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2011年11月 9日 (水)

カフェとオレの先輩 3

MF文庫J 樋口司著

突然の最終巻。でもあとがきに同意なのでここは評価します。ラノベというからにはやっぱり軽くあるべきだよね。ストーリー物でも10冊は届いてほしくないし、日常物なんか5冊もやったら腐りますって。しかも何冊続けようが終わり方なんて一緒なんだし。よく少年マンガが揶揄されるように、売れたら続くってスタイルはやっぱり反抗したい気分です。そういうことです。
心残りもいくらかあるけど、一番気になるのは今となっては2巻の表紙で椿を採用しちゃったことが失敗だったかな、ってくらい。でもこの作品、絵はどうでもよかったのであんまり深く考えないでおこう。

関連エントリ。1巻2巻

劇中たったひと月ほどというのに、成長しまくりの主人公洋平。というか前にも書いたように1巻とほぼ別人。3冊で〆たのはおそらくそういう意味合いもあるんじゃないかなとは思ったり。だから次回作にはきっと期待できるはず。
さておき、その洋平、実は婚約者だった兄貴との関係にけじめある行動。男前になっちゃってまあ。しがらみのある立場の場合、やっぱり兄貴とくっつくべきかなとも思わなくもないけど、作品的にやっぱり由比川一直線にならざるをえないか。洋平としちゃ由比川と一緒にいるのが楽しいのだろうし。でも2人だけの世界の漫才は当人たちしか面白くないよ。

というのと相まって、笑いの要素は足りなかったなー。締めることに注力しすぎたか。期待のレベルに到達してたのはモコニスタの章くらい。彼らの業界ではご褒美です。モコも影のあるポジションではあったけど活躍してたしね。こういうのは椿の仕事かと思ってたんだけどな。

それと、椿とモコの年齢に踏み込んでたのはよいのだけど、やっぱり面白く見せる方法を編み出すのは難しそうか。こういうの、どうやったら上手く書けるんだろうなー。あまりに難しすぎて様式美として文法どおりに収めるしかないのか。もやもや。いいお手本とかヒントになりそうなものないもんかな。

スターシステムで別作品に出てきそうな伏線とかあったので、またこの作者の新作に期待します。お疲れ様でしたー。

このブログ的に、単品作品でなく続き物として、完結まで独立エントリを通した初の作品ではなかろうか。いつもサボってすみません。

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