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2011年6月 3日 (金)

ダンス・ウィズ・エリシア 死すべき王子と幼き女王

スーパーダッシュ文庫 わかつきひかる著

湖畔の魔女の呪いを乗り越えようという寓話だと思えばそれなりに評価。小説として考えるならいやんな気分。あんなあとがきがなければもっと気持ちいい読後感に包まれたろうに。半月前に読んだあれといい、この人はどうもあとがきでボロ出す人ですね。

幼馴染で元婚約者同士の年下の継母と年上の義息のお話。変にエロゲっぽい設定だけど、フォーマットどおりの和製中世的世界はそれなりに丁寧に作ってあってなかなかに好感触。魔女に融通の利かない祝福をされた健気な王子と女王のがんばってる姿は素直に応援したくなります。先代女王様と大臣はちょっともやもやだったけど、個人的に小説でなく寓話と思ってるのであまり気にせず。でも寓話にしてはメイドさんや町人なんかが絡みすぎか。

まあ作者やる気満々みたいなので、せっかく丁寧に作った世界だし、それじゃ魔女のこととか税金とか国交とか忍者とかどうまとめていくのか、なまあたたかく見守ることにしましょう。

だから御伽噺でよかったんですよ。

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