« Fate/Zero 2 英霊参集 | トップページ | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 »

2011年3月28日 (月)

犬とハサミは使いよう

ファミ通文庫 更伊俊介著

更伊F俊介と更伊俊介Aの二人組らしい。カバー折込み見てそんな風に思ってたらあとがきで本人がやっぱりFとAとか言ってるし。誰しも考えることは同じか。

無理やりラノベ読んでる自分に耳の痛いお話でした。さて、自分のラノベブームはいつまで続くのか。ま、たしかに体調や気分で変わるよね。もちろんそんなことは分かりきってます。とりあえず今日の気分はそこそここれ読むのに向いてる気分だったようです。一部気になる表現もあるけど、一応テンポよく読める程度には楽しめました。
でもミステリ的立脚部分はちょっとおざなりすぎるかなと。あくまでも転生するための設定であってそっちは付け足しってことですかね。というほど軽い部分でもないと思うんだけど。秋山忍を見習ってください。というか秋山忍になってください、お2人。それにしても彼女、20歳で何作出してるのさ。刊行ペース早くないか。中学時にはすでに売れっ子でないとちょっと納得しがたいところ。もちろんそれもそれで納得しがたいけど。しかもPCでなく万年筆だし。

ところで霧姫さん、何でハサミなのでしょう。そしてそのよくちょん切れるハサミは謎のまま。その謎のために2巻に続くんですかね。この巻で完結なら万年筆の筆圧だけでも同じシチュは表現できたろうし。という感じで霧姫は謎のまま。
対する和人は秋山忍の重さを表現するのとツッコミ役のためにとりあえず仕事する。死んでまで。えらいね。霧姫はぜんぜん仕事してないのに。
あと、本田書店のオッチャンやアフロといった脇役は結構好み。家族や大家やその他が希薄すぎて普段の生活を感じられるパーツがそこしかなかったともいえるけど。

ゲーム的手法としてはそろそろ古典入りしそうな用語集。これが序盤は段落ごとに出てきてちょっとうざいくらいだったけど、こういう設定解説的要素は小説でもあってよかったかも。多分これがテンポをよくしていた部分かなと。要するにテンポがすべての作品だったような。テンポさえよければわりとどうとでもなるもんですね。
ということで読後感は微妙だったけど、読み進めはする不思議な作品でした。

あと、犬は汗かかないよねとかも思ってたけど、それもあとがきで釘挿されてました。あざとい作者だ。

« Fate/Zero 2 英霊参集 | トップページ | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/572742/51241812

この記事へのトラックバック一覧です: 犬とハサミは使いよう:

« Fate/Zero 2 英霊参集 | トップページ | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31