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2011年3月

2011年3月31日 (木)

今月のまとめ(H23/3)

今月のその他諸々をまた日記から抜き出し。引越し後初だしついでに前のもリンク貼っときますか。
1月2月

要するに以下は独立してブログ記事にまでしたいと思わなかった予選落ち群というか。といって独立記事より絶対下位群という意味でもないです。その日の気分で面倒だったとかあるし。でも非応援群ではあるかも。

カナタに届け 沢金高校放送部
一迅社文庫 西村悠著
タイトルからしてヒロインがもっとヒロイン然しててもいいと思うんだけど、ヒロインどころか主人公さえ一人称視点でなく、全体的に三人称というか蚊帳の外から連中を見ている感覚なので、どうにものめりこめませんでした。
エクスクラメーション、クエスチョンが無駄に多いのも悪印象。むしろそれ以前の問題のような。
すごく本編がどうでもいい感じに淡々と進んでいったので、合間の楽屋裏が対比でよく見えてしまう不思議。
きっとあれです、おれたちのたたかいはこれからだ、とかそういう。2巻以降きっと面白くなるよ。多分読まないけど。

花咲けるエリアルフォース
ガガガ文庫 杉井光著
エロゲに例えるなら、パッと見惹かれなくもないんだけどアクが弱くて埋もれてくタイプのよくあるワゴン品。何だろ、ミリタリー物にしたわりにミリタリーとか桜とか菊とかこだわってそうでこだわってなさそうだったり、中々読んでて惹き付けられませんでした。まったく命捧げたくならない桜子へーかとか、今時時代遅れの咥え煙草なんて符号持たせた美鶴とか、どうにも。もちろんへたれゆんゆんのせいも大きい。さらに文章にも波があって、たまに読点がやたらと増えて非常に読みにくくなる季節が訪れたりも。うーん。
敵側の描写も皆無で、というかスタンス不明で内戦とか納得しがたいんですよ。作者が書きたいのはそういう部分じゃなく桜の儚げなイメージを持つ桜花戦闘機なんだろうからそんなところにつっこむなってのはそうなんですけどね。

魔術師たちの言想遊戯Ⅰ
ファミ通文庫 一橋鶫著
言葉遊びがテーマの異能物。設定はまあいいや、深くつっこまないでおこう、ラノベだし。
が、それ以前に主人公といい店長といいヒロインといい、もちろん他のキャラも、まったく魅力ないんですけど。大河ドラマがドラマじゃなく演劇やってるあの感覚。上手い下手以前に演技がわざとらしすぎて自然に見えなくなる現象。台詞回しのくどさを筆頭に、各描写が鼻に付く感じ。ぶっちゃけ読みづらい。
パチクリについての考察はとても興味深かったです。他の言葉についてももっとこういう角度から1つ1つ接してくれてたら多分もっと読後感よかったんじゃないかな。

Fate/Zero 3 王たちの狂宴
星海社文庫 虚淵玄著
2巻から続けて3巻読了。既読の知人との会話で、全4巻を6巻に分けて出してる文庫版の進行ペースを説明するのが微妙に噛み合わなかったり。とりあえず今は中だるみしないで進んでくれればいいだろう的地点ということか。
個人的に今のところライダーが好きというくらい。でもきみは王者じゃなくて覇者です。言葉の定義が違いますよ。孟子読め。

魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる
ファミ通文庫 根木健太著
魔法少女になりたがるのも厨二病なんだろうかとふと思ってみた。厨二病卒業して普通の感覚で過ごしているはずの主人公が、巻き込まれ型パニック作品よろしく夢の魔法少女になってしまって、でも実際は夢のようにはいかなかったとかなんやかやで最終的に嬉しくないお約束ハッピーエンドとかそんなお話。
主人公瑠奈はツッコミ気質の子。そして流されやすい子。要するに元気なゆるい子。現実にいたらさぞモテそうな子だなあ。せっかくそんな子が騙されてくれてるのだからオロはもっとがんばってボケてくれないといけないのだけど、この淫獣どうにもかわいげがない。かわいげないというか品がない。人化したあとはあとで影薄いし。その他のキャラもどうにも際立ってません。キャラ描写に難のある作家さんだなあ。キャラに限らないか。結局瑠奈が可愛くみえるだけの作品でした。
そして最後の最後までイラストがどうにもしっくりきませんでした。もちょっとがんばって。

埋まったままDE宇宙戦争!
GA文庫 健速著
個人的に健速はタテハヤと読むんです。スサノオ様ね。ま、それはいいとして。
イラストはぜんぜん筋肉バカに見えません、主人公。脳筋には見えるけど。主人公のひどさに輪をかけてメインヒロインのマリア、これがまたひどい。近寄りたくないレベルのDQN。話の軸もむしろ春とファーだし。何ですかもう。
夏祭りの花火と見せかけて戦争とかは別にいいんだけど、それ以前に根幹が。どこに希望を求めればいいですか。もちろん3勢力で5機のうち2機しか出てないからって続編出さなくていいですからね。多分、仁美の家が最後の勢力だったんでしょう。そういう末裔的設定はともかく、お話が破綻してました。ごめんなさい。

ジュエルガール1 眠り姫と心の玉座
角川スニーカー文庫 青田八葉著
コランダム大好きっ子だけど、灯華より美海派ですクーデレのがいいんですごめん。お姉ちゃんとか六花とか出番ないやん。
それはさておき、何とまあ中途半端なところで切りやがりますか。これ、2巻とセットで出版しなきゃダメでしょ。というかキリのいいところまで書いて1冊にしてください。萎えますよ。宝石モチーフにキャラのカラーやフィールド特性やら結構設定がんばってるのに、もったいない。でも悔しくて2巻は読むかも。とりあえず納得はさせたい。

あと、今月読んだのをリンクにまとめるとこんな感じ。ラノベばかりとはいえ小説だけで22冊。んー。
アクセルワールド1 黒雪姫の帰還
うちの会長は荒ぶる虎猫に似ている。
シャドウ・ネゴシエイター 神魔の交渉人
とわいすあっぷっ!
ひきこもりの彼女は神なのです。
カフェとオレの先輩
逃走少女と契約しました。猫だけど。
テンプテーション・クラウン
クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅠ
五年二組の吸血鬼
ぜのん様である!
Fate/Zero 2 英霊参集
犬とハサミは使いよう
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
そして、誰もが嘘をつく

今月一番のお気にって何だろ。テンクラかアバチューあたりかな。はまち、誰嘘、逃猫、ぜのんあたりも悪くない。わりと接戦。てか天地を喰らうみたいに呼ぶなよ。
Amazonの価格では5-2吸血鬼、はまちが健闘してるようです。これはネット祭りとか発行部数とかもあるからなー。ま、他人の評価は他人の評価。
とりあえず応援の意味含めてテンクラにしときます。2巻以降面白くなりますように。

そして、誰もが嘘をつく

電撃文庫 水鏡希人著

和製洋風ファンタジーの上流階級風ライトミステリとか。世界観もストーリーもとてつもなくテンプレ。その方向性においてはとっても雰囲気出てます。変に深く描写するよりもテンプレな設定を表現できたほうがある意味正解なので、これはこれでよろしいんじゃないでしょうか。少なくともラノベユーザ層を拾うにはいい選択。ガチ西洋ファンタジーとか誰も求めてないそうです。先生曰く。

最初にアルファロメオのアナグラムとか出てきてそういうのがちりばめられた作品なのかなと思わせつつ、その後はさっぱりそんなことありませんでした。だったらそんな表現入れなくていいよ。もしくはただの誤植か。他にも微妙に誤植らしきものあったし。

魔法使いが素性隠して暗躍中に事件巻き込まれとかそんな感じに王道的進行で、キャラ紹介からロマンスもどき、事件発生、真相解明みたいな流れ。嫌いじゃないです。
タイトルどおりにたしかに、重いのから利己的なの、仕方なくとか、ホワイトライとか、もちろんどうでもいい嘘も含め、色んな嘘がキーワードになってるんだけど、もうちょっとタイトルひねれなかったのかなあ。この内容だとちょっとイメージ違います。でもテーマ自体はよろしいんじゃないでしょうか。

ブルーダイヤを軸としたグレーシーハイム家のリラ&お婆様が立ってるし、嘘というテーマでうまくミステリにまとめて話がブレたりはしないんだけど、その2人はいいとして他のキャラまで同様に筋が通り過ぎていてキャラの動きが単調なところが難点というか。だからこそお約束な王道なんだろうけど、この厚みの本ならもっと色々できたと思うのです。もったいない。
中でもティッカとエオノーラは不満足なので、ぜひ続編で活躍させてあげてください。

と、それなりによくできた作品だとは思うけど、何か面白みに欠けるよね。それは贅沢な要求なのか。十分面白いとは思いますよ。水戸黄門のような安定ぷりを求めるのであれば。

2011年3月28日 (月)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

ガガガ文庫 渡航著

平坂読絶賛の帯からしてそっちの方向というか、そもそもタイトルがそっちというか、読む前から本人リア充に気付かないまま進行のお約束展開であろうことが見て取れます。その通りでした。なお、僕は友達が少ないは1巻しか読んでません。

どんだけ神奈川好きなのか。作者は千葉出身ぽいけど。でも雪ノ下ってのは知りませんでした。これも鎌倉の地名なのね。そんな中、平塚と戸塚だけ微妙に浮いてるように見えてしまうのはきっと生粋の県民だから。ま、普通の人にはどうでもいいこと。でも何となく県民的に感情移入しやすいのでちょっと得してる気分でもあったり。

どこまでもテンプレなので、最初からそれを求めているならきっとすんなり受け入れられること疑いなし。日常系としては嘘でもいい子たちばかりの世界であることが個人的にはとても重要なので、由比ヶ浜も小町も戸塚も雪ノ下もそれぞれ魅力あるのはいい感じでした。というか葉山くんいい人なのが実にいい変化球で。とっても平穏な時間を過ごせました。八幡と雪ノ下のメイン2人はまだまだ本気出してない感じだったし、キャラ紹介的1巻としては上手く表現できていたと思うので、2巻以降も平穏な日常を貫いてほしいものです。

ということで、山も谷も何もない本当に何でもない日常系残念系ラノベでした。残念系の区分はまだ使いづらい感じだなー。

そういえば本文中でもネタになってたけど、ガガガ文庫で面白いと思ったのはわりと少ないんだよな。むしろガガガではこれトップクラスですよ。

犬とハサミは使いよう

ファミ通文庫 更伊俊介著

更伊F俊介と更伊俊介Aの二人組らしい。カバー折込み見てそんな風に思ってたらあとがきで本人がやっぱりFとAとか言ってるし。誰しも考えることは同じか。

無理やりラノベ読んでる自分に耳の痛いお話でした。さて、自分のラノベブームはいつまで続くのか。ま、たしかに体調や気分で変わるよね。もちろんそんなことは分かりきってます。とりあえず今日の気分はそこそここれ読むのに向いてる気分だったようです。一部気になる表現もあるけど、一応テンポよく読める程度には楽しめました。
でもミステリ的立脚部分はちょっとおざなりすぎるかなと。あくまでも転生するための設定であってそっちは付け足しってことですかね。というほど軽い部分でもないと思うんだけど。秋山忍を見習ってください。というか秋山忍になってください、お2人。それにしても彼女、20歳で何作出してるのさ。刊行ペース早くないか。中学時にはすでに売れっ子でないとちょっと納得しがたいところ。もちろんそれもそれで納得しがたいけど。しかもPCでなく万年筆だし。

ところで霧姫さん、何でハサミなのでしょう。そしてそのよくちょん切れるハサミは謎のまま。その謎のために2巻に続くんですかね。この巻で完結なら万年筆の筆圧だけでも同じシチュは表現できたろうし。という感じで霧姫は謎のまま。
対する和人は秋山忍の重さを表現するのとツッコミ役のためにとりあえず仕事する。死んでまで。えらいね。霧姫はぜんぜん仕事してないのに。
あと、本田書店のオッチャンやアフロといった脇役は結構好み。家族や大家やその他が希薄すぎて普段の生活を感じられるパーツがそこしかなかったともいえるけど。

ゲーム的手法としてはそろそろ古典入りしそうな用語集。これが序盤は段落ごとに出てきてちょっとうざいくらいだったけど、こういう設定解説的要素は小説でもあってよかったかも。多分これがテンポをよくしていた部分かなと。要するにテンポがすべての作品だったような。テンポさえよければわりとどうとでもなるもんですね。
ということで読後感は微妙だったけど、読み進めはする不思議な作品でした。

あと、犬は汗かかないよねとかも思ってたけど、それもあとがきで釘挿されてました。あざとい作者だ。

2011年3月25日 (金)

Fate/Zero 2 英霊参集

星海社文庫 虚淵玄著

3巻出ちゃったので押し出されるように2巻にようやく手を付け。

もちろんまだFateはゲームに触れていません。やらなきゃなーと思うんだけど、そんな時間も気力もなく。しかもZeroもアニメ化なんだよなー。おっつきませんて。

アニメstay nightは普通に楽しめた人なので、一応期待しながら読んでいます。虚淵は今まどマギでも注目されてるしねー。ま、あれは仕方ないのでBD買いましょうか。地震はアニメファンにひどいことしたよね(´・ω・`)

正統派すぎて面白みに欠けるきらいはあるけど、とりあえず世界というか雰囲気は出てますね。読みづらくならない程度に適度に含みのある描写、嫌味にならない程度に変化させる語彙、そういった細やかな部分で新鮮味を失わせずに引き込ませる虚淵ワールド。
世界観についてはTYPE-MOON側の問題なので、微妙に受け入れがたいんだけどこれはそういうものとして納得して、あくまでもストーリーそのものを楽しむスタンスでいれば十分楽しめる範疇です。それもこれも虚淵脚本なのでしょう。

とりあえず完結してる続き物なので、終わりまでは読むつもり。途中で強制ドロップアウトしたくなるような作品でないのはいいことです。それほど意外性はなさそうだけど、どうstay nightにつながっていくのか楽しみです。

2011年3月23日 (水)

ぜのん様である!

電撃文庫 おかゆまさき著

ドクロちゃんの人ですか。あれは好きです。アニメだけしか見てないけど。

徹頭徹尾お花畑でした。いあ、スイーツでした。よくこのテンションを300ページも続けられますね。それは素直に尊敬できる。
相当な密度の漫才。うん、コントというより漫才。おかゆまさきはお笑い界のAKBでもプロデュースすればがっぽり稼げるんじゃなかろうか。女子高生が体張ってこんなことやってれば間違いなく人気出るよ。もちろん掛け合いや間、勢いを上手く表現することができるという前提で。歌や演技が下手でも生きていけるアイドルとはそこは違うか。

強いて言えばパロディなしにしてオリジナルの笑いだけでも勝負できるんじゃないかと思うんだけど、それでも使わなきゃいけないのかってのがちょっと気になるくらい。あ、そういえばいのりんも気になるな。

読んで笑ってすっきりどうぞ。これはこれでひとつのラノベの完成形なのでしょう。ラノベ暦短い自分でもそれくらい思います。

2011年3月22日 (火)

五年二組の吸血鬼

一迅社文庫 糸緒思惟著

これ話題になってるよ、と押し付けられ気味に買わされたラノベ。
読んだ結果、話題になった意味合いがまるで違う方向だったということは理解できた。でもそこまでえっちぃかというとそれほどでもなく、むしろ初々しさが目立つかも。穢れたおっさんが読む分には心が洗われます。かといってこれを若者に読ませて変な方向性に目覚められても困ると思いますが。ジュニアアイドルのDVDが発禁になるのはやっぱりしょうがないかなー。やっぱりゾーニングしとけ。

内容は本当に何もなく、本の薄さに見合った内容の薄さ。でもそれは無理に背伸びをしてなくてちょうどいいという意味でもあるので、この作品に於いてはマイナス要素ではありません。でもこんなことに流されて育ったら翔くんも万里衣ちゃんもまともに育つことはなさそうだなあ。

最初から最後まで初々しく恥じらいながら桃子のいいなりでよかったと思うんだけど、ハッピーエンド(?)にするために人間に戻してあげなきゃいけなかったんですかね。でもあのバトルは蛇足かも。もっと能天気に退廃していくふわふわ感を残したまま収束してくれてよかったと思います。

一番よかった点は薄かったこと。気楽に20分ほどで読み終えます。ラノベなんてこのくらいでいいです。

ディーラー巡りその後。

地震のおかげでフィットシャトルの発表が延びたり、色々と計画崩れ。でもちょこちょこ回ってみて。

マツダ。一番のウリは値引率。でも安いというのは車種選定している現段階では検討材料にはならず。買うか買わないか、他と比べてどうか、そこまで踏み込んでからの材料なので、現時点では何ともいえないのです。
でも用途を考えると今のラウムから上位互換的使い方ができるプレマシーは一応アリかなと思ったり思わなかったり。この場合、対抗馬はやっぱりそのラウムの上位互換であろうアイシスになるわけだけど。
他の車種はあるとしたらビアンテとかかなー。ミニバンは今の流行なので気持ちがそっちに転ぶことがないとはいえないかもしれないかも。まあミニバンなら多分他メーカーかなと思うけど。やっぱりマツダならプレマシーか。もしくは安さに物をいわせてMPVまで視野に入れてもいいかもね。

トヨタ。系。用途だけで決めればそりゃアイシスなんです。求めてる性能は一応備わってますから。その結論はいまだ変わらず。ただそれだけで決めると面白くないので、じゃあフィットシャトルの発表延びたし来月発表のプリウスワゴンも考えとこうよ、くらいの気持ちで。そういえばプリゴンて略すとプリメーラワゴンと混同しそうなことに気付きました。この方向性で安く済ませるならフィールダーはやっぱりアリなのかもなー。どっちにしても心が動かされない感じです。目的は達してるのに。何ででしょ。

回ってないけど、三菱のデリカD:2はちょっと気になってます。本線にはならないけど、あれはあれで用途的に性能足りてるかもなーと。というか、それでもその方向性で今のラウムから上位互換であってくれないと決定打にはならないんですが。燃費とかはいいだろうけど、ラウムの広さはやっぱりコンパクトカーとしては破格なのです。
とりあえず、市内からディーラーがなくなったのがとってもマイナス要素です。

と、ディーラー巡りしてたおかげで決算期なので安くしますよ攻勢の営業電話がいくつか入ってくるそんな季節。そうね。でもまだ早いのです。

で、今の気分的には半分くらいEyeSight ver.2だったり。要するにレガシィへ。本線はB4で。ツーリングワゴンもいいけど、せっかくなので静音性重視でセダンと。でもやっぱり大きいんだよなー。昔のサイズのレガシィならさらに優位で考えてたかも。それくらいEyeSight ver.2の魅力は高いのです。面白いよね。ああいう近未来を感じさせてくれるガジェット要素は心くすぐられます。プレアデス星人とか関係ないよホントだよ。

ガソリン入れられないと言われてた時期に、今すぐ車買ってガソリン満タンで納車してもらおうとかズレたこと一瞬考えたりしました。半月で納車されたら間に合うだろうし。でも普通にガソリン入れられたのでやっぱり妄想でした。本気でそんなことするわけないじゃないですか。

2011年3月19日 (土)

クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅠ

ハヤカワ文庫JA 五代ゆう著

地震とか色々あって、一週間開いてしまったとか何とか。んー。ラノベレーベルじゃないけど実質ラノベですよっと。

読み始め、100Pほどはよくわからないまま読んでました。ハヤカワではよくあること。そのくらい進むと何となく世界を理解し始めてきます。輸入翻訳物じゃないんだからもっと早く理解しろ、おれ。

タイトルからしてアバタール。ジャンクヤードという世界。ここはゲームの世界?とりあえずキャラ紹介ね、なんてあやふやな感覚で、キャラが勝手に自我を持ってやりとりしてるのかなとか思いつつ、徐々に世界の中が見えていくというSFやファンタジーによくありがちな導入部です。

そこにいきなりパッチがあたったかのような新世界。アートマなる能力に目覚めて急展開。登場キャラたちは大きく戸惑い。こっちももちろん戸惑い。
キャラたちが世界の価値観、概念が崩れ去っていくことを感じながら、新しい価値観、概念、言葉を理解して成長していく過程の心境描写がこの1巻の肝だと思うんだけど、主人公のサーフがわりと寛容なキャラですんなり受け入れられるというか、対比に使われてるヒートがいるのでよりわかりやすく、感情移入しやすくなってます。ヒート、いい仕事してる。こういうキャラ大事だよね。おかげでサーフがよく映える。
その流れの中心でキーパーソンとなる少女セラ。血と言葉でエンブリオンのみなさんを手懐けていきます。なんてゆるいチームなんだ。だからこそ舞台の中心なんだけど。

この巻では多分キャラ紹介や能力の開花が主眼だろうと思うけど、トライブ同士の抗争、能力の使役といった、バトル要素もふんだんに。どうやら5巻構成らしいので今後の展開にも期待します。

あとがきにあるけれど、元は女神転生のために作っていた構想だったとか。そっちがお蔵入りになって小説としてまとめられたのがこの作品だそうな。女神転生好きな人は読んでみるといいかも。というか、あとがきまで気付きませんでした。でもネーミング的にいわれてみればたしかに。でもFC時代、ナムコットブランドの1、2しかやったことない人なのです。自分の中のメガテンなんて、ナカジマ、ユミコ、ですよ。

2011年3月13日 (日)

テンプテーション・クラウン

スーパーダッシュ文庫 雪野静著

まず媚びてないキャラ作りに好感。すごく魅力あるキャラというわけではないけど、それぞれその世界で自分のアイデンティティを持ってるんだなと思えるように作られてるところが特に。イラストもイメージに合ってていい感じです。世の中にはあんなに表紙詐欺があるというのに。

ゼファの目覚めから、背景説明を流しつつ、ルヴィ、彩姫に能力発動して絡まっていく展開まではわりと綺麗に進み。
王冠たちもすごいんだろうけど、主人公の能力いいですね。ロックブーケさんが七英雄最強なのと同様に、こういう能力はFランクだろうが最強になりえます。それだけで戦闘できなかろうがイニシアチブ。王冠級にしか効かないとはいっても、ちょうどそういう環境にいるわけだし。恵まれた環境とそれに最適化された能力。それはドラマになりますって。
そういう作品じゃないけどハレコメにも持っていけるし、ラノベ的に実用性高い能力です。でもコメディではなくてもハーレム要素はあるか。いいことづくめ。
という感じで、導入から前半まではとても面白かったです。

が、後半でバトル中心になってからの展開が理解不能。MTG的色分けにどことなく通じる組織ごとの立場の違いとかそういうのはまだいいんだけど、王冠たちの戦闘から先、もう何が何やらわかりません。バトルで役に立たない主人公だからというのもあるかも。それはバトルを中心にしちゃいけないんじゃないか。
そのわからなくなった展開を収めてくれたのはやっぱり主人公。というかゼファの能力。というかその能力に転んだラースの動き。でもおかげでさっきまでのバトルは何だったのかとやっぱりわからなくなってしまったり。どうにも理解できない頭の持ち主ですみません。

一人称視点を大事にしてるからなのか、他の選定者の悪魔が表現されてなかったのがちょっと気になりました。他の悪魔も知的だったり引きこもりだったり脳筋だったり色々いるかもしれないし、実はゼファだけが会話能力があるのかもしれないし、非常に気になる要素です。
次巻以降でバトルとはちょっと違う方向に進んでくれてそういったところも表現されてったらいいな。いっそハレコメになってもいいので。

2011年3月12日 (土)

逃走少女と契約しました。猫だけど。

HJ文庫 西村文宏著

このところいつも思うんだけど、本当にタイトルどうにかしたほうがいい。いくら流行だからって。せめて帯のキャッチかサブタイトルくらいにならないものか。面白い作品ほどそう思う。えぇ、面白かったんですよ。斬新てわけではないけど、よくまとまってるいいライトSFだ。

電子機器に対して絶対的な支配力を持つ突然変異フェアリネット。しかも自我あり。のフィー401。悠木碧の声で勝手に再生されてました。アニメGOSICKのせいです。だって口調が。
対する、記憶失くしたけど色々頭の回る黒猫アルフ。矛盾してるけどよくあること。そしてこの世界は猫が激減してるらしい。それはますます貴重だ。

まず箱庭作るにあたっての説明が綺麗にまとまってました。世界を跋扈するアルテミス社。その庇護の下で生活している田舎王国の一地域。箱の中だけで話は進むけど、箱の外の世界の展開が想像できるような作りになってるのがポイントです。SFの根幹。

そんなアルテミスの追っ手から身を隠して、協力者のドラマやトレインチェイスまで魅せてくれる波乱のシナリオ。
自我を持つフェアリネットを否定してくるカルラが自我を持ってるようにしか見えないあたりは何か含みがあるんだろうか。社のセキュリティと製品の違いと解釈するのが無難か。ちょっとどう判断すればいいか難しい。
それにアルテミスの目の届くところならどこでも対応可能なことから、中枢がこんな田舎国にあるとも思えなかったり。普通にクラウド化もされていれば多元に冗長バックアップも備わってるだろうし。耐フェアリネットプロテクトまで備えてたことも鑑みて相当に高度な設計なんじゃなかろうか。研究所の末端機器潰したくらいでは対策できるとも思えず。
そういうわけでカルラだけちょっと納得しがたい動作でした。フィーはスタンドアロンだから納得できるんだけどな。それにしてもどんだけのレイヤでどんだけのプロトコル操れるんだか。逆にそれがかっこいい部分だけど。

痛車ならぬ妹痛馬車とかあれもユニークでした。ツッコミなかったし兄について諦め入ってるんだろう、マリー。

まだ冒険続きそうだし、今後も楽しみです。

宮城沖地震

昨日の地震。これ以上の分類はない震度7の激震。規模もマグニチュード8.8と日本では観測史上最大らしい。
23区でも震度5強。間違いなく人生もっとも強く長く感じた災害。免震設備的にもっとも充実してるといわれてるところで働いてる恩恵あってか、せいぜい机の上の温湿度計がパタっと倒れた程度の被害しかなかったけれど、たしかに揺れはひどかった。震源に近いところの人たちの恐怖はどれほどのものだろう。
地震後のTV中継もTSUNAMIのライブ映像がさらに恐怖を煽り立て。家や車も飲み込んだ瓦礫の山の濁流が襲ってくるとか。何だあれ。鳥瞰視点で見させられるとそのすさまじさを理解せずにいられない。どこのVFXかと現実逃避したくなる。道行く車がリアルタイムで飲み込まれていく様を見せられるのは逆にパニック引き起こしてもおかしくないというか。
とにかく衝撃の災害でした。

まあそこは全国ニュース的なことなので専門家に任せるとして。

まずやることとして、家に電話。とりあえず無事らしい。ニュースによれば震度4らしかったので、ダンボールが多少崩れたりはあるにせよ、家崩壊の災難は避けられたと思ってよいのかなと判断。山の中なので津波の心配だけはないのが救い。もちろんまだ余震の警戒は必要だけど。

そして業務後にどうするかが悩みの種。公共の交通はすべて止まってるに等しく、もちろん山手も小田急も復旧目処は不明。でも小田急以外で家に着くことは不可能なので、とりあえず新宿には出ようと決める。職場は泊まってっていいというものの、あの空気で一晩過ごす気にはなれなかったので、無理やり友人誘ってみたり。どうせ今夜は話題に困ることなんかない。

上手く連絡付いて新宿で合流することに。彼が御苑で働いてる人だったのは幸い。それから週末前だったのも幸い。
18時に出ててくてくと適当にあるいて20時頃到着。約2時間。地図も持たず大通りの案内板だけを頼りに歩いたのはこんなルート。
http://www.mapfan.com/routemap/routeset.cgi?Func=r&MAPS=E139.44.31.7N35.37.33.1&MAPK1=E139.44.28.8N35.38.4.8&MAPK2=E139.43.35.3N35.38.29.0&MAPK3=E139.43.31.5N35.38.54.6&MAPK4=E139.43.9.7N35.39.56.6&MAPG=E139.43.8.2N35.41.3.9&COND=normal&HW=avoid&FR=default&REST=unuse&WAY=walk

道に溢れる人や車を見てるだけで被害の規模が伺えます。到着しても予想はしてたけど連絡が中々付かず、でもどうにか合流。飲み屋を2軒ハシゴして今日のこととか色々。とりあえず窮屈ではあったけど鳥串美味しかったです。
というところで小田急が動き始めたことを確認。駅行ってみたら2:15最終小田原行きとか。はー、これで帰れる。そして帰宅時刻が4時過ぎ。部屋を見たら本が崩れてたけど、大きな被害というほどでもなく。そも元からして散らかってる部屋だし。
地震ニュースのチェックとかしつつも疲れてるので何もする気力も起きず、ちょこちょことメールのやりとりしながら寝落ちる自分。寝てる最中にも揺れを感じつつも眠いので無視して寝る。危機意識が足りてない証拠ですね。そして10時に目が覚めたらやっぱり体中が痛かった。やはり革靴で10km踏破はきびしかったか。被災地の人に比べればマシだろうけど。

それにしても激動の1日でした。こんな中付き合ってもらったり、美味しいお店に連れてってもらったり、何より精神衛生上救われたので、TBIくんありがとさん。

これを書き終える今、地震から約1日。被害の拡大が少なくなりますように。

2011年3月10日 (木)

カフェとオレの先輩

MF文庫J 樋口司著

タイトル修正してほしいなあ。略称を先に考えてそれに無理やり当てはめたかのような。絵もちょっと。カラーPはまだ許せなくもないけど、挿絵は本当にどうにかしてください。これならない方がいいよ。そう思ってるのは自分だけですかね。

ハレコメと思いきや読んでみればヒロインは菜月1人でした。導入部では菜月もキャラ濃いなあと思わせぶっておきながら、他の子たちはもっとぶっとんでるという。これ、ちゃんとハレコメにしてよかったんじゃないかな。せっかくいいキャラたちなのに。ただの脇役じゃもったいないですよ。
といってもこのバカな主人公にそうそう心を向けさせるのはきびしいか。父ちゃんのフランクっぷりがまた洋平のバカさを引き立ててくれていい感じ。ま、永遠に成長しないんだろな。したらコンセプト変わっちゃうし。このままこの日常を続けてください。

あと、こういうキャラについてよく思うのだけど。椿さん。年齢は聞けなくても想像くらいはできると思うんだよね。想像さえ許さないという様式美もわからなくはないけど、何が何でも様式美というのもいい加減お腹いっぱいというか。聞けませんでした、それはいいけど、じゃあどのくらいか、くらい頭をよぎらないわけないと思うのです。そういう表現してる作品てないのかなー。シリアスなやつとかでなく、この路線でこういうキャラで。

モコちゃんも兄貴も、とにかく女の子がみんな何かしらのギャップ萌え要素を兼ね備えているという豪華仕様。とりあえずこの女の子たちを見てるだけで楽しめました、はい。

グァテマラいいよね。コーヒーくらいしか思い浮かばないけど。

2011年3月 9日 (水)

ひきこもりの彼女は神なのです。

HJ文庫 すえばしけん著

何か最近人外物多くないですか。ラノベがそういうジャンルだから仕方ないですか。

主人公丈夫。でも重力操作はあまりこの巻では役に立ってないかも。この子は能力よりも生き様が大事だよね。だから感情移入はしやすいかと。

しかし幼馴染を中心に悲劇の舞台ってのは。亜夜花との邂逅のためには色々と準備が必要なんでしょう。力尽くで引っ張り出すのではなく、空気作って流されるように連れ出すという、傷の舐め合いによる草食的展開。内容自体はそれでいいと思うけど、表紙のイメージと違うのが気にかかります。もちろん卵と鶏はこの場合鶏が先ですが。

それに、後日譚のまとめ方もちょっといただけなかったかなあ。特に3。いらないでしょ。ただでさえ亜夜花が人間臭いのに、散々本編でいってた神の価値観は違うってのをここでさらに自ら否定とか。そもそも価値観だけでなく思考ルーチンから違っていいくらいなのに。

でもま、主人公がちゃんと筋通してくれる子だったので、カタルシスは満たされるかな。微妙に悲劇だけど結果はそこまで重くないし、未来はこれからっていう感じでまとめられてるので一応はハッピーエンドなのでしょう。でもこの町自体が実験的ということからまたすぐ陰惨な事件起きて以下続刊ってことですかね。まあ気が向けば2巻までくらいは読むかも。細屋くんの活躍に期待しよう。

どうでもいいけどウルリカちゃんはカレー好きなんですか。そうですか。たまねぎとかにんにくとか食べられるんですか。犬?

とわいすあっぷっ!

スーパーダッシュ文庫 阿羅本景著

面白いかつまんないかでいえば、面白い寄り。ありかなしかでいえばなし。東京都でなくとも二次元の表現規制したくなる気持ちがわかるわ。事実がオタ向けでしかないことは置いておくとして表向きは低年齢層向けでしょう、ラノベって。とするとちょっとねえ。18禁でゾーニングされたものであれば別にこれでもいいんだけど。
成人の規定って何歳が妥当なんだろね。個人的にはローティーン過ぎたら十分と思ってたりするけど、それは社会が許さないし。まあ高校生なら読んでもいいけど中学生にはどうだろって内容。

とにかく。色気出してラノベ書くならちゃんとラノベとして構想すべき。こんな内容なら最初からエロゲライターらしくエロゲで表現すればいいのに。寸止めなら何でもありってわけじゃないでしょに。モザイクで見えないようにして本番が実際はないといったってAVはAVなんですよ。
ただし、これがエロゲだったらおそらく自分はわりと楽しめたはず。だからこれがエロゲでなかったことが個人的には残念に思うのです。この人のエロゲ1本もやったことないですが。でもそのうちやってみてもいいかも。

何はなくともまずヒロイン1号。このキャラの魅力を最大限に引き出すにはどうやったってプラットフォームをエロゲにしないわけにはいかないと思うのです。小説だとウザさを打ち消せるほどにはなれないんじゃないかなあ。変態もっと突っ走れ。エロゲ化で。
ヒロイン2号はラノベでもメイン張れる王道な子。もちろんこっちのが好み。ちっぱい。というか普通にまっすぐで健気だし。四天王に慕われるそのカリスマ溢れる気概も。多分そのうち対峙しそうなお姉ちゃんも概ね想像付く感じ。きっといじりがいのあるお姉ちゃんなんだろうなー。

それに対して悟はぐじぐじしてむっつりで頭悪いという。その頭の悪さは表現によるものでなく、本当に何言ってるのかわからない軸のブレっぷり。これを狙って書いてるならこの作家さんすごいよ。多分ナチュラルに変な文章なんだと思うけど。主人公の心理描写部分の文章を理解するのが苦しかったです。でも15歳なんてそんなものかもしれないし。まあ主人公としてやるべきことはやっていたのでこれはこれでいいんでしょう。このままいけばヒロインたちにひっぱられて変態に目覚めてもおかしくないね。そこへさらにママさん開眼とか。多分そんな展開。エロゲ化なら。

しかし封印といえばやっぱり壺ですか。何でそんなワレモノ注意に封印するんでしょうね。

シャドウ・ネゴシエイター 神魔の交渉人

スニーカー文庫 みなみケント著

後書きによれば2人で書いてるそうな。目が行き届いてよろしいんじゃないでしょうか。意見の不一致が顕著にならない限りは。

とってもライトでした。うん、ライト。登場人物がみんなゴッド(ゴデス)ファッカーたちの子であるのに、その経緯についてはまったく触れてないところとか。
シナリオ本編よりも、世界がダブルで溢れてるそれはどういったシチュエーションでくっついたり孕んだりしてるのかの方がよっぽど気になります。多分世代的にまんべんなくいるだろうし、八百万とか今後どんどん増えることを考えても、現在進行形でこの世界はきっとアンモラルでインモラルな世界になってるはずなんです。正直、0巻をこそ読みたいです。

そんな設定の主人公とゆかいな仲間たちであれば、それはみんな勇者の血筋であって当然で。相手も同様ですが。だからシナリオでつまずくことなどあるはずもなく。つまずいてる描写があったとしてもそれはつまずいてないんです。血筋的に。このあたり、ラノベに限らないけど物語を作るうえでの難しさ。つまずかせるなら主人公にもうちょっと自信を持ってる部分を持たせて、そこを挫かせるように表現しないとつまずくことにならないんだよね。血筋的に。
その主人公の一番重要な長所は父神から譲り受けた外見らしいので、そこをコンプレックスにしちゃうとどこに自信を持たせるか中々に難しくなるか。やっぱり鍵は仲間ってことになるのかな。オーソドックスに。今のところ影の薄いヒロインたちの今後に期待しましょう。

そしてネゴの部分。タイトルにもなってる、交渉術、取引き、駆引き、そういった場面をもっと深く掘り下げていってほしいものです。1巻は小手調べ的なフィラちゃんだったので見せ場も弱く結果出ちゃったけど、そもそも魔害って人間と同じような価値観、思考ルーチンで動いてるんだろうか。そのうち対峙しそうなラ・ザ・ファムも俗っぽすぎるよね。神とか出すならもっと根底から考え方の違う反応見せてくれてもいいんじゃないかなと。そういう相手に対して今後どうネゴっていくのかが注目です。というか、そういう相手とネゴってくれなきゃこの作品に価値はないといえます。次巻以降に期待です。多分そういう相手は早くて5巻以降くらいだろうし、そこまで自分が持たずに読むのやめてる可能性は高いですが。

あと、これ、プラットフォームはエロゲでもよかったよね。回復手段の設定とかどう見てもそれはあれでしょうに。フミノちゃんがんばれ。轟助さんもふもふ。

2011年3月 7日 (月)

うちの会長は荒ぶる虎猫に似ている。

HJ文庫 空埜一樹著

初めて読む作家さん。ラノベ暦半年に満たないわけだし当然か。

普通に読ませればいいものをよほど注目してもらいたいのか【xxx】はいったい何なのか。ウザいなーと思いつつも、そこは受け入れるべき部分として読み進める。でも後半行くほどにだんだん重要度落ちるというかチョイスがおざなりになっていく感じで、書いてる本人も飽きてるとかどうでもよくなってきてるんじゃないかと思えるんですけど。あえてそのスタイルを採用する必要あったんだろうか。構想時には何か思うところもあったのかもしれないけど、テンション続かないならやらなくてもよかったんじゃないかな。

舞台もまたつかみどころのない設定で、超巨大学園というか、よくある箱庭。外界とシャットアウトするにはそういう無茶ぶりも必要か。
そして内容はとにかく小学生でも理解できるくらいにまで削ぎ落とすだけ削ぎ落としたシンプルな勧善懲悪スタイルと。
登場人物もみんな立ち位置はっきりしてるし、主人公迷いがないよ。よっぽど幼馴染が葛藤に苛まれてるよ。というかそれがなかったら幼馴染登場させた意味もないくらいに。例によって女の子比率は多いけどハーレムって感じじゃないもんね。
でもその幼馴染他女の子の感情の機微に疎くて、依頼人の挫折とか周囲の嫉妬の感情は理解できてる主人公って何かおかしくね?ここは筋が通らない。幼馴染の気持ちをわかってて無視するくらいのキャラでよかったと思います。こういう主人公なら。

幼馴染以外の取り巻きたちは今回まだ弱かったけど次巻以降で出番あるんでしょう。氷室会長は実力と存在感はあるけど君臨できるほどの結果出してるんだろうかと思わなくもなかったり。でもまだきっと片鱗だけなんだろうし。

何だかんだでシンプルに徹してるおかげで非常に読みやすいという。これはこれで1つのスタイルかなと。
どうあっても道を踏み外す展開になりえない、ある意味王道物語でした。

読み終えた後に謎が1つ。何でこのタイトル?ネーミングポリシー的に近頃の流れに乗っかってみましたってだけで、何の脈絡もないかと。

とりあえず2巻までは読んでみてもいいかも。3巻以降はさすがに読まないと思う。

2011年3月 6日 (日)

物欲の方向性

物欲により、ディーラーを回る1日。車を新しくする気になってます。8年で6万kmしか乗ってないんだけど、変えるなら収入の安定してる今のうち。

今日回ったのは、カローラ、ネッツ、トヨタ、日産、ホンダ、スバルの6店舗。そういやはま寿司できて三菱なくなったって今日まですっかり忘れてたよ。

カローラ店。
無印のカローラがすでになくなってたことを初めて知りました。今はアクシオというらしい。まあフィールダーのが定番な気はしなくもない。
カローラは狭いことと古臭さを感じるそのブランドさえ除けば基本的にすべてつめこまれた至高の車だとは思うんだけど、そのマイナス要素のおかげで結局いつも選択肢から外れる不遇な車種です。ホントにいい車だとは思うんだけど。
となるとここで見るべきはノア。付き添いの友人はプロボックスにご執心のようだったけど。案内してくれた店員さんはラクティス絶賛でした。説明によるとファンカーゴの後継らしいので、であればその選択肢はありえない。bBほどじゃないけど、ファンカーゴ乗りは運転マナー悪い印象が強いのです。bBすごいよね、赤信号で停止してると後ろから追い越して信号無視して走ってくんですよ。それは極端な例だけど、普通に幅寄せとか無意味にクラクション鳴らしたりそういう傾向があまりにも強いよね。何なの、あの人たち。

ネッツ店。
そのbBの巣窟。でも今のラウムはここで買ったんだよな。今はネッツ湘南となった元ビスタ店で買うべきだったか。あまり関係ないけど。
行ってみればいつもの担当営業さんに付かれてしまったという。そこでラウムが今月で終了のお知らせ。後継車もないらしい。がっかり。いい車だったのに。こういうコンセプトくっきり、用途絞り込んではっきりさせてる車はそれだけで素晴らしいと思うんですけど。8年前にフルモデルチェンジしたときに、取り回しがよくて広くて婆さんとか家族乗せてくのにちょうどいい電動スライドドアまである、何から何まで理想の車だったのでこいつを買ったわけですが。しかも可愛かったし。
この用途では今後はもうアイシスしかないのかなー。しかしそれはネッツ店ではなくトヨタ店だ。

トヨタ店。
そのトヨタ。ここは親父のクラウンの手入れしてもらってるところで、自分は特に関係ないんだけどなぜか顔割れてるという。何でさ。
そしてアイシスを見る。クラウン買ったら親父と被るし、プリウスも友人と被るので、この店で見るべきものはアイシスしかないのです。やっぱり目的を絞るとこれしかないんだよなあ。でも何かしゃくなので多分アイシスは選択しません。
普通ならプリウスは選択肢に入るんだけど、これも友人に先越されてるので選べず。でも初夏くらいにプリウスワゴン出るそうなので、そっちは視野に入れてもいいかも。どうだろね。

日産。
プリンスじゃない方。青だっけ赤だっけ。多分元ブルーバード店。店員が非常にぶっきらぼうで、どうせ買わないんだろ冷やかしかみたいな態度。話してる間にだんだんそれは和らいできたけど、逆にタメ口で馴れ馴れしい態度という。客商売のつもりなのか、やる気あるのか、この店員。マーチ(セルモーターかけなおし)とセレナ(ベルト制御)のアイドリングストップの違いとか聞いておきたいことは聞けたのでまあいいけど、もうちょっと客に対する態度改めた方がいいですよ。
車種的にはX-TRAILもウイングロードもシルフィもそれぞれよさそうだったので検討の余地はありそうということで。まあリーフはないな。EVは10年後にまた考えよう。

ホンダ。
フリードのあまりの狭さにびっくり。瞬時に選択肢から外れました。あれはないわ。あれならスパイクかステップワゴンだなあ。というかこの3種、インパネそっくりね。再来週にフィットシャトルが出ますよと言われたのがちょっと気になったのでまたその頃に見に行ってみます。狭そうではあるけど、2列目さえ下げられればフリードよりはどうにかなるかも。ハイブリッドってところも現代的だしね。新し物好きとしてはそれだけで注目。

スバル。
今のレガシィってやたらと大きいんだなあ。特にツーリングワゴン。アウトバックくらいならどうにか取り回せるかな。インプレッサも今はマニュアルよりオートマが主力らしい。イメージずいぶん変わっちゃったなあ。フォレスターも悪くない。ただ、スバルって微妙に高いイメージが。でも店員さんの丁寧さでは今日一番だったかも。車買う時点で10万20万なんかどうせ誤差とか思ってるし、サービス面でいい印象維持できれば十分選択肢。
トヨタ系になっちゃったのが残念。どうにか今後も独自路線歩んでほしいものです。

外車ディーラーは近所にないので検討する予定なし。トヨペットとかアンフィニとかは気が向いたら次回回るかも。回らない可能性も高いかな。スズキとかさすがに用ないし。夏あたりを目処に考えを深めていきましょう。

やっぱりウェブで見るだけと実車見るのとは大違いでした。そんなわけで今日は色々と収穫。
結局まだまだ方向性絞りきれてないので、もうちょっと考えてみましょう。ま、パンフはもらってきたさ。

あと、最重要パーツ、カーナビ。今どきの車はカーナビが本体で車がおまけです。それは言い過ぎだ。

DVD-Rに焼いたMP3を再生できるカーナビ。これが最重要事項。あとはどうとでも。という基準で探すとKENWOODしかなかったというか、他のメーカーはできないか曖昧でわかりませんでした。DVD-Rに対応、MP3に対応ってだけじゃわからないよ。色々調べてみるとあまり対応はしてないみたい。今使ってる富士通TENも非対応だし。
http://www.kenwood.co.jp/products/carnavi/mdv_727dt/av/cd_dvd.html
KENWOODだけはこういう対応表載せててくれてたので、それだけでこのメーカーを他社より信用できるよねと思わせてくれます。ということで車はまだ決めてないけどカーナビだけはKENWOODに決めました。製品の絞り込みまではしてないけど。
MP3にさえ対応してればビットレートやサンプリングレートがどーたらあーたら、なんてのはこっちでいじれるのでそんな細かいことはどうでもよく。イコライザーとかもいらんのですよ。どうせ騒音の中での再生。

欲を言えば、正直カーパソが欲しいんですが、日本ではまるで出てません。こういうところも囲い込み重視のガラパゴスかよと思わずにいられません。海外のサイトではちょこちょこHITしたんだけどな。
桐乃でおなじみiPhoneユーザ的に最近話題の擬似3D技術使ったナビゲーターとか、KinectのSDK出すみたいだし骨の人取り入れてみるとか、PSPカーナビのMAPLUSがキャラや声優をカスタマイズできる機能持ってるんだからボカロなり何なりで声もそうだし、そもそも地図データだって有償アップグレードなんかじゃなく、最新版いつでも拾えるタイプにしたって月額有料サービスでなく、もっとシンプルにGoogleEarth連動とか、そも自分で書き込みとかしたくもなるわけで、そういう突っ走ったカスタマイズをするためにはやっぱりカーパソしかないと思うわけです。

どこか気合の入ったベンチャーさん、そういうの作ってください。既存のメーカーさんはきっとしがらみで作ってくれないと思うから。もう2DINベアボーンでいいよ、ホント。

2011年3月 3日 (木)

アクセルワールド1 黒雪姫の帰還

部屋の整理ができないので新しい部屋にいっそ引っ越せ、的なそんな後ろ向きなスタートを。

引っ越し第1弾はこの本になりましたとさ。アクセルワールド1巻。
勧められるがままに読んだ先生絶賛のソードアートオンラインが面白かったので、こちらも読んでみました。先生はこっち酷評してましたけどね。

コンプレックスまみれのブタくんが、彼の唯一の心の拠り所で花開く、これまた王道的な作品。基本姿勢はSAOと変わらないですね。違うのはキャラクター付けの扱いくらいで。でも立ち位置はみんな一緒。

キャラもまずまず。おどおどしてるわりに考察力とか中1にしてはちょっと大人すぎやしないかと思わなくもないけど、そこはハルくん、主人公だし許容範囲。黒蓮ちゃんも山あり谷ありの絶対的存在感を見せつけてくれます。やっぱりこういう品のある女キャラにどうしても弱いです、自分。何より名前がBlack Lotus。

この川原礫氏は文章も読みやすいし、何よりキャラの心の機微というか、作中のXSBケーブルの長さじゃないけど間合いの取り方が上手いなあと感心します。読んでいてさもその場にいるかのように錯覚させられる空気を感じさせる描写力というか臨場感の作り方が他のラノベ作家とは一線を画してます。ケーキを食べてる描写でケーキの味を感じられる文章を書ける人ってのは稀有な存在なんです。

黒蓮ちゃんの主人公への意識の向き方とか、ところどころ気にかかる部分もないではないけど、ラストのちょっとおざなりなタクの転換の描写以外は特に不都合もなく読めたかなと。タクの弱さを考えるとそうなって然るべき展開ではあるけど、そこへ至るまでのあっけなさがちょいと物足りなく感じたり。それを差し引いても十分面白い作品であることは間違いないですけど。今のところもっとも打率の高いラノベ作家さんであることは間違いないです。早く続き読もっと。

先生がSAOを好んでこっちを好まない理由は何だろうと考えると、おそらくは主人公の設定じゃないのかなと思ってみたり。外見含め。

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