねえ。何より脈絡がまったくなく進行するところがホラー以外の何物でもなく。
でも怖いと分かっててもついつい手出しちゃう気持ちもあるよなー。好みでいえば間違いなく月夜だけど、この作品では日向に靡いちゃいそうです。

シュバルツ・ロワ -漆黒の王-
KCG文庫 哀楽著
エンブレの新レーベルをとりあえず1冊手に取ってみるという意味で。薄かったやつをまず。
高校の頃から書いてたそうで、さもありなんといった内容。設定をがんばって作ってみて、そこでこんなことが起こりましたってのを書きました、みたいな。書きたいことがあってそのために設定を作ったのじゃないところが実に若々しいです。アルスラーンばりに味方の無双っぷりとかも。
とにかくシンプルで、本来の意味でのラノベの中心層であるべき小学高学年あたりに読んでもらうにはちょうどいい感じ。レーベルのポジションを間違えずにこの路線で王道やるってのは(仕事として)面白そうです。

僕の妹は漢字が読める 2
HJ文庫 かじいたかし著
やっぱりオオダイラは美少女化してるときの存在感が希薄。てことで1巻よりはっちゃけてなくて微妙でした。やっぱりじいさんという符号は大事なのかもしれない。
次巻で38世紀のこと書いて最終巻だったら読むかな。あと外伝としておにあか現代語訳を刊行してくれれば。それ以上続くようならそろそろいいや。

優等生以上、フリョー未満な俺ら。
GA文庫 初美陽一著
さすがGA。予想を裏切らないクオリティでした。ドラマはともかく、何だこの設定。設定のおかげでドラマが台無しといってもいいくらい。どっかで尖がらないと埋もれるって理屈はわかるけど、だからといってこれでいいとはならないですよ。もちろんフリョーって部分のことではなく、ね。

俺のリアルとネトゲがラブコメに侵蝕され始めてヤバイ
HJ文庫 藤谷ある著
序盤の寒さで半分読む気失せたけど、がんばって耐えたら後半はそこそこ。もうちょっと導入部どうにかならなかったのかなあ。
ということで設定諦めてハーレムだけ楽しめばどうにか。

くずばこに箒星
スーパーダッシュ文庫 石原宙著
設定かドラマかどっちかだけでよかったかなあ。何か浮ついて見えちゃう。どっちかというとドラマを支持します。設定は生煮えです。
嫌いじゃないんだけど、母親の話も姉妹の話もインコも、ほぼ予定調和。なつきと匠はもうちょっと報われてほしいなあ。なんて。

ラーナ神剣伝 放浪剣士と紅の弟子
KCG文庫 睦月貴著
そこそこ人気のあったケータイ小説からの書籍化らしい。新レーベルを盛り上げる要素としてはいい引き出しなのかも。
レーベルのキャッチが「中高生のためのファーストノベルズ」だけど、小学校高学年向けくらいでちょうどいいよね。でも最近は大学生が九九できないとか聞くし、高校生が初めて読むのにこのくらいってのがちょうどいいのかもなあ。ジュブナイルといっちゃえばどっちも含むから構わないか。
ともあれ、先のシュヴァルツロワ同様、ターゲットのピントはしっかり決まってます。ファーストノベルズを謳うに相応しくシンプルな内容で、充分満足できました。小学校高学年のお子さんにぜひ。
そっか、岩波少年とかと同一で見るべきなんだな、このレーベル。漢字のルビだけお母さんに聞いたり辞書引いたりで。

問題児たちが異世界から来るそうですよ? そう……巨龍召喚
スニーカー文庫 竜ノ湖太郎著
スニーカーってこの厚み程度で270Pもあるのか。他のレーベルより圧倒的にいい紙使ってるのね。変なところで納得してみたり。ボリュームあるわけだ。
結構なご都合的展開がそろそろ個人的に苦しくなってきました。十六夜と黒ウサギの背景って意味で重要ではあるんだけど、金糸雀はさすがにやりすぎだったかなあ。第三宇宙速度や蛇とペストのメイドくらいなら可愛いものなんだけど。こういう演出優先が過ぎる作品は、オサレ化がおっかないというか何というかむにゃむにゃ…とはいえこういう作品が映像化に向いてるのは間違いないのです。ので、このシリーズはここまでにして、映像化されることでもあればそのときにでも続きを楽しむことにします。

俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件
一迅社文庫 七月隆文著
ため息が出ました。
あとがきでお嬢様好きとか書いてるけど、どこがお嬢様好きなんですかと問い質したくなります。ポジションだけお嬢様としておけば済むとでも?未開の地の可愛い子を好ましいというだけでお嬢様好きとは言わないですよ。妹好きにも通ずるけど、そのポジションにいるだけのなついてくる可愛い子を愛すのは妹好きとは言わないんですよ。世の自称妹好きはほぼそっち。ファンタジーでもその程度の区別は付けてくれと思うんですけどね。ロリコンの意味も違ってきてるし、これはこういうものと思うしかないんでしょうかね。
それから表紙も。これをお嬢様と思える人がいたらぜひ名乗り出てください。発注した編集、これこそがお嬢様だと思ってGOサイン出した編集、あなたどう考えてもおかしいです。
内容云々以前に、作品を生み出すにあたっての姿勢がなってません。この作者と担当編集は一昨日出直してください。

はじめてのはるまげどんっ☆ 2
一迅社文庫 糸緒思惟著
2巻どうでもよかったけど、終わりだったようなので先月分を。
結局はるまげどんはなかったですね。うん、やっぱり2巻いらなかったんですよ。作風がそうですもん。1巻でも前作でも感じたように、この作者さんは初々しさを売りに単発作品を飽きさせない程度のペースで書いていくのが正解と思われます。それだけで食ってくのは厳しいと思うけど。

キリサキシンドローム
電撃文庫 小林三六九著
何というか、ひと昔、ふた昔前のラノベという匂い。少なくとも最近のトレンドとはかけ離れてるんじゃないかと。出来としては普通なのだけど、時代に乗ってない感がカッペ臭を強く感じさせてしまうのです。それが味になってればいいんだけど、どうも消化できてないというか野暮ったく見えてしまって損してる感じ。タイミングですかね。

別れる理由を述べなさい!
一迅社文庫 太田僚著
キミキス、アマガミのライターさんとのこと。その2作のアニメは結構好きだけど、これは受け入れられませんでした。元のゲーム版もどうなんだろ。
世界が終わる危機感を主人公が持ってないし、信じてないなら信じてないで回避行動がおかしいし、何ていうかこれ、パニック物ですか?書きたいことを整理してから書いてほしいのです。

上記14冊と下記16冊で計30冊、+α。

テンプテーション・クラウン 3
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 4
お前のご奉仕はその程度か? 2
魔王が家賃を払ってくれない
カフェとオレの先輩 3
STEINS;GATE 2 形而上のネクローシス:Reverse
耳鳴坂妖異日誌 手のひらに物の怪 / となりにヴァンパイア / あかつきにゴースト
のうりん 2
デート・ア・ライブ 3 狂三キラー
魔王なあの娘と村人A ~幼なじみは勇者です~ / 2 ~牛と勇者とパンプキン~
ギフテッド
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 2
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 3
誰もが恐れるあの委員長が、ぼくの専属メイドになるようです。

今月はKCG文庫の創刊があって、来月は講談社からもラノベレーベル発行と、ますます波に乗ってますね、ラノベ業界。講談社の力の入れっぷりとか結構なもんだしなあ。少なくとも噂のどれみは読むでしょうぱいぱいぽーんぽいぷーわぷーわぷぅ。ひそかに期待のレーベルです。講談社だから3点じゃなく2点リーダー多用でしょ?

今月のお気に入りはデトアラ3巻かな。やっぱりカルマは読まなきゃいけない気がしてます。買ってくるかー。それと委員長メイド。正直、格が違うとしか言いようがない。自分が今後ライター業に戻ることがあるかどうかはさておき、お手本にしたい、すべき作家さんです。

アクセスは相変わらず黒パンの独走。以下は結構変動してて、リリアさんはいつものように安定、分母の違いでdocomoも強い、アバチューも完結効果が出たのか頑張ってる。それに続く感じで、テンクラが2巻3巻同時ランクインしたり、パーフェクトフレンド、アレクシアさんもエレベータながらいいポジションで常連化。発行月効果でおにあい、シュタゲあたりも。て、本当に人気高いんだなあ、黒パン。1位取って以来、1度も明け渡してない気がする。2巻にさえも。それはちょっと悲しい気もするけど。

そういえばブクログは登録しました。連動はさせてないけど。ていうか連動のさせ方わからないんですけど。でもあっちで感想書いたらブログ消滅しそうだし、あっちは整理だけに使ってこっちで感想書き続けようと思います。ラノベ以外の感想はあっちでもいいか。そうしよう。

« 誰もが恐れるあの委員長が、ぼくの専属メイドになるようです。 | トップページ | おおコウスケよ、えらべないとはなさけない! »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

月まとめ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/572742/53374334

この記事へのトラックバック一覧です: 今月のまとめ(H23/11):

« 誰もが恐れるあの委員長が、ぼくの専属メイドになるようです。 | トップページ | おおコウスケよ、えらべないとはなさけない! »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31